坂口さんは製糸工場にお勤めです。毎日車で1時間ほどかけて工場へ 通勤しております。今日もいつもの道を進んでおりますと溝に はまって立ち往生している車があります。道は細い一本道で この車をどかさないと坂口さんの車も通れません。溝にはまった 車のドライバーを手伝い車を溝から押し出そうとした拍子に 坂口さんは足を挟まれ右足を複雑骨折いたします。 さて坂口さんは労災(通勤災害)と認めてもらえるでしょうか?ポイント1 坂口さんが通ったルートはいつも坂口さんが通勤につかうルートです ポイント2 坂口さんは親切で助けてあげました。しかしその車をどかさないと坂口さんも 何度も口をすっぱくしてお話しますが 親切で人を助けて事故に遭っても労災には認めてもらえません 例えば・・・・・・・・・・・ 通勤中に目の前を歩いている小さな女の子の麦藁帽子が風で飛んで川に落ちて
しまいます。泣きそうになっている女の子のためにあなたが川へ降りて行き 帽子を取ろうとして川に落ち溺れて死んでしまった 話としてはドラマのようで美談ですが労災ではどんなに美談でも容赦しません ではどうして坂口さんは労災に認めてもらえるのか? それはその人を助けないと坂口さんが通勤できないからです。労災の場合は 通勤を邪魔するものを排除しようとする行為は通勤するために必要な行為として 認められるのです
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