丸いウォンバットの観察日記@

月末は忙しいのでなかなか更新できません orz

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わたしの妹。
実在してます。本当です。
空想じゃないんです。
信じてください。
わたし嘘をついた事ないんです。
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雪中強行初詣を敢行した丸井兄妹ですが、
なんとか無事、琴平につく事ができました。

境内周辺は混雑が予想されたので
駅裏にある駐車場に車を停めて
そこから二人、てくてく歩いての参拝です。

「うう。疲れた・・・・・・」

「なに言ってるの。今、登り始めたばかりでしょ」

参道の土産物屋が並ぶ階段に差し掛かったところで
弱音を吐く私。
半分冗談であるが、半分マジだった。

「さむい〜。マフラー貸して」

「いやっ! 加齢臭がうつる」

甘えてみたが、冷たくあしらわれた。

「石段上がってるとだんだん温かくなるわよ」

「あっ、ソフトクリーム売ってる。
 この真冬に買うようなバカがいるのかなぁ」

参道沿いにある土産物屋の中に
なぜかハチミツの専門店があった。
そこでハチミツ味のソフトクリームを売っていたのだ。

「お兄ちゃんみたいなバカは世の中に沢山いるわよ」

「俺、知能テストで140以上とった事があるんだけど」

「何年前の話よっ!」

「・・・・・・ごにょ十年前」

こんな感じで妹と私は仲睦まじく
なんとか延々と続く石段を登りきり参拝を済ませた。



「小豆がゆ美味しかったね☆」

「ああ。小豆がゆって初めて食べたけど
 美味しかった。
 並んだ甲斐があったな」

境内で振舞われていた小豆がゆは
冷え切った身体を温めると同時に
疲れた身体を優しく癒してくれた。



小豆がゆで体力と体温を回復した私は
快調に階段を下っていく。

・・・・・・はずだった。

「あれっ、足がぷるぷるしてる」

日頃の運動不足か、年齢による衰えなのか?
下りでは生まれたての仔牛のように
ぷるぷると足を震わせているオッサンの姿があった。

「なっさけないわねぇ〜」

哀れなオッサンを見るような目でこっちを見る妹。
(いや、その通りなんだが・・・)

