読書

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 次のページ ]

 今日から、たばこの値上げとなりましたね。ほんとうに、厚労省のいうように、たばこの値上げが健康増進につながるのかと考えてしまいました。

 むしろ、その逆ではないかと。

 その根拠が、「文藝春秋」2007年10月号「変な国・日本の禁煙原理主義」という記事にあった。

 医学者でもある養老孟司氏が、「禁煙」を勧めないというのに興味がそそられて読んでしまった。

 以前は、彼の著書でもあるバカの壁を読んで納得できるところばかりだったと思ったのを思い出す。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

  ※各写真の右下をクリックすると拡大するようです


 一番驚いたのは、たばこの害が、医学的に証明されていないということであった。

 医学の論文なんてものは、恣意的に数字を選んで結論を導き出すもので、医者たちは、絶対的な信用がおけないものと、いやというほど分かっているという。

 たばこのパッケージにある言葉が、曖昧な文言になっている。その文言を決めたのが、養老孟司氏の東大の後輩だそうで、その彼に、「根拠は何だ」「因果関係は立証されているのか」と問い詰めたら、たじたじになったというのもオカシイ話だと思った。

 その平山雄氏の論文が、一人歩きをして、いつの間にか、「たばこは有害である」という既成事実となってしまったのではないかと感じた。

 しかし、その根拠となっている原資料は、見せられないというのだ。

 養老孟司氏がいうように、科学的根拠がないということがわかった。

 そして、歴史上、社会的な禁煙運動を初めて行ったのが、ナチス・ドイツであるというのも興味深い。
養老孟司氏は、「健康増進法」ができたときに、真っ先にナチス・ドイツを連想したという。

 喫煙者に、禁煙を勧めることによって、ストレスを蓄積させ、逆に、健康を阻害しているのでは?

 厚労省が推進する「健康日本21」では、『ストレスのない生活をしろとある』。これでは、本末転倒になるようにさえ感じるところがあった。

 また獨協医科大学の名取晴彦は、平山論文は結論だけが一人歩きし、正しく内容が吟味されていないだけではないかと、同問題を指摘している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%B1%B1%E8%AB%96%E6%96%87

 喫煙者が、いかにも悪者であるかのような風潮には、養老孟司氏ではないが、疑問でならない。

 私は、いまのところ、全く、たばこをやめるつもりはない。


開く コメント(7)

 副島隆彦氏と佐藤優氏による「小沢革命政権で日本を救え」を読みました。

イメージ 1

イメージ 2


 内容紹介
  民主党・鳩山政権は、なぜ崩壊したのか。鳩山政権の倒壊、管新政権の樹立は、「霞が関」官僚勢力とアメリカ、メディアが一体となって仕組んだ、政権打倒の“クーデター“だった! テレビ・新聞が絶対に語らない鳩山政権崩壊の真実を暴く、衝撃の超大型対論!

 国家の主人は官僚ではない! 日本の政治を、官僚支配から国民の代表である政治家の手に――。国民のための政治を掲げた民主党「小沢革命」は、今、官僚・アメリカ・マスコミが一丸となった激しい謀略攻撃に晒(さら)されている。鳩山・小沢政権崩壊の裏側で、いったい何が起きていたのか? 今後、小沢革命政権が誕生し、日本を救うのか? 言論界の両雄が、混迷する日本の現状と行方を解き明かす。

 検察との死闘の最中で、小沢一郎元幹事長が佐藤優氏に語った覚悟、政権を追われたロシア・ゴルバチョフ元大統領が鳩山元首相に送ったエールと不吉な予言……。今、初めて明かされる秘話満載! さらに普天間基地移設問題から、日米核密約、天皇の政治利用、永住外国人の地方参政権付与、トヨタの大規模リコール問題まで、日本と民主党政権を取り巻く多岐にわたるテーマの本質を、副島隆彦、佐藤優による「最深分析」で暴く。日本は、官僚とアメリカ支配から脱却できるのか――。

 私と副島隆彦氏は、「日本国家を誰が支配すべきか」をめぐって、鳩山・小沢政権と霞が関官僚の間で、深刻な、生死を賭した権力闘争が展開されているという見方で一致した。……鳩山・小沢政権の崩壊で、小沢一郎氏は「平成の悪党」になった。……「平成の悪党」が大暴れし、傲慢な官僚たちの鼻先をへし折ることが不可欠だ。――佐藤優「はじめに」より

