丸いウォンバットの観察日記@

月末は忙しいのでなかなか更新できません orz

スウィ☆○ブ

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性懲りもなく前回の続きです。
http://blogs.yahoo.co.jp/marui_wombat/39381718.html
下品さが増しています。苦手な人はスルーで!


(前回までのあらすじ)

マミりん王国に捕まり、
怪人バッタ男に改造された丸井。
再び人間になる為、
ムチが得意な妻のスウィと
息子のベ○の三人で旅を続ける。

「早く人間になりたい」

そう願う丸井が人間になる日は
果たしていつの日か?




〜第3話「脱走!」〜



「大変だ! スウィ、すぐに逃げよう」

私はスウィの部屋に飛び込んで叫んだ。
スウィはベッドに寝転がって唐揚げを貪っていた。

「なによ。そんなに慌てて。もぐもぐ」

「マミりん国王の暗殺に失敗した。
 しかも、俺が犯人だとバレた」

私はシャンデリアを国王の頭上に落下させ
暗殺しようとしたのだが、
国王はシャンデリアの直撃を受けても
平気な顔で立っていた。
(某ウサギさんアニメのキレネンコかっ!)

「えー。私関係ないじゃない。
 一人で逃げたら? もぐもぐ」

「国王を暗殺するって言ったら
 スウィさんも賛成したじゃん。
 私が次期国王になるって喜んで」

「冗談に決まってるじゃない。
 まさか根性ナシのあんたがホントにするなんて
 夢にも思わなかったし。
 むしゃむしゃ」

なにげに酷い事をいうスウィ。

「一緒に逃げてくれないと
 スウィさんが黒幕って言いつけるよ」

「・・・・・・それは困る。
 ごくごく」

コーラを飲み始めるスウィ。
緊張感がなさ過ぎるよ。


という訳で、私とスウィの逃避行は始まった。
国王から支給された戦闘車両(スズキのマーボー)に乗って。

「この先の海底トンネルを抜けたら国外だ」

私はスウィに向かって安堵の表情を浮かべた。

「待って、なにかいるわ」

スウィはトンネルの入口を指差した。
道を塞ぐように1台のスクーターが停まっている。

「腐っ腐っ腐っ。
 ここから先は通さないわよ」

「誰だっ!」

私は停めた車から降り、叫んだ。

「腐っ腐っ腐っ。
 私はマミりん王国の暗殺部隊幹部
 仮みえライダーよ」

くっ、彼女も私と同じバッタタイプの改造人間のようだ。

「スウィ。頼む」

私はポケットから単一電池を取り出し
スウィに渡した。
(単三でも良かったのだが、単一の方が強そうだから)

