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 植草一秀氏の刑が確定してしまったのは、この「売国者たちの末路」の本が出版された後であった。

 こんなえん罪があっていいものかと、憤慨したものであった。

 小泉・竹中を代表するアメリカの手先となって動いたものたちを、「売国者」として訴えるこの本に共感し、そして、公にされていない彼らの行動に驚いたものだ。

 彼らこそ犯罪者であり、植草一秀氏こそ犯罪とは一切無縁の愛国者であると思った。

 この本は対談形式であったので、読みやすかった。合間をぬっての数日で読み終えていた。

目次

1章 世界史の転換が起きている

■「エコノミストの予測」と「副島の予測」は、ここが違う 
■世界の流れは変わった。売国者は末路を迎える 
■まだ「小泉・竹中」の残党がいる 
■なぜ世界も日本も「財政出動」に急転換したのか
■サブプライム危機は「目に見えない危機」だ 

2章 破裂した金融爆弾

■「デリバティブのブラックホール」をつくったアメリカは土下座せよ
■アメリカの景気回復は「コーヒータイム」に過ぎない
■バブルを生み出す「二つの条件」とは
■歴史の流れから経済変動を見抜く
■アメリカは日本の「守旧派」と手を結び直した
■ケチな財務省が「財政出動の大盤振る舞い」を許した理由

3章 売国の構図

■郵政民営化は、アメリカの「経済安全保障」に欠かせなかった 
■りそな銀行救済の背後に立ちこめる、国家犯罪のにおい
■会計士の不審な死
■初めから「抜け穴」が用意されていた 
■「竹中降ろし」と「植草入閣」が水面下で進んでいた 
■2001年、小泉・竹中との全面戦争が始まった 
■「植草はガリレオだー!」 
■ゲシュタポ・金融庁に襲われた銀行 
■郵政民営化の本当の狙いは、巨大な「不動産」だ
■「かんぽの宿」突然の減損会計の謎
■日本郵政の社長人事をめぐる対立構図

4章 国家の暴力

■その日、すでに尾行がついていた 
■冤罪のきっかけとなった「もうひとつの事件」 
■「竹中大臣辞任」と「植草事件」、そのタイミングは奇妙に符合する
■”被害者”の女性は婦人警官だ 
■権力は捜査情報をりークする
■国税や警察は”公設の暴力団”である

5章 売国者はこうしてつくられる

■「経済学者・竹中平蔵」の基盤はどこにあるのか
■言うことが180度変わるのは、なぜなのか
■大物大蔵官僚のおかげで築かれた海外人脈
■大蔵省が作成する「3000人リスト」とは
■官僚は自らの利権のためだけに動く
■アメリカで「洗脳」された財務官僚・高橋洋一氏 
■「植草事件」と「高橋事件」の落差 

6章 国策捜査、暗黒国家

■小沢一郎攻撃という謀略、その背景に何があったのか
■日本では三権が「分立」していない 
■「アメリカ軍は日本から帰ってくれ」発言がきっかけだった 
■政権交代があって、デモクラシーがある 
■「本当の法」と「書かれた法」
■メディアは世論を「誘導」する
■出演禁止を言い渡された愛国者
■副島隆彦も「監視」されている

7章 地獄へひた走る世界経済

■アメリカの対日金融支配戦略は、1983年から始まった
■日本を悪くした「ジャパン・ハンドラーズ」たち
■「大蔵権力」は、どれほど日本を歪めてきたか
■中川昭一氏への政治謀略をすべて暴く
■アメリカヘの日本資金の流出を止めさせろ
■ドル暴落を支え続けた売国政策
■外資撤退の陰で、企業倒産と官僚の「焼け太り」が起きている
■世界経済は、さらにもっとひどくなる

 
 まず、植草一秀氏のえん罪事件について考えたい。

 第4章国家の暴力にえん罪事件のことが書かれていた。それによると、1998年1月30日にさかのぼる。

 東海道線の4人掛けボックス席で、足の付け根を掻いたところ、向かい側にいた女性が、たまたま通りかかった車掌に「何かこの人、感じ悪いのですけれど」と言われた。

 足の付け根の湿疹痕は、いまでも大きく残っているという。

 この足を掻いた行為によって、女性と車掌とともに川崎駅の事務室に行った。

 警官が「足に触れたか」と聞いてきたので、「電車が揺れたときに触れた」と答えたが、調書では「触った」と書き換えられていた。

 大きなアタッシュケースと荷物を膝の上に抱えて座っていたので、電車が揺れた際に、小指の先が0.1秒くらい、女性の膝に触れただけだったのだが。

 「法律に引っかかるようなことは絶対にない」と説明したが、警官は「やったことを認めないなら、もう逮捕だ!」と怒鳴りつけてきた。

 「やったことを認めて上申書を書けば、すぐに帰す」と言う。それで上申書を書いたのだ。

 半年して検察から呼び出しがあり、説明しようとしたが、「あなたはこのように上申書を書いているのだから、通用しない」と言われた。

 諦めて検事の指示に従い、その日のうちに簡易裁判所で処理が終わった。

 この事件が、後につながって来てしまうのだ。

 この時に、専門家に相談するなり、きちんと対処しておけば良かったと、植草一秀氏は後悔しているようだ。

    ◇

そして、2004年の手鏡事件である。中田宏横浜市長の後援会の依頼で講演に行った帰りの出来事であった。

 この講演後から、3人の男に尾行されていたという。

 品川駅のエスカレーターで、自分の1段上のステップにアタッシュケースを置いてハンカチを持って乗っていた際のことであった。

 おかしいと思ったのは、エスカレーターを降りると、「警察だ、横浜からずっとついてきている」と言われたことだ。

 神奈川県警の警察官が、なんで東京の品川駅でつかまえたのか?

 後でわかったことだが、中田市長の秘書として、神奈川県警の警察官が出向していたのだ。だから、横浜に行くことを事前に知っていた。それで、尾行することができたのだ。

 女子高生のスカートの中を覗こうとしたことになっているが、「品川駅の防犯カメラの映像をチェックすれば、すべてがはっきる分かるはずだ」と言い続けたのだが、警察は「映像は消えてなくなっていた」というのであった。

 これもおかしなはなしではないか。もっとおかしいのは、被害者とされる女性からは、「被害届を出した覚えもないし、裁判にしないで欲しい」と上申書が検察に提出されていたのにもかかわらず、刑が確定してしまったことだ。

 起訴されることじたい100%あり得ない話ではないか。

◆崘箙饉圓燭舛遼路」副島隆彦・植草一秀 へ 続く
http://blogs.yahoo.co.jp/maruimarui21/60141595.html


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