 この闘争で官僚が勝利すると、日本にファシズム(コーポラティズム)国家が生まれる」という危機意識を、佐藤氏と私は強く共有している。……なんとしても卑劣きわまりない日本官僚機構(驚くべきことに、民主党若手議員の形で政権の内部に多数潜り込んできている)との闘いに勝たなければならない。――副島隆彦「おわりに」より
小沢革命政権で日本を救えより

 この本は、今年の秋に出版する予定であったという。しかし、7月の参院選で民主党が大敗し、この秋に行われる沖縄県知事選に向けて、検察官僚が小沢一郎氏を、外務官僚が鳩山由起夫氏を、それぞれ統制下におく、クーデターがあるとにらんでいたため、その頃を予定していたという。

 しかし、事態は予定より早く進捗しているので、緊急に、この本を出版したという。

 まず、注目したのは、本の帯にあった佐藤優氏の「小沢一郎氏は、『平成の悪党』になった」というところであった。

 この「悪党」という言葉を読んだとき、良い意味ではないと思ってしまった。

 しかし、ここでは、「既成権力に対抗する武士の集団のことだ」とあった。「悪」というのは、既成権力から見てのことであって、我々庶民にとっては、英雄のことではないかと思った。

 既成権力の一つには、官僚が挙げられるであろう。戦後、政治家等は戦犯として公職追放となったが、「官僚」は、そのままであったと記憶している。

 裏=実質=官僚を温存して、彼らを支配すれば、表=看板=政治家を「民主主義」と題して、変えるだけで、日本国民を騙し、コントロールできると考えたのであろう。

 明治維新以降の日本をコントロールする強固な体制は、戦後も、そして、現在も続いていると思えた。

 それらと対峙する悪党の親玉は、現在、小沢一郎氏しか考えられない。

      ☆    ☆    ☆

 著者らによると、「誰が国家の主人か」の闘いを、民主党政権が官僚たちとしているという。その官僚のトップは、財務相(旧大蔵省)と思い込んでいたが、どうやら、副島氏によると、法務省・検察庁だったようです。

 陸山会をめぐる検察の動きは、「国策捜査」であると捉えていました。しかし、副島氏は、「国策捜査ではなく、世直しを目指す特捜検察官たちの青年将校化の動きであると分析」していた。

 佐藤氏も、「2・26事件を起こした陸軍青年将校の行動に似ている」という。

 確かに、国策捜査論で説明しても、現在の状況を見ても、説得力がないところがあるように思えた。

 麻生政権による政権交代を防ぐために行われたという国策捜査論では、民主党が政権をとっている現在では、説明できないところもあるのではないか。

 小沢一郎氏の立件に成功したのであれば、次に検察は、財団法人国民政治協会に手を入れて、バランスをとって、自民党の有力政治家をも掃除しようと考えていたのではないかという。

 元々は、検察は、捜査権をもっていなかった。敗戦後、アメリカによって、特捜部がつくられ、「国家の重要犯罪については捜査権を持つ組織」へとなったのだ。

 「検察」VS「小沢一郎」の闘いは、「検察官に代表される官僚階級」VS「国民によって選出された政治家」の段階へと移っているという。

 菅直人氏も、その官僚、そして、その背後にあるアメリカに手なずけられてしまっている現在、9月の代表戦では、小沢一郎氏に期待するしかないであろう。

 
      ☆    ☆    ☆

 次に注目したのは、沖縄の基地問題のことであった。小沢一郎氏は、'''「辺野古の青い海を埋め立てて良いのか」というのが真意であると佐藤氏はいう。

 「青い海」には、二つの意味があると解く。一つは、自然のきれいな海ということである。もう一点は、「利権によって汚れていない海」ということであった。

 「利権によって汚れきっている自民党議員や、官僚たちの求めている辺野古への移設は、絶対に許さない」というのが、小沢氏の思いであるという。

 國場組などの自民党利権に絡むところだけではなく、下地議員に絡む建設会社にも注視していかなければならないと、佐藤氏はいう。

 今年の秋には、沖縄県知事選挙がある。小沢氏が言うように、「青い海」を取り戻してもらいたいと願う。

      ☆    ☆    ☆

 もう一点だけ触れたい。それは、織田信長と小沢一郎氏が似ているという話である。

 信長は、イエズス会が日本に来たとき、その背後に、『日本占領計画』があることを見破ったという。イエズス会の背後には、ガリオン船団とスペイン艦隊があり、その悪巧みと恐ろしさを見抜いたのである。

