はてノ鹽竈

東北地方から日本史を眺めていきます。

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夜光雲

 昨年、ニュートリノが光の速度を超えている実験結果が出るというとんでもないニュースが飛び込んで、今の私の中で震災原発関連やライフワークの歴史探索と並んで最大級の関心事項になっているのですが、そんななか、昨年末12月29日の夜明け前に、たいそう幻想的な自然現象が天空に展開しておりました。
 最近、携帯電話のバッテリーの調子が悪く――震災後に交換しているにもかかわらず――、また、パソコンのフリーズ(?)も頻発しており、これがまた震災前後のそれに酷似していたため思わず嫌な予感が走っておりました。科学的根拠はないとはされておりますが、地震と磁場の異変になんらかの因果があるかのような話はよく聞きます。地震が先か磁場が先かはわかりませんが、そんな感情の中氷点下の黎明の空を見上げると、私はハッと息を呑み、

「え、まさかオーロラ? ・・・なわけないよな・・・」

と、つぶやきながら眠い目をこすりました。言うまでもなく、オーロラは巨大な磁石としての地球の産物であります。しかし、基本的にそれが見られるのは北極、南極に近い高緯度に限られますので、北緯38度の仙台ではほぼあり得ません。何はともあれ、その幻想的な光景はそうそう見られそうもないので、あわててデジカメを取り出し撮影しました。
 目が慣れてくると、結局それが雲であることがわかりました。となると今度は、

「地震雲でなければいいんだが・・・」

などと、妙にネガティブな発想ばかりが頭を駆け巡るのですが、翌朝、お馴染み『河北新報』の朝刊を読んでいると、次のような記事が掲載されておりました。

――引用――
夜光雲か 仙台で観測 市天文台の小石川さん撮影
 北極、南極域など緯度の高い地域で夏に発生する特殊な雲「夜光雲」の可能性がある現象が29日早朝、仙台市で観測され、市天文台係長の小石川正弘さん(59)が撮影した。
 小石川さんは午前6時ごろ、仙台市青葉区愛子東の自宅近くで、南東に青白く輝く雲を発見した。「非常に明るく光っており、色合いから夜光雲だと思った。ものすごくきれいだった」と話す。
 元市天文台職員で市川平小教頭の佐々木靖さん(50)によると、夜光雲は通常の雲よりも上空の高度約80キロ付近に発生。高緯度地域で日の出前や日没前に見られるが、最近では緯度が比較的低い地域でも観測例があるという。
 佐々木さんも一昨年と昨年の12月、仙台市で同様の青白い雲を目撃した。写真を基に「日の出前の太陽光が当たっていることから計算すると、雲の高度は非常に高い。通常の雲ならば日の出前には黒く見えるはずで、夜光雲の可能性が高いと思う」と説明している。

 さすが、やはり専門家は冷静です。そもそも私の知識に「夜光雲」などというものが存在していなかったので、大変興味深く学ばせていただきました。
 それにしても、極に近い高緯度地域の、しかも夏場――太陽の角度がより垂直に近い状態――の現象が北緯38度の冬の仙台で起きていたことは、やはり奇妙であり、早くそのメカニズムを知りたいところです。
 少々不気味に思って自粛しておりましたが、初日の出が完璧だったので、縁起がいいものと信じて画像掲載しておきたいと思います。
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