「えー。いやよ。・・・・・・汚い」

「我慢してくれこのままじゃ二人ともやられる」

「・・・・・・仕方がないわね。
 えいっ。ズボッ」

「はうっ!! プラグインッ!」

私は電池のエネルギーでバッタ男に変身した。

「同じバッタタイプ同士、性能に違いはないはず。
 どっちがバッタモンのライダーか見せてやるぜ!
 ドライバーキーック!」

仮みえライダーと私は同時にジャンプして同じ技を繰り出した。
二人は空中で交差して着地する。

「・・・・・・バッタ」

私は音を立ててその場に倒れた。

「丸井さんっ!」

スウィが慌てて私に駆けよる。

「腐っ腐っ腐っ。
 どうやらバッタモノはあなただったようね」

勝ち誇ったように仮みえライダーが笑う。

「なぜだ? 
 性能が同じなら少なくとも相打ちになるはずなのに」

「性能が同じ? 笑わせないでちょうだい。
 同じバッタ目でも貴方はイナゴ、
 私はトノサマバッタの遺伝子を受け継いでいるのよ」

「くそっ! もう一度勝負だ」

私はよろめきながら立ち上がる。
しかし、さっきの攻撃のショックで
変身が解けてしまっている。

「スウィ。もう一度頼む」

「無理よ。イナゴじゃトノサマバッタに勝てないわ。
 ・・・・・・それにもう電池がないの」

スウィの表情は彼女の絶望を表わしていた。
愛する女性にこんな顔をさせるなんて・・・・・・。
私は自分の不甲斐なさを呪った。

まだだ。
まだ何かやれるはずだ。
例え変身できずともこの手足が動く限り
彼女を守ってみせる。

その時、ふと視界にあるものが入った。
仮みえライダーがのっていたスクーターだ。

「!」

私はスクーターに向かってダッシュし、
バッテリーを外した。

「スウィ。・・・・・・頼む」

私はスクーターのバッテリーを彼女に差し出した。

「無理よ・・・・・・そんなの」

スウィはバッテリーから目をそらし呟いた。

「無理でもやらなきゃならないんだ」

「ダメよっ! そんな事したら丸井さんは・・・・・・」

「俺の事はどうなってもいい。
 今、この窮地から抜け出すにはこれしかないんだ」

「・・・・・・わかったわ。
 えっ、えいっ!」

スウィはバッテリーを強引に捻じ込んだ。

「ぐあぁーーーーっ! プ、プラグイン!」

12Vの電圧で私の体は飛躍的にパワーアップした。

「ドライバーキーック!!!」

私は渾身の一撃を仮みえライダーに放つ。

「鬼畜攻め萌え〜」

断末魔の叫びを上げ、仮みえライダーは倒れた。



スウィは動けなくなった私を助手席に乗せて車を走らせる。

このトンネルを抜けると二人は自由になれる。
この先には幸せな二人の未来が待っている。

「丸井さん。もうすぐ王国から出られるわ」

スウィが私にむかって声をかける。

なぜだろう? 
すごく幸せなはずなのに体が震える。

ああ、そうか。
寒いんだ。

私は尻から大量の出血をしていた。

だんだんと意識が薄れていく。

「丸井さんっ、丸井さんっ!・・・・・・」

遠くで私を呼んでいるスウィの声が聞こえる。

なんで泣いているの?

もう自由になれるんだよ。
これから二人で幸せになれるんだよ。

「幸せになろうね」

私は最後の気力を振り絞ってそう囁いた。
そして私の意識はゆっくりと闇に溶け込んでいった。




                         おわり

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前回↓の続きです。
http://blogs.yahoo.co.jp/marui_wombat/39365250.html
例によってお下品なのでイヤな人はスルーで!


(前回までのあらすじ)
愛する女性、スウィさんに騙され
悪の帝国、マミりん王国に無理やり連れてこられた私は
マッドサイエンティスト・ドクトルろこあに改造手術を受け、
怪人バッタ男にされてしまった。



