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nokiのブログ〜歴史好きnokiの骨董・資料コレクション〜
サラリーマンnokiが中国赴任中に集めた中国や日本の古民具コレクションなど。16年1月に日本へ帰国し、第二章(自称)スタート!
日本や中国の収集品の参考資料として集めた、インドネシアの品々を紹介したい。

系統立てて収集したわけではなく、日本・中国品と比較するために、ついでとして
収集した物が多く、全体としてみると統一感に欠けるきらいがある。

しかし、あくまで参考品ではあるのだが、それでも自分なりに納得の
いくレベルの物を厳選し、一品一品、考えて入手してきたと自負している。

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19Cにバリ島で製作された、ヒンドゥ教の戒律を描いた宗教画
(通称、バリカレンダー。175cm×130cm。)

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手紬糸で織られた布に、天然顔料で伸び伸びと描かれている。


イメージ 3

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描かれているのはヒンズー教の戒律。

イメージ 5伝統的なカマサンスタイルで描かれている。実物のオーラは凄いものがある。

次は、

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スマトラ島バタック族の祈祷師が持つ書。真ん中に1945年のオランダ銅貨が
嵌め込まれている。オランダ植民地時代のものだろう。

イメージ 7
紙はすべて樹皮。中国の少数民族の書画と比べる参考資料として入手したものだ。

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呪文だろうか。独特の字・絵だが内容はさっぱりである。
これもそう簡単には見かけないレベルのものだろう。

イメージ 9
次に、左右に並べた布。いずれもインドネシアの代表的・典型的な古布だ。
古布に詳しい人は、おそらくわかるだろうと思う。

イメージ 10
まず右は、スンバ島レンデ地方の経絣(イカット)。272cm×138cm。

イメージ 11
朱色のパトラ紋様は、身分の高い男性が着用した証である。

イメージ 12
大きく描かれた馬は、富と財産の象徴。
スンバ島レンデの王侯家から出た、典型的なヒンギコンブである。

イメージ 13
そして、左側にある布は、経緯絣で有名な、バリ島トゥガナン村のグリンシン
(19C)。イメージ 14
街の四方を蠍が守る、バリ島ドゥガナン村の伝統的なデザイン。



イメージ 15
遠目ではわからない、この渋い朱色は、古布の証である。

イメージ 16
これは、バリ島のヒンドゥー教の祭典で使用されたと思われる木彫龍。
戦前頃のものか。

イメージ 17

イメージ 18
独特の迫力がある。

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前回紹介したジャワ島東部のワヤン人形。

イメージ 20
非常に細かい細工が特徴的。

イメージ 23


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最後に、実用品として入手したグラスホルダー。

イメージ 22
オランダ植民地時代の、ジャワ島東部の町マラン製と思われる。

これまでに紹介したもの、未了のものなど様々だが、未紹介のものは、いずれ改めてその由来、着用例、美術館レベルとの比較などできればと思う。

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さて、私の古民具・骨董収集の出発点だが・・・

これまでも何度か触れてきたことだが、中国赴任中に、せっかく現地にいるのだから、何か面白い物はないかなあ、とあちこち見て回るうちに、現地の文化・風習が色濃く反映されたものや、呆れるほどの手間暇をかけて制作されたものにほれ込んだところから始まっている。

特に、当時の赴任地が、上海や北京などの大都市ではなく、内陸都市西安の、そこから車で数時間の、さらに奥地という秘境?だったため、素朴で味のある古民具を、比較的安価に手に入れることができた、ということも、この世界への敷居を低くしてくれたのかもしれない。

上海や北京からのスタートだったら、あまりに精巧な偽物の多さにうんざりし、暴騰する価格にもうんざりし、小心者の私には、騙されまい!と最初の一歩を踏み出せなかったかもしれない。

そんなこんなで、バラバラと集めているうちに、結局、
・赴任地ということで、比較的集めやすかった中国の物と、
・自分のルーツである日本の物
がコレクションの柱となって、今日に至っている。