 小沢氏も、日本は、かたちの上では、民主主義であるが、実質的には、アメリカが支配している属国であることを見抜いているのであろう。

 小沢氏の親分は、ジェイ・ロックフェラー米上院議員であるという。中学生の頃から、日本国王としてアメリカに育てられた人だと副島氏は言う。

 ジェイ・ロックフェラーは、伯父にあたる世界皇帝と呼ばれるデイヴィッド・ロックフェラーとは、対立関係にあろう。

 日本の官僚らやマスメディアなどは、おそらく、この対立を把握していないのではないか?

 D・ロックフェラーの忖度政治的なものを、最後の悪足掻きとして、行っているように思えてならない。

 日本が、そういうものから独立して、自立した国となれるかどうかは、小沢一郎氏にかかっている。

 佐藤氏は、「今、小沢一郎氏は静かにして、悪党を組織化することが重要だ」という。まだまだ、決戦の日は、近くないのか?

イメージ 3


 このゴルバチョフ元大統領の忠告にも耳を傾けたい。「日本で民主主義の初めての政権」「政権交代が民意によって起きたという重要性」という歴史認識に驚いた。

 奴らは、信長を本能寺で抹殺したように、小沢氏のことも、どんなことでも仕掛けてケンカしてくるであろう。

 マスメディアの情報に惑わされず、大局的な歴史の流れを感じとることが求められよう。

 表紙にあるように、「国家の主人は官僚ではない」。我々国民であるはずだ。その代表である政治家による民主主義の国をつくっていこうではないか!

 たとえ、やつらに「悪党」と呼ばれようとも。

      ☆    ☆    ☆

 副島氏と、佐藤氏の対談形式の本のため、読んでいるというより、話を聞いているような感じの本であった。本の題名は、「小沢革命政権で日本を救え」だが、小沢氏に関することだけでなく、密約や、メディアのこと、鳩山由起夫氏のこと、日本郵政のこと、天皇のこと、永住外国人の参政権のことなど、多岐にわたっていた。

 現在を知り、歴史をひもとく一冊として、読んでみてはいかがであろうか。

開く コメント(18)

 鳩山総理の「最低でも県外移設」と言っていたことは、どうなってしまったのか?

 ほんとうにウルトラCは、期待できるのか?  と考えてしまう昨今であった。

イメージ 1


 どうして、再び、沖縄に負担を強いてしまうことになってしまったのかを考える糸口が、先日読み終えた、この副島隆彦著の「決然たる政治学への道」にあった。


http://www.youtube.com/watch?v=N-k977ejo_8※17まであります。時間が許すときにぜひ聴く価値があります。

 機会あるごとに、何冊も副島氏の著書を読んできたが、今回は初めて、若干、違和感を覚えるところもあった。それは、この本が17年も前に書かれたものであったからだ。それが、今年、復刊されたのだった。

 しかし、普天間基地の問題を考える上で、非常に、参考になり、鳩山総理がとらざるを得なかった対応について、理解することができた。

イメージ 2


 それは、

アメリカが「世界帝国」であり、日本は、その帝国に
組み入れられた「属国」だからだ。
  ※本書127ページより

 植草一秀氏が、
日本はいま、独立戦争のさなかにある。
http://blogs.yahoo.co.jp/maruimarui21/61504311.html

 といった意味とも合致する。

 サンフランシスコ講和条約によって、「日本国民の完全な主権を承認した」とあるのは、言葉だけであったことがわかる。

 日本は、いまだに、真の独立国ではなかったのだ。

 おそらく、鳩山総理は、これまで、こういう認識がなかったのではないか。そもそも、最初から、対等な日米関係というものはあり得ない話であったのである。

      ☆    ☆    ☆

 話は、聖徳太子の時代に遡る。

 日本人は、日本と中国は対等であると漠然と教えられてきた。しかし、事実はどうであったのか。

 聖徳太子は、小野妹子を遣隋使として派遣している。その記録として、隋書倭国伝には、下記のようにあった。

  大業三年(607年)、その王の多利思比孤が遣使を以て朝貢。

 使者が曰く「海西の菩薩天子、重ねて仏法を興すと聞き、故に遣わして朝拝させ、兼ねて沙門数十人を仏法の修学に来させた」。

 その国書に曰く「日出ずる處の天子、書を日沒する處の天子に致す。恙なきや」云々。帝はこれを見て悦ばず。鴻臚卿が曰く「蛮夷の書に無礼あり。再び聞くことなかれ」と。
http://members3.jcom.home.ne.jp/sadabe/kanbun/wakoku-kanbun9-zuisho.htm