〜 第2話「幹部登場!」 〜


「これからお前の上官を紹介する。
 ついて来い」

マミりん国王に連れられ、
秘密基地の奥へと移動する。

「ガラガラ」

ガラスの貼られた木製の引き戸を開いて
幹部室に通される。
そこには見覚えのある女性がいた。

「あっ、スウィさん」

「スウィではない。貴様の上官の
 ズヴィ大佐だ!」

スウィさんは戦隊モノでみかける
悪の幹部が着ているような
露出の高いコスチュームを着ている。
(グッジョブ!)
右手には短めのムチを持ち、片目に眼帯をしている。

「スウィさん。ノリノリだなぁ〜
 コスプレですかぁ?」

「貴様、上官に対してなんだその口の聞き方は!
 ビシッ!」

スウィさん、いやズヴィ大佐は
容赦なく私をムチでぶった。

「はぅっ!」

痛い。でもちょっと嬉しい。

「しっ、失礼しました。大佐殿」

「うむ。分かればよい。
 これから脱走兵の処罰に向かう
 ついて参れ」

「はい」

私はズヴィ大佐について幹部室を出た。


部屋を出た瞬間、
大佐は振り返って私に抱きついた。

「痛かったぁ? ごめんね。
 でも、マミりん国王の前じゃ
 ああしないといけないから・・・・・・
 丸井さん、私の事を嫌いにならないでね」

「大丈夫だよ。ちょっと嬉しかったし
 ところでスウィさんも改造手術を受けたの?」

「受けるわけないじゃない。
 あんな怪しげで危険な手術。
 丸井さんよく無事でいられたわね」

「・・・・・・やっぱり」

私は改めて私が人体実験されたのだと理解した。



大佐と共に、地下牢に行くと、
そこには脱走を企てた戦闘員が捕らえられていた。
その男の顔には見覚えがあった。
確か、私と同じ頃に捕まった「たなかな」という男だ。

「ごめんねぇ。貴方に恨みはないけど、
 見せしめの為、拷問しないといけないの。
 二度と脱走をしようなんて思う者が現れないようにね」

ズヴィ大佐は優しい口調で恐ろしい事を言う。

「いいっ!」(驚いた様子で)

一般の戦闘員は声帯を改造され、
「い」の音しか発する事ができないのだ。
なぜそんな不便な事をするのかは知らないが・・・・・・。

「ビシッ!」

思いっきり振りかぶってムチを振るう大佐。

「イィーーーーーッ!」

悲痛な叫びを上げる戦闘員。
この様子は撮影され秘密基地全体に放送されている。

「グリグリッ!」

ヒールで踏みつける大佐。

「いぃーーーーーーーっ!」

複雑な声を上げる戦闘員。

「下っぱのクセに私を煩わせるとは、いい度胸ね。
 この駄犬! ビシッ!」

言葉責めを浴びせながらムチ打つ大佐。

「いっ、いぃーーーーーーーーっ!」

どことなく艶っぽい声を上げる戦闘員。

その様子を眺めながら私はふと思った。

果たしてこんなのを放送して良いものだろうか?

脱走者を防止するどころか、
脱走者が続出するのではないか?

そんな当たり前の疑問が頭の中を過ぎった。



                         つづく
注:この記事はちょっとお下品な表現が含まれます。
  食事中の方、お上品な方はスルーしてください☆



数日前の記事でマミりん王国に捕らえられた私ですが、
結局、隻眼の宇宙海賊はたすけに来てくれず、
自力でなんとかするしかなくなりました。

↓愛と食欲、どちらを選ぶか苦悩するスウィさんの物語ww
http://blogs.yahoo.co.jp/marui_wombat/39243499.html



「いや〜マミりん様、今日は一段とお美しいでゲスなぁ」

「ふん。見え透いたお世辞を言いおって」

私のお追従に
まんざらでもない様子の国王。

捕らえられた私は、
マミりん王国の世界征服の戦力として
下っぱ戦闘員に改造されそうになった。
だが、それを避けるために
私はマミりん国王に恭順の意を示し、
耐え難きを耐えて幇間に身をやつしていた。

「男は負けると分かった時は
 プライドを捨てろ」

確かキャプテンハーロックも
そう言っていたと思う?



「そうだ喜べ丸井。
 お前の改造手術が決まったぞ」

「えっ、改造?」

「下っぱじゃなくちゃんとした改造人間だ」

「いやぁ〜、私なんか改造しても戦力にならないでゲス
 もっと若くて活きのいいのをしたらどうでゲス」

「ふん。どうせダメモトの実験だ。
 お前で上等だよ」

(・・・・・・俺は実験台かよっ! orz)

「ところでどんな改造人間にしてくださるんでゲス?」

「バッタの遺伝子を組み込んだ怪人バッタ男だ」

「なんだか強そうでゲスなぁ〜
 でも、私バイク乗れないんでゲスが?」

「大丈夫だ。自動車を用意してやる」

どう言っても逃げられそうにない。
もはや彼女の中では決定事項のようだ。
嫌がる私を数名の戦闘員がベッドにしばりつけ
手術室へと運んだ。

「やめろぉ〜ショッカ〜!」

麻酔で朦朧とする私は意味不明の言葉を吐いていた。



麻酔から目覚めた時、
私は怪人バッタ男に生まれ変わっているはずだった。

しかし部屋に置かれた鏡で自分の姿を見る限り
外見的に特に変わった様子はない。

「どう気分は?」

手術を担当したドクトルろこあが尋ねた。
彼女はマッドが付く科学者(サイエンティスト)で
趣味が改造手術という素敵な女性だ。

「別にいつも通りだけど」

「ちっ、成功か」

成功したのになんだか残念そうだ。
きっともう一回手術をしたかったのだろう。

「外見が全く変わってないんですけど?」

「君はバカかね? 
 いかにも怪人ですという恰好だと王国を出たとたん
 敵に警戒されるじゃないか
 普通の姿で敵の心臓部に入り込み
 そこで変身して暴れるんだよ」