「ちょっとマテ! お前も足が震えてないか?」

よく見ると妹の足もぷるぷるしている。

「わっ、私はちょっと寒いのよ・・・・・・」

いや、どう見ても震えているのは足だけなのだが
これ以上ツッコむと後が怖いので止めておく。



よろよろしながらもなんとか下山した我々は
駐車場に特設されたうどん屋でうどんを食べた。

「うどん、いまいちだったね」

「うん。ちょっとなぁ・・・・・・
 なぁ、ソフトクリーム買ってやろうか?」

うどんを食って身体が温まった私は調子に乗って
ソフトクリームに食指が動いた。

「はぁ? ばっかじゃない?
 さっき真冬にソフトクリーム食うバカがいるかって
 お兄ちゃん言ってたじゃないの?」

「いや、さっきはさっき。
 こうして身体が温まったら冷たいのもいいかなぁと思って」

「いいんじゃない」

「お前はいらないのか?」

「うん。私はお利巧さんだから
 ・・・・・・あっ、でも一口だけ」

私はハチミツ屋でソフトクリームを一つ買って、
妹と分けあって食べた。
ほのかに蜂蜜のフレーバーが口の中に広がるソフトクリームは
なかなかに美味しかった。



「また寒くなったんだけど・・・・・・」

参道を抜け、シャッターの閉まった商店街を歩きながら
私はソフトクリームを食べた事を猛烈に後悔していた。

身体全体が寒さでガタガタと震えている。

「もう。本当にバカなんだから」

後を歩く妹が呟く。

「マフラー貸して・・・・・・」

「いやよ。加齢臭がうつるから」

妹がこんなに薄情だとは思わなかった。
いつも「お兄ちゃんラブ」だと思ってたのに。

憎まれ口の一つも叩いてやろうかと思った瞬間、
ふっと背後から妹が私の首に両腕を回してきた。
私が後ろから抱きしめられた恰好になった。

「マフラーの代わり。こうすれば温かいでしょ」

「でもこのままじゃ歩けないよ」

ひと気の無い商店街で立ち尽くす二人。

「じゃあ久しぶりにお兄ちゃんにおんぶしてもらおうかな?
 そう言えば子供の頃、
 よくお兄ちゃんにおんぶしてもらったよね」

「今でも、子供みたいなもんだろ」

年の離れた妹は、私にとって娘みたいな存在でもある。
妹が幼い頃に亡くなった彼女の父親の代わりと言ってはなんだが。

「もうっ、いつまでも子供扱いして。
 そんな事言ってると、
 あっという間にお嫁に行っちゃうんだからね」

「それは・・・・・・ちょっと寂しいなぁ」

「その前にお兄ちゃんがお嫁さんもらわないとね」

「それは・・・・・・ちょっと難しいなぁ」

「・・・・・・じゃあ老後は二人でいっしょに暮らしてあげる」

「嫁にも行かずか?」

「別にいいもん」

「・・・・・・」

私が返事に困って黙っていると、
首筋で妹がクンクンと臭いを嗅いでいる。

「お兄ちゃんの匂いがする」

「加齢臭って言いたいんだろ?」

「うーんとね。お日様にあたったオッサンの匂い」

「オッサンは余計だ」

「私、お兄ちゃんの匂いって好きだよ」

「バカッ! 恥ずかしいこと言うな」

「あっ、赤くなった〜
 それだけ赤くなったんだったらもう寒くないよね」

そう言ってゆっくり私から離れる妹。

振り返らなかったので確認のしようが無いが、
きっと妹は小悪魔のような微笑を瞳に浮かべていただろう。

純真なオッサンをからかって・・・・・・
妹は本当にこまったちゃんである。






↓こんぴらさんの境内にて
イメージ 1



「お兄ちゃん」

琴平への道中、助手席の妹が私に話しかけてきた。

「なんだ?」

温暖な四国とはいえ、大晦日の山間部というと
さすがに冷え込む。

車外では先ほどから雪が舞い始めており、
かなりスリッピーになった路面のせいで
運転に集中をせざるをえない。

「明けましておめでとう」

「えっ、もうそんな時間?」

私はポケットから携帯を取り出し、時間を確認した。
時刻は1月1日の0時ちょうどとなっていた。

「明けましておめでとう。今年もよろしく」

私は正面を向いたまま新年の挨拶をした。

「えへへぇ。今年もいっぱい私のわがままを聞いてネ。
 おにーちゃん」

意識が前方に集中しているので、助手席は見えないが、
きっと妹は小悪魔のような笑顔を浮かべているだろう。

「は〜ぁ、来年こそは新年は彼女と過ごそう」

「なによ〜、可愛い妹と一緒じゃ不服なの?」

『不服だ!』 そう思ったが口には出さない。
出したら酷い目にあうという事は経験上分かっている。

「いえいえ。とても幸せですよ。お姫様」

「感情がこもってな〜い」

妹が不平の声を上げた。

まぁ考えようによっては幸せかもしれない。
こんなオッサンが可愛い若い女の子と
深夜のドライブをしているのだから。
これで相手が『妹』でなかったら・・・・・・orz



しばらく走ったところにあった駐車場で車を停め、
休憩を取ることにした。

「きゃーっ、こんなに雪が積もってる〜」

嬉しそうに駐車場を走り回る妹。
まるで子犬のようである。

まぁ南国育ちなので、雪が珍しいのは仕方がない。



「なあ、話があるんだけど・・・・・・」

私は今まで隠してきた事があった。
その事を妹に告白しなければならなかった。

「・・・・・・なによ? 改まって」

私が真剣な目で妹を見つめているので、
何かを察知したのだろう。
少し、どぎまぎした様子でこちらをうかがう妹。

「いいニュースと悪いニュース。どっちから聞きたい?」

「じゃあ、いいニュース」

「俺の車、この前の車検でタイヤ(ポテンザ)を換えたばっかりなんだ」

「ふーん。じゃあこの雪でも大丈夫だね。
 で、悪いニュースは?」

「・・・・・・タイヤのチェーン、忘れてきた」

「えっ? 家に?」

「うん」(か細い声)

私は小さく頷いた。

私の名誉のために言っておくが、
南国である私の地元では雪はほとんど降らない。
(チェーンを持ってる人自体少ない)