 日本は、中国と対等の国交を結ぼうとして、虚勢を張ってみたが、東アジア世界の覇権国である中華帝国の皇帝からすれば、日本などは、自分の帝国領土を、取り巻いているアジア系異民族の野蛮人国家の一つにしか過ぎなかったのだ。

 歴代中華帝国からすれば、自分に頭を下げて、臣下の礼を取って、進んで朝貢物を持って参上してくる属国の一つが、日本だったのだ。

 小野妹子が帰国する際に、返事である「詔書」を頂戴した。おそらく、帰国後、聖徳太子と推古天皇の二人には見せたであろう。しかし、他の高官たちには、公開して見せなかった。

 日本書紀には、帰国の際、百済人の盗賊に遭って、書が盗まれてしまったとある。高官らは流刑に値するとしたが、推古天皇は、罪にはまったくしなかった。

 隋の煬帝が、どんなに皮肉と嫌みに満ちた返事をよこしたことか。

 それを読まされた聖徳太子や推古天皇らの「属国扱いされる方の、弱小国家の支配者」の無念の気持ちをこそ、今の我々日本人は、思いやり、噛みしめるべきなのだと、副島氏は言う。

 この時に、わが国の、以後、今日に至るまでの1400年間の国際的外交態度が決定されたのだ。

 日本を治める三、四人だけが、国家最高の機密として、「日本国の対外的地位」というものを知り、それ以外の者たちには教えないで済ますという態度の取り方をこの時に決定したのだ。

 日中関係が対等であるという歴史的資料が、どこにあるのだと副島氏は言う。

 この607年の遣隋使事件以後、中国の唐、宋、明、清の帝国に対して、日本は、国内的には、対等のふりをして、一方では、「臣下の礼」(朝貢外交)を取るという二重化を行って、生き延びていくことになったのだ。

イメージ 3


 福岡県志賀島で発見された「漢倭奴国王」の金印は、日本が中国の属国であったことの証拠第一号である。

 このような関係が、中国からアメリカに変わっただけのことである。『「日米関係」というコドバがあるが、こんなものは、本当は存在しない。本当に存在するのは』
      ※下記の写真に続く

イメージ 4


 民主党のマニフェスト2009では、その51番目に、「対等で緊密な日米関係を築く」とあったが、そもそも、日米関係などないのだ。あるのは「アメリカの東アジア戦略の一環としての対日本政策」なのだ。

 CIAが自民党などにカネを費やし政治を掌握し、電通や正力読売などを通してメディアを支配し、官僚などをアメリカに留学させ、日本を支配してきたことが理解できる。

 日本がいわゆる独立国であるというのは、幻想でしかなかったのだ。


 だから、鳩山総理が、「最低でも県外移設」と言ってきたのは、こういうことを知らなかったからであろう。知っていたのなら、こんなことは絶対に言えなかったはずだ。

 「抑止力」という言葉を使って海兵隊の存在意義を、沖縄県知事に伝えていたが、アメリカの対日政策に従って言ってみたまでのことでしかないだろう。

 安保を破棄すれば、アメリカから独立できるのではないかと思っていたのは、浅はかであった。そんな簡単な問題ではなかったことがわかる。

 鳩山総理も、実情を知って、あの聖徳太子や推古天皇のように嘆き苦しんでいるに違いない。

      ☆    ☆    ☆

 覇権国家であるこのアメリカに反対しようと試みたことの一つが、日中共同声明であった。

 日中共同声明の第7条が、アメリカの逆鱗に触れたために、田中角栄氏は打倒されてしまったのだ。

イメージ 6

イメージ 7


 「アジア太平洋地域において」「いかなる国」の「覇権の確立」にも「反対する」という表現が、現実に世界覇権国であるアメリカにとって許し難いものであったという。

 鳩山総理が、東アジア共同体をつくって対米隷属の関係を断ち切ろうとすることは、アメリカにとって非常に危険なことなのであろう。いつ田中角栄氏らのようになるかわからない。いや、現在、そういう目にあっているのかもしれない。