なるほど。もっともな意見だ。

「じゃあ、変身用のベルトとかがあるんですね。
 風車が回ると変身できるような」

「つくづく君はバカだね。
 風力発電などという非効率的な方法で
 変身するメリットがどこにあるんだ?
 どんだけ大きな風車を腰に巻く気だ?」

ドクトルろこあは心底あきれた風にため息をついた。

「・・・・・・それならどうやって変身するんです?」

「電池だよ」

「電池?」

「そう。1.5Vの電池なら敵地でも簡単に入手できるし
 所持していても怪しまれない」

「なんだか風情がありませんね」

「実用的と言ってくれたまえ」

「で、電池を使ってどうやって変身するんです?」

「簡単だよ。1.5V以上の電圧を持った電池を
 肛門に差し込むんだ」

「・・・・・・肛門ってだれの?」

「君以外に誰がいるんだ? このバカ野郎」

ドクトルろこあは単三電池をもって薄っすらと笑っている。

「僕、実はオシリは処女なんですけど・・・・・・」

「そうか。じゃあ、今日は記念日だな。
 あとで赤飯でも炊いてもらうといい」

ドクトルが合図をすると背後に控えていた戦闘員が
私を押さえつけズボンを脱がした。

「死んだじいさんの遺言で貞操は大事にしろと・・・・・・
 ぎゃーーーーーーっ!!!」

部屋中に悲痛な叫び声が響きわたった。
もちろんその声は私の口から出たものだった。

    

                             つづく

空を自由に飛びたいな

吾輩はサラリーマンである。
役職はまだない。

今夜も上司のお供でスナックに来ている。
さっきからマイクをずっと離さず唄っているのが
上司のマミりん課長だ。

「いよっ! 課長お上手ですねぇ」

課長の唄が終わると同時に
大げさな拍手と見え透いたお世辞を言っているのが
係長の田奈カナ夫である。

なにが上手なものか、
騒音以外のなにものでもない。
だが、それを面と向かって課長に言う勇気もない。
カナ夫のように
お追従が言えればもう少し出世できたかもしれない。
同期で未だにヒラなのは私ぐらいのものである。

「丸井君、君もなにか唄いたまえ」

「はぁ」

歌本を差し出す課長に気の無い返事をする。

「丸井君、マミりん課長が言ってくれているんだよ
 もっと嬉しそうにしたまえ」

カナ夫がけしからんとばかりに口を開く。

「わかりました。
 ではお言葉に甘えて唄わさせて頂きます」

「丸井君はヲタクだったよね。
 だったらアニソンとかがいいだろう」

カナ夫が勝手にクリスタルキングの「愛をとりもどせ」を入れた。

ああ、ダメだ!
アニソンはダメだ!
課長の手前、わざと下手に歌ってお茶を濁そうと思ってたのに、

アニソンだとついマジで唄ってしまう。

「ユーはショック!!」



唄い終えて我に返った私は自己嫌悪に陥った。
ホステスたちは喜んで拍手してくれているが、
課長はかなり不機嫌だった。
それを察知したカナ夫が私を睨んでいる。

「丸井のクセに、生意気だぞ!」

課長のその一言をきっかけに、
私は二人がかりで散々虐められた。



一時間後、
私は泣きながら自宅のアパートに帰った。
そして、まっすぐ押入れに向かうと襖を開けた。

「カミえも〜ん。またマミりんとカナ夫に虐められたよ〜」

「え〜、またぁ〜」

カミえもんは、未来から来た腐女子で、
私の子孫からダメな私を教育するよう頼まれているそうだ。
もっともそれが本当かどうかは
本人が言っているだけなので証明のしようがない。
私が小学生の時に現れて以来、
未だに私の部屋の押入れに引きこもって怪しげな本を読んでいる。

