はてノ鹽竈

東北地方から日本史を眺めていきます。

亀の風土記:宮城県

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 今朝、年が明けて初めて鹽竈神社へ参拝してまいりました。
 仙台市内では積もらなかった昨夜の雪が、塩竈市内ではうっすら街一面に雪化粧として残っておりました。
 境内に着いたのは朝6時くらいでしたが、冬至を過ぎたばかりのこの時期はまだ真夜中のような暗闇で、隋神門や表参道には一晩中点いていたものなのか、提灯や灯篭が柔らかくあたりを照らしておりました。
 まるで、除夜の鐘と共に流れるNHKの『ゆく年くる年』の舞台に飛び込んでしまったような、寒々とした静寂な世界におのずと気も引き締まります。

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 別宮、左右両宮、鹽竈櫻、志波彦神社、と、ひととおりご挨拶を終えると、東の空がやうやう白くなってまいりました。

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 ふと、梅宮(うめのみや)神社―塩竈市―にも訪れたくなりました。
 梅宮神社は、鹽竈神社の末社の一として名を列ねる社ですが、一昨年の秋ごろ、安太夫家―安倍氏―及び新太夫家―小野氏―といった往古の鹽竈神社の社家について考えながら古代の塩竈の概略の地図を眺めていたときに、ふと気になりはじめました。 
 そこで、昨年の鹽竈さま初詣の帰り足に初参拝を試みたのですが、その時たまたま境内及び周辺から見えた塩竈湾の風景が、大変に素晴らしかったのです。
 今年と同じ様な夜明け前の時間帯ということもあって、眼下の町並みはまだ街路灯の灯る夜景の体なのですが、東の空だけが紺色から紫色に変わり、やがて燈色へと徐々に明るくなり、呼応するかのように海も白く輝き始めました。たまたま車のラジオからはドビュッシーの「夢」なんぞが流れてきたものですから、なんと表現すればいいのでしょう、まるで生まれる前の胎内に戻ってしまったかのような、とにかく幻想的なやすらぎに包まれてしまったのです。

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 心が線の向う側に行ったままの私でしたが、拝殿の前に立つと、そこには我が今野家と同じ「丸に梅鉢」の紋がありました。

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 もっとこの神社のことが知りたい・・・、そう思いながら、気がつけば早一年が過ぎておりました。
 この一年間で特に何を発見したわけでもありませんが、せっかくなのでこの社について語っておこうと思います。

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2014/7/22(火) 午後 11:12さん、ありがとうございます。

ご関係の皆々様の御多幸をお祈りいたします。

2014/7/23(水) 午前 7:17 今野政明


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