住田正彦のブログ

2012.6に他のブログから400件の記事も一緒に引越し。日曜の夜更新です。原発問題は平日に掲載。

経済

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【969】紙幣変更

【969】紙幣変更
日本の紙幣が変更されると発表されました。しかし、日経の記事を見ると世界はキャッシュレスに動いている中で、日本は現金の流通額が増えている特異な国であるとのことです。理由の一つは、金利が低いため、現金を家に保管する「タンス預金」があるそうです。確かに、強盗事件の報道を見ると、家から多額現金が盗まれたというのが多いと思います。持っている人は持っているのですね。うちはそもそもそんなお金はありません。
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先日、家内の実家の町内会の葬儀のお手伝いに行きました。お手伝いの内容は、受付と香典の記録と集計です。お金を扱う一番重要な役割です。頂いた現金を帳簿に付け、何人もで多重チェックを重ね、慎重を期しました。帳簿と現金額額が合わないと何回もやり直したりしました。最低額が5000円だったのに帳簿集計では1000円単位が出たりして、あたふたとしていました。こういった冠婚葬祭を現金で行うというのも、紙幣が必要な些細な理由かもしれません。香典をクレジットカードで払うというのも想像できません。せいぜい小切手かと思うのですが、日本では個人が小切手を使う習慣もありません。結婚式などは日取りが決まっていますので、事前に銀行振り込みというのが、味気ないですがあるかもしれません。葬式は突然なのでそうも行きません。世界では高額紙幣を廃止する国も多いようですが、日本で1万円札が廃止されたら、数えるお手伝いさんは大変です。先日は10万円出す方もおられたので、1000円札なら100枚です。うーん。
新紙幣のニュースと、葬式手伝いが重なったので、今回の記事を思いつきました。小銭をじゃらじゃらするのはうっとうしいなとは思うようになってきたので、キャッシュレス化に動くのは時代の流れでしょうね。

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【965】厚労省統計問題
厚労省の統計が不適切だったと問題になっています。「統計で嘘をつく方法」が本になっているほど統計というのは運用を誤ると間違ったメッセージになります。報道では、本来全数調査すべき500人以上の事業所を1/3しか調査していなかったようです。ただ、統計学では抜き取り調査は当たり前です。抜き取りデータから如何に母集団の推定をするかが統計学の大きな柱にもなっているほどです。私はむしろ全数調査をしていることが驚きでした。え、そんな大変なことをやっていたのかと。世論調査など数千人の調査しかしていないのに、1億人の意見を代表しているような言い方をしています。けど、それでも充分使えるデータになっています。抜き取りに偏りがないような方法を使えば精度は保てます。


今回の問題の一つは、抜き取りであるにも拘わらず、それの統計処理をしていなかったことだと思います。最初に抜き取りに切り替えた時、それを発表したうえできっちり抜き取りの統計処理をすることを明言して実行しておけばよかったことです。ただ法律を変える必要があったので、「全数処理は忙しくて無理だ、法律を変えるのは面倒だ、抜き取りでも精度は保てる。」としたのだと思いますが、それは公務員にあってはならないことです。更に、抜き取りにしたにも拘わらず、その処理をしていなかったというのは、統計の専門家としてお粗末の限りです。どんな計算をしていたかはよくわかりませんが、報道では修正はデータを3倍するというのが見られました。抜き取りにしたにも拘わらず、母数はそのまま使っていたようです。私の推定では、例えば500人以下の事業所を抜き取りで1万社調査していたとすると、500人以上の全数1500社を加えて11,500社で平均すべきことを、500社しか調査せず10,500で平均していたように取れます。本来は抜き取り500社の分は3倍した上で11,500で平均すべきことだと思います。平均は、従業員数も加味してする必要がありますが。これなど、統計学などと言えません。単なる小学生の算数クラスです。実態はよくわかりませんがお粗末な限りです。1/3も抜き取りしていたら本来は精度はかなりあります。数%の不連続性が出るなんてことはあり得ません。優秀な霞が関の役人がこんなレベルかと思うと情けない限りです。
ただ、私の意見も間違っているかもしれません。500人以上の企業となると、500人から何万人もの企業に及びますので、そのバラつきが大きいため、1/3の抜き取りでも精度は保てないということかもしれません。この辺りは統計学専門家の意見を是非聞きたいところです。

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【957】マイニングその後
 
以前に、一般住宅で仮想コインのマイニングをやっているのではとの記事を出しました。
その後の報告です。ここでは、昼夜を問わず多数のエアコンが唸りを上げていました。これは夜の様子です。窓に明かりは灯らず、無人の気配ですが、エアコンだけは寒い夜にも拘らずフル稼働していました。
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やはりここはマイニングの現場ではないかと思っていました。ところが、年末に通りかかるとエアコンが止まっていました。その後もずっと止まったままです。これは、もう止めたのではと思います。
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ビットコインの相場推移を調べてみました。2017年末に最高値を付けた後は下がる一方で、11月初旬には暴落しています。これから考えると、年初の高値につられてマイニングを始めようとしたが、準備には時間がかかるため、スタートは8月頃になり、その頃はかなり下がっていた。その上、11月の暴落に会い、やる気を失ってしまった、ということが想像できます。多分当たっているような気がします。コインを発行してもらうのは、早押しクイズをやるようなものですので、早押しに負けていたのかもしれません。8月からたった3−4ヶ月の短期間の夢だったようです

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ちょうど日経に、中国でもマイニングビジネスが行き詰まっているとの記事が出ていました。電力料金の安い中国でも駄目なのに、日本で小規模でやっても所詮叶わない競争だったのではと思います。
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この家はこの後どうなるのでしょうか。一般民家→介護会社事務所→Mining→次は?



