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昨晩、落語界の奇才桂枝雀のことを取り上げていたTVを見た。
彼は1999年、自分の芸の切れ味がなくなっていくことを苦に、自分で逝ってしまった・・・
大学時代の友人が落語好きなこともあって、1980年代彼が最高潮の頃の高座を聞きに行ったことがあった。
凄まじいばかりの口の回転の早さと、顔を含めた上半身が踊っている彼の高座は実に圧巻だった。
この手の落語を、彼が道開いた”爆笑落語”と言われているそうですが、彼は33歳の時、一時うつ状態に陥ったことがあったようで、その彼の心の葛藤を考えると、高座で皆を笑わせ、芸の道を究めようしていた人間としての悲哀をひしと感じる。
枝雀は“笑いとは緊張の緩和である”と言っていたようである。
確かに、緊張し真面目に取り組まなくては、あそこまでの芸を実につけることは出来ず、その上に緩和の遊びがないと芸は身につかない!
そして、それは落語のなかにおいては、最初にまくらがあり、緊張の噺があり、最後にすっーと抜いてやる落ちがあるように、まさに、緊張と緩和のかもし出すハーモニーが面白いのである。
そんな相反するもののバランスをとりながら、桂枝雀は芸の中でも、自分の中でも闘っていたのかと思う・・・
人間生きていて、この緊張と緩和のバランス感覚は実に難しいが、こんなバランスをうまくとるすべを身につけることは、生きていく上で、ことに大事なことと感ずる今日である・・・
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最近のお笑いは、心から自然に噴き出す笑い、誘い出すような笑いが少なくなりましたね。
何事も極めるのってバランス感覚大切だと思います。
ご自分のスタイル、個性を守りつつバランス!
神経質すぎても楽観的過ぎてもいけないし
わたくし自身、感情コントロールさえまだまだ未熟です。いつも一喜一憂することもあって・ありゃりゃーです。
2008/9/22(月) 午後 4:32
先日、芦屋小雁主演の「はだかの大将」の舞台を見ました。
山下清の放浪の旅を舞台にしたものでしたが、その中の徴兵検査の場面は、喜劇として実に良くできた台本でした。
久しぶりに、お腹が苦しくなるほど笑いました。
落語の笑いも、しっかりとした台本があり、落語家の技があるからこそ、本当のおもしろさがあり、本物の笑いがあると思います。
お笑いと言っても、芸もなく、ただぎゃあぎゃあ騒いでいるだけで笑いをとろうとする、この頃の芸人の品のなさにはうんざりしていますが。
笑いって、健康にいいと言いますが、それって緊張の緩和だったのですね。
溜まっているものが、わぁ!っと吐き出せる、そんな感じがしますよね。
緊張の緩和と言えば、お酒も同じ作用があるような気がしますけど。
そう思いませんか?
2008/9/22(月) 午後 6:49 [ すずめ ]
アリエルさん こんばんわ
今日は気候の関係か?何だか気分がすぐれない朝方でした。
今日のブログを書きながら、緊張のなかに緩和があり、そこに笑いが生ずるわけで、いつも緊張していても緩んでいても(緩和)いけない!ということなのか・・・?としばし、考えていました。
そんな点から言うと、ブログも同じことが言えるようで、緊張と緩和がバランスよくとれていけると、心にとってはいいのでしょうね。
アリエルさんの場合、それは実にうまくその均衡を保っていると思いますよ。
2008/9/22(月) 午後 7:26 [ てんきり ]
すずさんへ こんばんわ
今日は木を削り、小さな誕生仏を造ってみました。
(まだ完成途中ですが・・・)
なかなか難しいのですが、木をただひたすら削っていく仕事は普段の漆の仕事と違って面白く、心が穏やかになっていくようでした。
確かに仰せの通り、大笑いは身体の緊張をほぐし、健康にも良い事!そして、お酒もその作用を助長してくれるわけで、好いですよね。
あっしはあまりお酒は呑めないのが残念ですが、仕事をし、遊びもしながら、笑えたら幸せなことです。
2008/9/22(月) 午後 7:36 [ てんきり ]
後程、TBさせてもらいます。よろしくお願いします。
2008/9/22(月) 午後 9:52
ヤボテンさん
どうぞ好きにやってくだんせ!
こういう時、ありがとうと言うのが礼儀なのですかい、、、?
よくわからないけど・・・
2008/9/22(月) 午後 11:56 [ てんきり ]
TBさせて頂きました。
されてからアカンとも言いにくいけど、承諾のレスだけでいいと思います。
お礼は気にいられたらでけっこうです。(笑)
2008/9/23(火) 午前 2:58
私、こちらに来てからよく笑うようになりました、自分でも違いがわかるくらいです。
2008/9/23(火) 午後 4:20
ビチャンさん こんばんわ
それは最高です!世知辛い日本に居るより、身も心も安定しているのでしょう。
きっと異国でハラハラ ドキドキする緊張感と、リラックスする緩和のバランスがうまくとれているのだと思います。
2008/9/23(火) 午後 8:05 [ てんきり ]
こんばんわ。落語はいいですねぇ。話のネタをよく聞けば大したネタではない時もあるんだけど、それをいかに引き付けて笑わせるかとか、落とし所の絶妙さとか、まあ、これぞプロの技とうならせるのは凄いと思いますよ。非芸術肌ゆえ、こんなコメントしかできやしませんので、どうかご勘弁を・・・
2008/9/23(火) 午後 10:54 [ - ]
あら様 こんばんわ
どうも飛ばしてしもうたみたいで、お許しやってくだんせ。
兄弟のヤボテンさんは、いろいろと造詣が深いようで、勉強になりますね!
さすがあんさんが日頃アニキと言ってらっしゃるのがよくわかりやしたよ。
落語は仕事しながら一時聞いたことがありますが、これも日本独特の芸術のひとつですね。
間の取り方が絶妙で、聞き手を諸々と想像させてくれる空間というか空気は実に好いものです。
2008/9/24(水) 午後 8:37 [ てんきり ]