真冬とはいえ、まさかこんなに雪が降るとは
予想できなくても仕方がないであろう。
(おそるべし四国山地)

ましてや、誰とは言わないが家を出るときに、
やれ早くしろ、とかほら急げとか急かされたら
忘れ物の一つくらいしても仕方がないであろう。

そう。仕方がないのである。



「で、どうするの?」

不安というより情けないという表情を見せている妹。

「大丈夫。行きさえなんとかなれば
 帰りは高速使って帰るから」

「大丈夫? 私まだ死にたくないよ〜」

「安心しろ。俺が運転上手いの知ってるだろ。
 俺とシビ子ちゃんを信じろ」

「・・・・・・うん。信じる」


その後、雪は激しさを増し、吹雪となって
運転は困難を極めたが
なんとか無事琴平にたどり着く事ができた。


・・・・・・が、帰りに雪のため頼みの高速道路が
まさか通行止めになっているとは
その時の丸井兄妹には知るよしもなかった。



                       つづく


↓この後、困難が待ち受けているとも知らず
 無邪気に雪の中で戯れる妹。
イメージ 1
半年振りの登場、私の妹です。
相変わらず時期外れの話題でスミマセン orz


大晦日の夜、ベッドで寝そべってTVを見てたら
突然、部屋に妹がズカズカと足音を立てて入ってきた。

「おにーちゃん、初詣いこっ!」

そう告げるとそのままの勢いで布団の上から私に飛び乗る。
(お前は何歳だっ!)

「まだ早いだろ?」

時計を見るとまだ9時前だった。
近所の天神様まで車で5分、あるいても30分くらいで到着する。

「なに言ってんの?
 ・・・・・・まさか厄年なのにご近所の神社で済まそうだなんて
 思ってるんじゃないわよね?」

「えっ?」

私に馬乗りになった体勢で目をランランと輝かしている妹。

「初詣と言えば、こんぴらさんでしょっ!」

「厄年と関係ないじゃん」

こんぴらさんこと、金刀比羅宮が
特に厄年にご利益があるなんて聞いた事がない。

「別にいいでしょ。ドライブ〜ドライブ〜♪」

布団の上で妹は足をバタバタさせておねだりのポーズをとっている。
なんだかシッポを振ってる犬みたいだww
私に負けないくらいのうどん好きの妹の事だ、
きっとドライブがてらにうどんを食べに行きたいんだろう。
初詣はその口実に過ぎない。

「分かったよ。だから早くその重い尻をどけてくれ」

「失礼ねっ! 重くなんかないわよっ!」

口を尖らした妹は、馬乗りの体勢のままジャンプして
私にヒップアタックを喰らわした。
ちょっと機嫌を損ねたようだ。

「ふんっ!
 別に無理して行かなくてもいいわよ。
 『男』友達でも誘って行くから」

いや、かなり機嫌を損ねたようだ。
男友達の男の部分をかなり強調して言った。

「喜んでお供させていただきます。
 だからそのキュートなお尻をのけてくれませんか?」

私はできるだけ下手に出て、妹のご機嫌を取った。
(我ながら情けない兄だと思う)

「・・・・・・それだけ?」

妹はまだ何かもの足りないようだ。

「向こうに着いたら本場のうどんを
 ご馳走させていただきます」

「なによ。お兄ちゃんは私の機嫌が食べ物で直ると思ってるの?」

思ってる。現に妹の顔はすでに笑顔だった。
でもそれは言えない。

「きつねのトッピングも付けます」

「やっすいわねぇ〜。まぁいいわ許してあげる
 だから早く準備してよね」

私は5分で身支度を済ませて車に乗り込んだ。


さて、琴平まで一般道を通って車で約2時間。
どんな試練が待っている事やら・・・・・・。



                         つづく
季節を無視したネタでスミマセン。

クリスマスの1週間くらい前の事です。
お兄ちゃんラブな妹から連絡がありました。

「ねえっ、お兄ちゃん。
 クリスマスの予定決まった?」

可愛い妹です。
きっと「お兄ちゃんとデートがしたい」と言い出すに決まってます。

「別に、今のところ予定がないけど」

妹が切り出しやすいように会話を進めます。

「なっさけないわねぇ〜。
 デートの相手くらいいないの?」

「いない訳じゃないけど、面倒なんだよ」

ホントはいません orz

「年寄りじみてるわね。
 あっ私、クリスマスには帰れないから。
 こっちで友達とデートなのだぁ」

「・・・・・・へっ、へぇ〜」

動揺を表わさないようにしようとするが、
声が裏返ってしまった。

「まぁ正月には帰るから、その時は遊んであげるね。
 じゃぁ、またねぇ〜」

デートの相手の核心には触れず、
アッサリ電話を切る妹。

ちょっと、気になるじゃないかぁ!
相手は男なのか?
友達?