 

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【952】日産事件

【952】日産事件
日産のゴーン氏の有価証券報告書への記載漏れによる逮捕が大きな問題になっています。彼のやった、私用への社費使用など乱脈ぶりは目に余るものがあり許せるものではありません。しかし、直接の逮捕容疑である虚偽記載はかなり微妙な罪であり、日産は論理矛盾に陥るのではとの記事を見ました。
検察の主張は、ゴーン氏の退任後の報酬支払は確定していたものであり、開示しなければならないのにしなかったというものです。報酬そのものが問題ではなく、あくまで記載しなかったというものです。一方、ゴーン氏の主張は、支払いはあくまで約束であり、まだ確定していない、支払うためにはその時点で取締役会にかけねばならない。今は未決定であるため、財務諸表にそれは現れておらず、従って報酬額の開示には至っていないというものです。

日産の矛盾というのは、報酬が確定していたものであるとしたら、ゴーン氏の実際の退任後にこの支払いをしなければならないことです。しかし、今は高額報酬そのものが批判を浴びているのに、犯罪を訴えた日産がそれを実行できるかということです。いや、あれは確約でなかったから支払わないとすれば、告発事実とは反することになります。別件の私的流用なら横領罪で話は簡単ですが、それは当初の告発には入っていません。高額住居の購入も名義は子会社であり、ゴーン氏に無償譲渡されたものではありません。せいぜい、家賃不払い程度のものです。あくまで有価証券報告書の不掲載だけが告発内容なのです。不記載であれば、過去に遡って報告書を書き直すことが是正処置であって、ゴーン氏には決定通り高額報酬を払う必要が出てきます。例え有罪になったとしても、払う必要があると思います。ゴーン氏への支払いは感情論ではなく、論理的に判断が必要です。また、過去の決算書の書き換えとなると、日産は証券取引所に課徴金を払う必要があります。東芝の時は74億円払いました。ゴーン氏への未払いの報酬と併せ、巨額な出費になるが、その覚悟が必要です。多額の報酬支払いに株主が納得するかも問題です。

どうも、この事件はかなり無理を押している気がします。ルノーによる支配を恐れた日産が起こしたクーデターが真実でしょう。本来、不掲載が見つかった時は、社内で是正処置と対外発表を行うべきです。日産はそれができなかったのでしょうが、いきなり司法に告訴する形となりました。今後、政治問題に発展していくような気がします。果たして、有罪まで持っていけるのでしょうか。

裁判所の拘留申請棄却の後、今度は会社の金を私的に流用した特別背任罪で再逮捕されました。それができるなら、最初からそうしておけば単純でよかったのにと思います。
相当無理な論理による逮捕劇だったように思えます。報酬の情報開示をしなかったからと言って、株主が会社の経営状態を見誤るようなほどのものではなかったように思います。一方、何1000億円もの粉飾を行った東芝でも逮捕者は出ていません。こちらは、一見健全に見えていた会社が実は危機に面していたという、株主を欺く重大な粉飾です。福島事故を起こした東電も誰も逮捕されていません。

今回の逮捕が、国際問題にならなければいいのですが。

追加2018.12.27
日産は作戦を誤ったとの記事を見ました。
不正の事実を知った時、その証拠を基に、ゴーン氏にルノーの支配を軽減するよう交渉すべきだったとの意見です。ゴーン氏も以前はそのスタンスでした。ゴーン氏が失脚しても、結局更にルノーよりの別のゴーン氏が来るだけだ。それよりも、力のあるゴーン氏を味方につけたほうが良かったというものです。そうかも知れません。しかし、権力者に内部でたてつくというのは難しいのもわかりますが。そして、不正行為を交渉のネタにするのも法令順守に反します。

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【934】液晶シェア

【934】液晶シェア
日経新聞に台湾の液晶メーカーが韓国、中国の攻勢で危機に瀕しているとの記事が出ていました。「歴史は繰り返す」というのが私の感想です。
私は日本の半導体が台湾、韓国の台頭で衰退していった様子を記事にしました。
私の会社生活の半生と被る内容でした。
 
同様に液晶では、独占を誇った日本の液晶メーカーが、台湾の液晶メーカーに取って代わられました。ところが今度はその台湾メーカーが、韓国、中国にやられているという記事です。
まさに歴史は繰り返しています。わかっているのに対処できない、というのが人間の弱みなのでしょうか。
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シェアの部分の拡大です。日本台湾韓国中国と変遷しています。
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これは嘗ての半導体と同じです。半導体の場合は、一旦シェアを落とした米国が盛り返しました。これは設計を主体にした産業に米国が転換したためです。液晶は、製造が主体ですので、転換は難しそうです。

 
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