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6区〜10区(ゴールまで)
6区の最初は下りだけになる。足に負担に来ているとかなりきついが、今年はそうでもない。わりとスムーズに乗り越えられた。Tミーがちょっと足が痛いと言っている。ここでちょっと遅れる。
でも、彼のことだから、それでも私たちより速いペースで歩けるから大丈夫だろうと、私も含め他3名はそう思っている。
下りきって、その後は山の中のフラットな部分を歩き、ここで少し体調を整えられた。
Tミーが降りてくるのを待って、次はサル山と呼ばれるところ、なだらかなアスファルトの坂道を上がっていく。まだ朝早い時間帯だったの、サルたちはいないようだ。ちょっと横でごそごそしているのもいるが、全然気にしないで通り過ぎる。ここで私はちょっと調子がついて、先頭になり、次のチェックポイントまで。その後、Tミーがやってきた。調子はかなりよくなったようだ。代わりにHちゃんがちょっとペースダウンしてきた。
そしてBBQサイトで待っているサポート隊のところまで。1時間近くの休憩をとる。
そして後半の最大の難関である針山である。7区が辛いという人もいるが、私は3区や4区のほうが精神的に辛い。7区はけっこうな上り坂であるが、明るいうちに歩くので、しかも見晴らしがいい。だからあまり嫌いではない。
調子が出てきたTミーがどんどん先に進んでいった。チェックポイントまで彼に追いつけなかったが、残り3名で、休むこともなく、無理することもなく、針山と草山を越えて、大帽山のふもとにあるチェックポイントについた。
ここで少し休憩をとり、TミーとSちゃんはちょっとだけ寝ていた。15分だけ。
私はジンジャーのお茶をもらって飲んだが、失敗だった!ますます水分がほしくなってしまった。
さて、8区である。
Hちゃんの足が少し心配であるが、それぞれ自分のペースで上がっていく。登りの弱い私は最初先頭であったが、ちょっと寝た二人に先に行くように促し、遠くから二人の様子を見ていた。TミーはかなりのペースでSちゃんを追い抜いていくものだと思っていたら、二人仲良く歩いている。Tミーのやろう!!幸せ気分で、楽しそうで、これは報告しなければと、下から見ていた。Hちゃんも私の後を追いかけてきて、あまり間を空けることなく、頂上へ。
下りはショートカットを利用。ずいぶん短縮できるのである。かなりくねくねしているS字カーブをまっすぐに下りて、これで1分くらいは、もしくはそれ以上短縮できるのである。それを何箇所かでやった。
そしてチェックポイントまで。サポート隊の人たちが待ち受けていてくれて、待機場所まで。
ここでも少し長めに休憩したと思うが、Hちゃんが休んでいる間に、かなり足が痛くなったみたいで、歩くのもびっこ引いている。9区と10区はかなり走れるところであるが、これでは無理である。
SちゃんとTミーはどんどん先へ。
私はHちゃんと一緒に歩くが、かなり時間をかけてゆっくりと歩き、そのうちに多くのチームが抜いていく。まあここまでくれば目標達成は問題なしだし、気楽に最後までということで歩いていたが、私がしていたサポーターをHちゃんに貸したら、これはいい歩き易くなった!ということで、急にペースが上がる。
10区に入るチェックポイントのところで、午後の3時ジャスト。27時間を切るためには2時間である。残り約10km!ぎりぎりのところであり、私たちは最初の湖の周りのフラットな道をかなりのスピード歩いていった。Hちゃんもついてきている。そしてアスファルトの道に出て、最後のスパート!27時間を切れるかどうか話しているうちに、Tミーがここまでくれば大丈夫だよ!それよりSさん(私のこと)あまり急がないで、後ろのHちゃんやSちゃんも見てあげて!と言った。
うん、その通りだね。と言いながらも、内心、てめえはさっきまでどんどん歩いていったじゃないか!!と思ったが、そこは彼の憎めないところ、4人で最後まで行きましょうということで、そしてゴールまで。サポート隊の人たちもたくさん待ち受けていてくれた。残り2km近く一緒に歩いてくれた。
時間との闘いだったので、ドラゴンボートのユニフォームに着替えている暇はないと判断し、パドルだけをもってゴール!そして時間のチェックをしてもらった。26時間48分である。
ゴール後のシャンパンは美味しかった。
昨年はもう二度と出たくないと思ったものであるが、今年はゴール直後に、来年も出られるのであれば出たいと思う気持ちになっていた。もっといい記録を出したいと。
やっぱり私も頭の中がおかしくなってきているようである。
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