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それは会場にいる先輩からの電話で始まった。 「桜庭の入場テーマってなんていう曲だっけ?」 ――SPEEDですけど。 「そう、あのテーマにのってやってきたんだよ。タイガーのマスクつけてね」 ――あぁ、ついにこの日が来ましたか・・・ボクはPRIDEの桜庭和志が好きだった。 ニュートン、ベウフォート戦に驚き ホイラー戦では泣いた。 ホイス、ヘンゾ戦の神がかり的な戦いに叫び シウバ戦に興奮した。 負けても、負けても、負けても ボロボロになっても戦うことを辞めない悲壮感の漂う姿。 でも、それが魅力的だった。 アローナとの凄惨な試合も桜庭にしかできない 生き様が見える戦い。 あるときはカッコ良く あるときは泥臭く 現実と戦う桜庭和志。 PRIDEのリングが最高に似合っていた。 そして、この日 ミスターPRIDEの選択した道。 最強をめざす戦いからの撤退。 高田延彦から前田日明へ。 桜庭よ、あぁ桜庭よ、桜庭よ―― できればPRIDE以外では見たくなかった。 なんて言っていいのかわからない 忸怩たる思い・・・ ただ、その気持ち以上に ボクはファイター桜庭和志が好きだ。 桜庭が選んだ道ならば 温かく最後まで生き様をきっちり見届けようと思う。 そして今日、
谷川Pと前田日明を横に マスクを脱いだ桜庭和志がHERO`S参戦会見を開く。 |
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