      ☆    ☆    ☆

イメージ 8


 沖縄の人たちが、鳩山総理に対してものすごい怒りを感じているのが映し出されている。

 日米の関係は、そのまま、本土と沖縄にも当てはまるのではないかと見えてきた。「覇権国」日本と「属国」沖縄という構図である。

 在日米軍の75%が、沖縄に集中しているというのは、この構図から読み取れはしまいか。

 沖縄が独立国でないように、日本としてもまた、アメリカから独立できずにいるのだ。

イメージ 5


 そこで、小沢氏が提唱したのが「正常な国家」論である。

 副島氏が言う「世界普遍価値」の優位を認めつつも、「民族固有価値」とどうやって調和させることに、鳩山総理が腐心していることに違いない。

 鳩山総理は、「日本は形式上は独立国ですが、実質的には、アメリカの属国であるのです」と真実を語ってはどうか。

 そして、「今度の参院選が、日本が独立できるかどうかの最終決戦なのです」と。

 我々は、歴史の過渡期のなかにいま生きている。

開く コメント(12)

内容(「BOOK」データベースより)
 
 公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。

 みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。


 ドラッカーという名前さえ、これまでほとんど耳にしたことがなかった。経営についての本を書いているというようなことを聞いたことがあったくらいであった。

 自分にはそれほど必要に差し迫った本ではないと、遠ざかっていたくらいである。

 しかし、もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらという設定がおもしろいと、本屋で興味をそそられてしまって購入したのであった。

イメージ 1


 経営と野球部がどうして関係あるのか?

 女子マネージャーがドラッカーを読んだだけで、甲子園に行けるのか?

 そもそも、ドラッカーのマネジメントとはどんなものなのか?

 興味は尽きなかった。


      ☆    ☆    ☆

 購入後、興味はあったのだが、他に読んでいる本が何冊もあったため、しばらく、置き去りであった。ある朝、目が覚めると、不思議とこの本に目が止まり、即座に読み始めたのである。

 読み始めると、おもしろくて、あっという間に、一気に読んでしまった。一言で感想を言うなれば、

もっと早くに読んでいれば良かった

 ということになろう。

 いくつか感じたことを述べたい。

イメージ 2


 ここを読んで、ふと脳裏に浮かんできたのは、小沢一郎氏である。

 組織を率いていく者としての資質を、小沢氏が一番相応しいことを、ドラッカーは語っているように思えた。

 小沢氏を尊敬してしまうところが、ここにある。そして、そのことを、小沢氏自身が自分のことをわかっているように思えた。

 逆に言えば、うまくいっていない組織には、このような資質を持った人物がいないということになる。

 事実、私自身が解雇となったのも、「何が正しいか」ということを考えられるような上司がいなかったことにあると思った。誰が正しいかのみを考える人しかいなかったことになる。

 あなたには、上に立つ資質がなかったと言いたいのですよ!

 これを読んでいるはずはないと思うのだが。この仇は、恩で変えさせていただきますよ。けして恩を仇で返すのではありませんから。

 それまでの勤務先では、そういう資質を持った人物に巡り会えたことに感謝したい。そういう方々とは、現在も、頻繁にお付き合いさせていただいている。
 
イメージ 3



 この動画を見ていると、今でもあの感動が思い出されます。

 私が野球に興味を持ったのも、我が茨城がうんだ名将木内監督率いる取手二校が全国制覇をするところを、小学生であった当時に、目撃したことにあったように思う。

 近所の友人らと、水戸市民球場まで高校野球を見に行ったことを思い出します。大学まで部活で野球を続けていたのも、どこかに、幼いときの思い出が残っていたからではと思いました。

 そして、おもしろいと思ったのは、「送りバント」と「ボールを打たせる投球術」を捨ててしまうという発想である。

 以前に野球の監督を2年ほどさせていただいたことがある。意表を突く野球をしているとは言われたことがあったが、このことは、その当時に、全く思いもつかなかったことである。

 実際に、もういちど監督になって、やってみたいものだあと思った。

イメージ 4


 組織というものを、いろいろと考えてしまう昨今である。一つには、組織というものにいくつも所属しており、その恩恵をうけていること。一方で、組織から投げ出されてしまったことにある。