ただ、根っこにあるのは、地域ごとに大きく異なる文化・風習への興味。

従い、大して深い縁がない国・地域の物であっても、これまでの収集品と似ているもの、また対比して面白い物などは、「参考品」として積極的に集めてきた。

そんな参考品としてバラバラと集めたものが、いつの間にか小さな柱レベルまで成長していたりする。

前振りが長くなってしまったが、ここからが本題。

この小さな柱にまで成長してきたのは、インドネシア古民具。いつの間にかじわじわと増えており、nokiコレクションの中で、日本・中国に次ぐ第三位となっている。

正直、インドネシアに興味があるわけでもなく、行ったこともなく、従いインドネシアだから、という理由で収集したことはないのだが、日本や中国との対比としてバラバラと買った物が、たまたまインドネシアだった、というもので、「ちりも積もれば山となる」式に、集まってしまった物だ。

これもご縁と言えるかもしれない。

なお、「参考品」として集めたものばかりなので、各ジャンル1-2個程度と、ジャンルとしての深みは欠けるのだが、ただ、日本・中国で収集した際の知識と感覚を活用し、自分なりに面白いと思う物、手の込んだ珍しい、と思う物を中心に集めてきたつもりである。

今回は、そんな中から一つご紹介。といっても、先週、初めて行ったマニアックな骨董市で、行きがけの駄賃的に入手したレベルの物である。

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ジャワ西部の操り人形「ワヤンゴレ」(wayang golek)である。

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頭部には、手彫りで髪や王冠などが表現され、また龍の絵が描かれている。
目の玉も単なる手描きではなく、嵌め込まれていて、リアリティーがある。

調べていくと、世界史で必ず覚えなければならない叙事詩「マハーバーラタ」の一節の登場人物らしいことがわかったのだが、名前はGATOTKACA。

さて、このようなワヤン人形は、影絵人形、操り人形を問わず、その辺の骨董市でそれこそ、吐いて捨てるほどたくさん見かけるものだ。

おそらく現地のお土産品として有名なのだろう。バリやジャワを旅行した人たちが、帰国後に不要品となり、まわりまわって骨董市やバザーに大量に出てくるらしい。

大体、大きめの骨董市では、3−4店で扱っており、私もこれまで、何度も見たことがある。

この手の物は、基本的に全く人気がないうえに、しょせんはお土産品。

どぎつい色彩の、いわゆる工場生産品なので、現地ではさておき、遠く離れた日本に来てしまったら、物好きであっても、ほとんど誰も買わない。

これまでは、私も、(心の中で)蹴っ飛ばて素通りしており、この時も横目でちらっと見ただけで素通り・・・のはずが、ふと背中の細工が気になった。

イメージ 3
背中には、牛皮に透かし彫り細工。有名な影絵人形(ワヤンクリ)の技法で製作されたものだろう。よくよく後ろからみると、頭部も手彫りだ。その精巧さがよく出ている。

実は、皮の透かし彫りは、中国で皮影人形を収集したときに調べたことがあり、ある程度はわかる。この状態からみて、時代はさほどない。

よくて戦前に日本に持ち帰られた品だが、おそらく1950-70年くらいのものと思われる。


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ふむ・・・この作りだと、お土産品ではなく、実用されたものだろう。

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こちらは奥さんのプルギワ(Pregiwa)

この手の顔は気持ち悪い、という方も多いかもしれないが、私は整った西洋風の顔よりも、現地の特色が色濃くでた方を好むので、これはとても好印象。好みも人それぞれだ。

細かく観察すると、その辺でよく見かける土産物品とはやや違うようだ。

これは、これまで収集してきた中国の操り人形や影絵人形と比較する参考品として、ちょうど良いか。

さて、値段を聞くと、結構良い値段を言ってくるのだが、この手の物はそう簡単には売れないのは、お互いに100も承知。また、売主さんは、この手の物はあまり勉強していないようで、聞いてもよくわからない、という。