「しかたがないなぁ〜」

押入れで寝っ転がってドラ焼きを食べていたカミえもんは
面倒くさそうに腐次元ポケット(ただの腹巻)をまさぐっている。

「じゃ〜ん。び〜えるぼ〜ん」

そう言いながら一冊の本を取り出した。

「これがあれば嫌な現実から目を背ける事ができるのだ〜」

「いや、男の僕がこんなの読んでも嬉しくないから・・・・・・」

「そう? でもあんたが好きな秘書課のスウィさん。
 この前、この本買ってたわよ。
 これを読んでたら会話が弾むと思うんだけどなぁ〜」

なにっ! スウィさんが!!!
彼女もこういうのが好きなのか?
・・・・・・ならば彼女の気持ちを知る意味で
これを読むのも悪くない。

私はスウィさんとの楽しい会話と
明るい未来を想像しながらBL本を読みふけった。



翌日、
私は適当な用事を見つけて秘書課へと足を運んだ。

「スウィさ〜ん」

あれ? 誰もいない。
奥かな? 

私は奥にある扉(未だに開けた事が無い)を開けた。

「シャーーーーーー」

なぜかそこはシャワー室だった。
そして、そこでは一糸まとわぬスウィさんが
鼻歌まじりでシャワーを浴びていた。

「きゃーーーっ、丸井さんのエッチ!!」

私は慌てて扉を閉めた。
なぜ、秘書課の奥にシャワーがあるんだ???

やっぱりスウィさんと社長のてぴ杉さんが
デキてるという噂は本当だったのだろうか?

5分後、服を着たスウィさんが出てきた。
すこぶる機嫌が悪いようだ。

「でっ、なんの用です? 丸井さん。
 あなたのようなヒラ社員が社長に用があるとは思えないけど、
 辞表を出すのだったら直接の上司に提出してください!」

恥ずかしい姿を見られたから
テレているのだろうか?
ホントにツンデレな娘だ。

「いや、僕はスウィさんに用があったんだ。
 ほらっ、これ」

私はカミえもんからもらったBL本をスウィさんに差し出した。

「スウィさんも好きなんだろ?
 僕も初めて読んだけど、意外と面白いよね。
 今度、一緒にイベントに行かない?」

「・・・・・・ヘンタイッ!」

スウィさんは顔を真っ赤にして叫んだ。
あっ、きっと彼女は腐女子なのを人に知られたくないんだ。
だから必死にそれを隠そうとしてるんだな。

「あっ、大丈夫。僕は口が堅いから。
 この事は二人だけの秘密にしよう」

「なに言ってるの? あなた。
 ・・・・・・いい加減にしないと人を呼ぶわよっ!」

私は彼女を落ち着かせようと彼女に近づき
彼女の手首を握った。

「きゃーーー!
 誰か、たすけてーーーっ!!」




その後、彼女の叫び声を聞いて駆けつけた警備員に
取り押さえられ私は即会社をクビになった。




「カミえも〜ん。スウィさんって腐女子じゃなかったよ〜」

私は泣きながら家に帰ると、カミえもんに訴えた。

「えっ、本気にしたの?
 ばっかじゃない。そんな訳ないじゃないwwwww」

カミえもんは冷たくそう言い放つと
「ピシャッ」と乱暴に押入れの襖を閉めた。



                  色んな意味でおしまい



↓本文と画像は関係ありません。
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無免許天才外科医BJ

前回の記事にさえさんが

「クイーンエメラルダスをしたい」

とコメントしてたので今回はさえさんを
ヒロインにした物語です。


ナレーション


彼の名は丸井黒男。

ある者は守銭奴と言い、
またある者はストーカーと言う。

彼には神から与えられた
外科医の才能があった。

無免許医師で高額な手術代を請求する丸井。
だが彼の元を訪れる者は後を絶たない。

果たして彼は天使か? 悪魔か?