 この本で、組織の目的は、一人の人間に対して、何らかの貢献を行わせ、自己実現をさせるためにあったのだ。

 しかし、どうであろう。実際の組織の多くは、そうなっていないのではないかと思うのだ。

 むしろ、自己を否定されるが為に、組織があるように思えてならない。

 であるから、これから、私は、こういうような日本をつくっていけるようなことをしていきたいと強く思うようになった。

 こうやって、日々、何かしら訴えているのも、そういうところにあると意識するようになってきている。



 ドラッカーのいう上記の言葉に、感銘を受けた。まさに、その通りではないか!

 私は、この6年間、百発百中の曲芸を要求されていたと思った。失敗を許されない上司しかいなかったように思う。

 事なかれ主義の組織は、いずれ淘汰されるであろう。

       ☆    ☆    ☆

 私は、偶然にも長年野球に携わってきたことがあるので、より一層進んで読めたところがあるかもしれない。

 しかし、このもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらという本は、野球を全く知らない人が読んでも、差し障りがないと思った。

 確かに高校野球のマネージャーが主人公だが、この本は、ドラッカーのマネジメントを、わかりやすく、しかも、小説のようにスムーズに理解するのに最適ではないかと思う。

 表紙の帯にもあったが、家庭、学校、会社、NPO・・・ 人が集まるすべての組織で役立つ本であると、自信を持っておすすめしたい。

 ということは、ほとんどの人が読んで価値があるということになろう。

 私の人生観を変える三冊目の本となった。

 もし、この本に出会わなければ、私は?


  実際に、甲子園に行けたのかどうかは、読んでからのお楽しみですね。

開く コメント(2)

人生の意味と量子論

きっかけは、下記のコマーシャルから始まった。


 どうも頭に残ってしまうコマーシャルで、ずっと覚えていた。

 2007年8月、Yahoo! JAPANと提携し、Yahoo!ニュースにて、「ツカサネット新聞」が配信され始めた。

 その連載記事に、ツカサの社長であった川又三智彦氏が、量子力学について書いていて、興味を持ったのだ。

 ツカサの社長がなんで理系の分野を書いているのか?と。

 先日、また、最初から読んでみようと思って検索したのだが、どうやら昨年、閉鎖されてしまった。

 そこで、本になっていないか調べてみて、見つけたのが「人生の意味と量子論」というものであった。

イメージ 1
 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
川又 三智彦
1947年(昭和22年)、栃木県生まれ。米国ノースウェスタン・ミシガン・カレッジに留学。帰国後、家業の不動産業を継ぎ、1983年に「ウィークリーマンション」事業を始め大成功を収める。
 しかし、バブル崩壊で「借金1000億円」に転落。その後、数々の事業を手がけながら、独自に情報整理術や経済知識を会得する。現在も「昭和30年代村計画」を伊豆で進行するなど、新事業に挑戦し続けている。ツカサグループ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 「なぜ自分が、こんな酷い目に遭わなければならないのか」

 と、バブル崩壊後思っていたとのことです。そんな時、川又氏を救ったというのは、「本」であった。手当たり次第に読み漁ったという。現在の私もそんな感じであろうか。

 なぜ自分が、こんな酷い目に遭わなければならないのかを追及し続けたという。それで、行き当たったのが、「量子論」であったのだ。

 私も量子論を勉強してみようと、まず、竹内薫氏のマンガを読んでいた。たまたま、コンビニに売っていた「ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~」というのを買っていたのであった。

