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今日は、仕事が休みでしたが 珍しくデートの予定がありませんでした。 ですから、夕方まで野球を見て、 それから近所のスーパーで夕飯の買物です。 「マイちゃん。いっしょに買物に行こうか?」 「えーっ! めんどくさいからヤダ」 ベッドに寝転がって漫画を読んでいるマイ。 メイドとしての自覚があるのか? 「プリン買ってあげるから」 「いちご味のヤツ?」 「うん」 「・・・・・・なら行く」 マイはるんるん気分でお出かけの仕度を始めた。 「おっかいもの〜おっかいもの〜♪」 よく分からない鼻歌まで歌っている。 しかし、いちご味のプリンで これだけ機嫌良くなれるとは・・・・・・。 「晩ご飯、なに作ってくれるんですぅ〜?」 スーパーに着くとキョロキョロと回りを見回すマイ。 自分で作るという選択肢はないのか? つくづくメイドとしての自覚がないヤツだ。 「あ〜っ! いちごパッキー!!」 お菓子売り場に走り出すマイの 首根っこをつかんで止める。 「夕飯の材料を買いに来たんですけど」 「わかってますぅ〜。 ・・・・・・でもパッキー。・・・いちご」 泣きそうな顔で私を見つめるマイ。 「・・・・・・あとで買ってやるから」 我ながら甘いとは思う。 最初に鮮魚コーナーを覗いたが、あまりいい魚がなかったので、 精肉コーナーに移動する。 「ステーキですか? ・・・・・・じゅるじゅる」 潤ませた瞳をキラキラ輝かせているマイ。 「却下!」 「そーですよねぇ。 ドケチのしみったれたご主人さまが 高級なステーキ肉なんか買うわけないですよね」 マイの瞳は曇天の大阪湾のような澱んだ色になった。 「そこまで言うか?」 私は少し傷ついた。 そして、一生こいつにはステーキを食べさせてやるもんかと 強く心に誓った。 そんな時、ふと前を見るとスレンダーな美人が 100g158円の鶏モモ肉の前に立っていた。 長い髪をポニーテールにまとめたその女性のうなじは とてもセクシーではっきり言って私のタイプだった。
この後、丸井はどうしたでしょうか? 1:マイをほったらかし、 「お嬢さん、今宵、ご一緒にしっぽりと水炊きをしませんか?」 とナンパした。 2:その女性の真後ろに立ち、めいいっぱい鼻の穴を広げ 匂いを嗅いだ。 3:100g98円のせせり(鶏の首の肉)のパックを手にとって 買物カゴに入れた。 正解は・・・・・・ 「今日は焼鳥にしよう」 私はその美しい女性の細い首筋を見て 不意にせせりが食べたくなった。 そして、260g入りのせせりのパックを手に取り、 買物カゴに入れた。 私の性欲を食欲が凌駕した瞬間である。 「焼鳥ですかぁ〜。まぁ我慢してやるデス」 殺意を抱くほど自覚のないメイドだ。 一度、誰が主人なのか はっきりと体に教えてやらないといけないな。 ぐへへっ。 「なにニヤニヤしてるですかぁ? ・・・・・・気持ち悪い」 汚物を見るような目で、私を見ているマイ。 ふと、買物カゴに目をやるとカゴの中にいつの間にか いちごパッキーといちごプリンが入っていた。 まぁいいか。 帰ったら隙をみて、 パッキーのチョコの部分だけ全部食べておいてやろう。 つづく ↓本日のマイちゃんの戦果。
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メイドのマイちゃん
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何度かここでも触れた事がありますが、 実は私、整理整頓が苦手です。 実際、部屋はすごく散らかってます。 酷い状態です。 あまりにも酷いので 片付ける気力も湧きません orz ですから探し物をするのも一苦労です。 「あれ〜、アレどこいったんだろう?」 ある日、一人でブツブツと言いながら探し物をしてました。 「押し入れかなぁ〜」 私は、そう思い『開かずの押し入れ』を勇気を持って開きました。 「あれっ?」 押入れの奥に見慣れないモノを発見した私。 よく見ると薄っすらと埃をかぶったマネキンのようでした。 私はそんなモノを押し入れにしまった憶えはありません。 そう言えば、以前、誰かが 部屋を掃除とかしてくれてたような気がします。 その人がしまったのでしょうか? 「なんだこれ〜、 まったく今度の不燃物の日に捨てないと・・・・・・」 私はその押入れの中で多くのスペースを占めているマネキンを 引っ張り出そうとしました。
その瞬間、マネキン、いやマネキンと思っていたモノが 小さく悲鳴を上げたのです。 「酷いです〜ご主人さま〜」 目をウルウルさせて私を見る埃まみれの物体、いや生物。 自らごそごそと押入れから出て、パンパンと埃を払っています。 その怪しい生物はよく見るとメイド服を着た女の子でした。 「・・・・・・ご主人様??? 俺の事?」 「はい〜そうです〜。 忘れちゃったんですかぁ〜? 老化で記憶力の低下はしかたないですけど、酷すぎます〜」 私は表面ツルツルの脳味噌に残る記憶を総動員して 彼女の事を思い出そうとした。 「・・・・・・・・・・・・あっ!」 思い出した。 そう言えば、3年くらい前にメイドを雇った事があったっけ? ああ、そうだ。 あったあった。 一人納得して、「ポンッ」と手を叩く。 「あーっ、メイドの・・・・・・誰だっけ?」
マイは大きな瞳に涙をためて足をバタバタさせている。 「そうそう。マイちゃん。 もちろん憶えていたさ〜」 「酷すぎですぅ〜。絶対忘れてました〜。 調子良すぎですご主人さま〜」 「で、なんでこんな所にずっと居たんだ?」 私は当たり前のように感じた疑問を彼女に投げかけた。 「前に突然、昔の彼女が遊びに来た時、 誤解されたら困るからって押入れに押し込まれたんです〜 俺がいいって言うまで出てくるなよって言われて・・・・・・」 ああ、そんな事があったような気が・・・・・・。 「ゴメン。遅くなって、もう出てもいいよ」 素直に頭を下げる私。 頭を下げて許される問題でもないが・・・。 「もう出てます〜 ・・・・・・ってなんですか? この部屋! ちょっと見ない内にこの惨状はっ!」 「・・・・・・そうだねぇ〜。 歳月の流れって怖いよね〜」 他人事のように呟く私。 「イラッとしました」 睨みつけられる私。 「・・・・・・ゴメン」 「とりあえずケーキ買って来てください。 マリアージュのがいいです。 謝罪はそれからです」 私はバタバタと車に乗ってケーキを買いに行く事になった。 ケーキと一緒に花でも買って帰ったほうがいいだろうか? とりあえず、色んな意味で平謝りしかないだろう。 つづく(3年以内に) 追記:マイちゃんについては新たに書庫を作りました。
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メイドのマイちゃんが、最近、プライベートな時間に |
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今日は、アルバイトメイドのマイちゃんと |
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先日から、我家にメイドとしてやってきた |