・・・・・・私はしばらく眠れなくなりました。
(あくまでも兄として妹が心配なだけです☆)



ちなみに私、クリスマスは忙しかったです。

・・・・・・デートでじゃないです。 orz
クリスマスにケーキを手作りしてましたからww



イメージ 1

↑パイ生地からカスタードクリームまで
手作りのミルフィーユです。

見た目は悪いですが、味はなかなか良かったですよ☆

突然、帰省した妹ですが、友達の結婚式やなんやかんやで
私とはすれ違いの日々を過ごしていました。
そうしている内にデートもできず再渡米の前日となってしましました。

「お兄ちゃんゴメンネ。
 せっかく帰って来たのにかまってあげられなくて」

「いいよ。ブログでスウィさんにかまってもらってるからww」

「うっわー。我が兄ながらキモイ発言ww」

白い目で私を見る妹。
こらっそんな目で尊敬する兄を見るんじゃないww

「ねぇ、今日の夕方、空いてる?」

妹は小悪魔のような笑顔を浮かべている。

「うん。今んとこデートの予定は入っていない」

「デートの予定なんていつもないでしょっ!」

容赦ないツッコミ。
ちょっと傷ついた orz

「可哀想だから私がデートしてあげる。
 ねぇ、市内にブック○フって何軒あるの?」

「えっと・・・・・・確か5軒くらいかな」

「じゃあ全部連れてってね。欲しい本があるから」

「デートって古本屋めぐりの運転手か・・・・・・」 orz

なんだか上手いこと利用されているような気がする。

「なによ〜可愛い妹とドライブができて、
 おまけに大好きな本も好きなだけ見られるのよ。
 とってもステキな事じゃないww」

まぁ私も探している本があるので、文句は言うまい。

「じゃあ仕事が終わるのをいい子で待ってるから、
 早く帰ってね。おにぃ〜さま☆」


私は仕事を終えるとまっすぐに帰宅し、妹とのデートに出かけた。
本屋ではほとんど別行動で、会話はなかったがそれはそれで楽しく感じられる。

で、肝心の探し物だが妹の目当ての本は見つからないまま
5軒目に突入していた。

私が店内をぶらぶらしていると、マンガコーナーにいた妹が手招きをしている。
顔には満面の笑顔を浮かべて。
・・・・・・ちょっと嫌な予感。
妹のあの笑顔はなにか悪巧みをしている証拠だ。

「ねぇ、これ見て」

妹は私に一冊のマンガを手渡す。
内田春菊さんの「めんず」という短編集だった。

「ここ・・・・・・」

妹は途中のページを開き、私に見せる。
それは「智くん」という作品で、とりあえず読んでみると
いかにもヲタクといった風貌でロリコンの男性(智くん)が、
その性癖ゆえに結婚できないというストーリーだった。
(本人はそれでも幸せを感じている)

「おっ、お兄ちゃんそっくり・・・・・・くっくっくっ」

妹はお腹をかかえてその場にしゃがみ込んだ。

おいおい、まさか君は尊敬すべき兄をそんな目で見ていたのか?
かなりショックを受ける。

・・・・・・orz

「もっ、もうダメ、わっ笑いがとまらない・・・・・・」

妹はしゃがみ込んだまま動けなくなっているようだ。

「ちょっと・・・・・・ひでぇ」

しばらくして笑いが収まった妹はやっと立ち上がった。
そして私の顔をみて

「・・・・・・智くん。ブッ」

また噴出した。


笑い上戸で、兄を尊敬していない妹は本当にこまったちゃんである。








↓偶然立ち寄った小さな古本屋でお目当ての本を見つけ、ごきげんな妹。


イメージ 1

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