イメージ 2


 「?????」の人は、この本を読みましょう。素直な私は、この言葉の通りにしてみたのだった。

 このマンガで、なんとなあく量子論の端緒がつかめたなあという感じがしました。しかし、説明してみてといわれると自信がない。

 そもそも、量子論なるものは、現代最先端の物理学であり、物理の基礎もあやうい私には、難解であった。そのマンガのことが、テレビでもやっていた。



物質 → 分子 → 原子


 ここまでは、すぐに思い出すことができた。そして、原子を分解していくと、さらに、原子核と電子になる。

 原子核はさらに、陽子と中性子となり、クォークとなるという。電子とクォークを素粒子というのまでも理解することができた。

 量子論では、分子から素粒子までの間を扱うという。

 この本では、「学校で習ったことはウソだった」と20ページにあった。

 それは、高校までの物理の教科書では、「原子核のまわりを粒の状態で電子が回っている」ということだという。

 「電子は原子核のまわりを回っているわけではありません」とあった。

イメージ 3
 

 電子は、雲のような状態で原子核を取り囲んでいるというのが本来教わるべきことだったのだ。

 その状態を文章で表現すれば、水素原子の場合は、「本当は一個しかない電子が、同時にいろんなところに存在している」となる。

イメージ 4


 そして、驚いたことに、一個しかない電子が、同時にいろんなところに存在しているということは、いったいどういうことなんだろうと不思議に思ってしまった。

 同時にいろんなところに存在しているから、雲のように見えるのだろうというこは、なんとなくではあるが、頭の中でイメージすることができた。

 これぐらいのことであるならば、中学生でもできると思われるので、学校ではウソを教えて欲しくないと思った。

 一番驚いたのは、原子顕微鏡で原子の姿をみたことである。

イメージ 5


 物質の中でもっとも安定した物質である金(ゴールド)の延べ板や、金の指輪にしても、原子顕微鏡で極小の世界を覗いてみると、

 電子が一定方向に向かって規則正しく動いていたり、絶えず動いている姿が見えてくる

 ということに、衝撃を受けたのだ。

原子が絶えず動いている!

 こんなことがあろうとは、考えてもみなかった。

 しかも、

 原子は人間の行動に反応して動きます

 というのである。学校で習った常識からは、到底あり得ないことである。ところが、それが現実の姿だったのだ。
 
イメージ 6


 人間の会話や歩行など、周囲のわずかな振動でさえも原子に伝わるというのだ。

 川又氏だけでなく、私の人生観をがらりと変える事実でした。

 農家の方が、作物に声をかけると良く育つと聞いたことがありますが、それは、どうやら科学的に証明されそうだと考えました。

 さらに驚きは続きますが、原子核を直径1メートルくらいのボールと仮定すると、パチンコ玉くらいの電子は半径100Kmの範囲をまわっていることになるという。

イメージ 7

 
 原子のほとんどが、何もない空間であるということを意味している。

 私たちが触われる部分は、電子と原子核でしかない。

 この巨大な空間とは、いったい何なのかと不思議に思った。(後にわかりました)

      ☆    ☆    ☆

 量子論がおもしろいと思ったのは、次のことである。

 「原子のなかで、電子がどこにあるのかを知るために、人間が観測した瞬間、その雲が消えて、粒となって電子があらわれる」ということだ。

 電子は、粒であると同時に、雲のような波であるという二つの状態を持つということを意味している。

 その二つの状態のうち、どちらかを決定づけるのが、

人間の意識

 だという。量子論の結論は、

物質の存在には人間の意識が関わっている

 というのです。科学に、しかも物理学でである、それも最先端の物理学に、人間の意識が関わっているというのは衝撃的でした。

 

 先ほどの原子核と電子の間の何もない空間には、いったい何があるのか?

 量子論では、その空間は、エネルギーが満ち満ちて波立っている状態だというのです。

 エネルギーが高まり、物質としての素粒子が、必ずプラスとマイナスのペアで生まれてきている。そして、消えていくのもペアであるという。常に対発生、対消滅という現象が起きている。

 すなわち、真空とは、無から有を生み出している根本的な場所だったのです。

 量子論では、「この世」と「あの世」(死後の世界)との関係も解き明かそうとしているといいます。

 裏表紙にも下記のようにありました。

イメージ 8


 科学的に死後の世界が解明される日も、そう遠くないかもしれません。

 真空にあるエネルギーを生み出した力は、なんと「意志」であるといいます。あの金の原子顕微鏡でみた様子には驚いたものです。

 金が意志を持って動いていたということは、すべての物質が「意志」を持っているということになる。

 これまでは、モノはモノ、心は心と教えられてきましたが、量子論では、そうはいきません。心がモノに影響しているというのですから。

 すなわち、その人がそう思えば、その状況がつくれるということになる。量子論でいえば、「不可能はない」ということです。

 正木和三氏が「この世に不可能はない」といっていたのも肯けました。
http://blogs.yahoo.co.jp/maruimarui21/47776988.html

 人生を変える一冊になると思いました。

開く コメント(3)

開く トラックバック(2)

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 次のページ ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事