人は彼の事をこう呼ぶ。

ブサイク・ジャック!!

闇の中から彼はこう問い掛ける。

「この世に果たして浪漫はあるか?
 人生を彩る愛はあるか?」



「ちぇんちぇい。
 なに一人でブツブツいってるのよさ?」

「うぇ?」

助手のスウィに声をかけられ私は夢から覚めた。
温かな日差しのせいでうたた寝をしていたようだ。

「ちぇんちぇい。
 いくら暇だからって寝てないで客でも探してきてのよ」

「客って言うな。
 患者は待ってりゃそのうち来るよ」

「こんな崖の上にある小さな診療所に
 誰が来るっていうのよさ」

スウィが正論をいう。
だが、客引きをするにも近くには
人通りどころか民家の一軒も無い。

「もう、おコメ買うお金がないのわよ」

「お米が無かったらうどんを食えばいい」

「うどんもないよのさ」

「・・・・・・バイト探そうかな?」

(コンコン)

そう言えば半年ぶりにノックの音を聞いた。

「はい。どうぞ」

私はドアに向かって声をかける。

「ブサイクジャック先生の診療所はこちらでしょうか?」

優雅にドアを開け、清楚な女性が入ってきた。
美人だ。

「ちぇんちぇい。鼻の下がのびてるのわさ」

スウィが私の足を蹴飛ばした。
ヤキモチ妬きにも困ったものである。

「で、ご用件は?」

私はスウィを半ば無視して
美人の来訪者に目の前の椅子に座るよう促した。



彼女は原因不明の奇病に苦しんでおり
多くの医師にサジを投げられ、
藁をもつかむ気持ちでここを訪れたそうだ。

「えーと、さえさん」

私は彼女が持参したレントゲン写真に書かれていた名前で
彼女を呼んだ。

「いえ。私の名前はクイーンエメラルダスです」

「えっ、さえさんじゃ・・・・・・」

「クイーンエメラルダスです」

「・・・・・・エメラルダスさん」

「はい」

心の病は私の専門外だが・・・・・・。

気を取り直してレントゲン写真をじっくりと見る。
それに写っている彼女の心臓をみて私は愕然とした。

「しっ、心臓に毛が生えている・・・・・・」

恥ずかしそうにうつむくさえ、いやエメラルダス。

「手術の料金は1千万円」

私は目一杯ふっかける事にした。

「ええ分かりました」

彼女は私の机の上にバッグから取り出した
百万円の束10個を置いた。

「昨日『沼』っていうパチンコで当たりを引いたんで
 お金には不自由していないんです」

ざわ・・・ ざわ・・・



「スウィ。オペの準備だ」

私は後ろでいじけていたスウィに声をかけた。

「はい。ちぇんちぇい」

その様子を見ていたエメラルダス(自称)が
不思議そうな顔でこっちを見ている。

「彼女は先生のお子さんですか?」

「いえ。助手のピノ、いやスウィです」

私はさりげなくエメラルダスの手を握りながら答えた。

「違うよ。私はちぇんちぇいの奥たんなの」

スウィが口を挟んでいた。

「えっ・・・・・・ロリ・・・コン?」

エメラルダスは一瞬、驚いた表情を浮かべ
乱暴に私の手を振り払った。
変質者をみるような冷ややかな彼女の視線がとても痛かった。


一時間後、なんとかエメラルダスの誤解?を解いた私は
オペを開始した。

「メス」

私が声をかけると横にいるスウィが
指定された道具を差し出す。

「のこぎり・・・・・・」

「ヒゲソリ・・・・・・」

2時間後、困難を極めたオペは無事終了した。
ついでに彼女のウエストを一回り小さくしたのはサービスだ。

さて、後は彼女が麻酔から目覚める前に、
地下にある病室(地下牢)に移す(監禁する)だけだ。
ぐへ、ぐへへっ!
 

                        BAD END





あとがき。

あれ? オチをちゃんと考えずに書き始めたら、
なんだか『ブラック』なオチになってしまったww





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