結局、交渉の結果、ちと申し訳ない、という値段でコレクションに加わることになった。

さて、この手の物を日本の博物館、資料館で探してみると、

イメージ 26
東博のワヤンゴレ人形。

他に東京家政学院などにもあるようだが、さほど手の込んだものではない気がする。

インドネシア人形というと、影絵人形(ワヤンクリ)が非常に有名なので、木彫りの操り人形(ワヤンゴレ)は、さほど注目されていないのだろう。

さて、話しをかえて、もともと中国で入手していた操り人形は、

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広西自治区で入手した木偶(木の操り人形)

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イメージ 9実用品として使用されていたこと、また中国らしさが色濃く出ているところが気に入って入手した物だ。懐かしい。

また、これは、
イメージ 10
私が住んでいた中国内陸部の代表文化の一つ、皮影(影絵人形)

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牛皮を手で彫って製作しており、今回のインドネシアの人形の背中の飾り部分と材質は同じである。実用品の本物は、皮に厚みがあり、また時代を経たものは黒ずんでくるのが特徴だ。

ここから始まって、

イメージ 11
このアルバムも買ったな。中は・・・

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イメージ 13


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このような、典型的な清朝期の皮影人形がまるまる挟まれている。
面白くて、即購入。

このように時代を経て黒ずんでしまった物も、いざ影絵人形として光にてらすと、

イメージ 25
このように本来の姿に蘇る。


そして最後は、

イメージ 18
この汚い袋。中は、

イメージ 19
影絵人形の芝居ができるセット一式である。

一式で売っているものを見かけたのは、このときが最初で最後だった。


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これらの物は、文革期にほとんど燃やされてしまったため、今では数少ない貴重な資料となっている。

そのうち、また面白い物を見つけたら、参考品としてコレクションに加えようかな。

次回も引き続き、インドネシア物から紹介予定。

非常にマニアックな世界だが、インドネシアといえばこれ!という代表的な品物を一つ紹介したい。

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今日は久々にnoki長崎螺鈿コレクションから、小さな小箱を紹介したい。

以前も書いたかもしれないが、長崎螺鈿とは、幕末から明治中期にかけて、外貨を稼ぐために当時の工芸技術の粋を結集して製作された、輸出用の螺鈿細工である。

長崎が特に有名だが、横浜でもこれに近いものが多数制作されたようだ。

イメージ 2
今回は、その中から中堅クラスの小箱を紹介したい。

ちなみに、この箱は、上の長崎螺鈿コレクション写真には含まれていない。このように、後から収集した物も相当な数になってきたので、いつかコレクションを1枚にまとめて写真を撮りたいが、なかなか機会がない。

さて、今回の小箱で最も派手なデザインは、

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この上蓋部分。アップすると、

イメージ 4
こんな感じである。光が当たると、角度により七色に輝き、実に美しい。

このような、まずまずの作行きの物は、細工の細かさだけでなく、描写も非常に優れていると思う。

例えば、この鳥の足は、枝をしっかりと握りしめており、細部までしっかりと描かれていることがわかる。

イメージ 5
また、枝や花びらの様子も実に見事である。

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今回紹介する小箱はこのあたりにしたい。

また、余談だが、現在のnoki長崎螺鈿コレクションの中での大将クラスは、
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この螺鈿重箱と、

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幕末明治期の有田の瓶入りの小箱の2つか。

イメージ 10
前者は、真鍮に螺鈿といく変わった制作方法である。山鳥の作風が映えていることに加え、

イメージ 11
骨董雑誌の表紙を飾ったという点でコレクションの代表作の一つとなっている。

一方の後者は、
イメージ 12
このように螺鈿細工が特に細かく行き届いていることに加え、

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中にオリジナルの有田が完品で収められている点で、資料的価値が高い
とみている。

長崎螺鈿コレクションは、質量ともある程度揃ってきたので、一度、全体を写真に収めたい。今年の夏は・・・どうだろう。無理かな。

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本日も、noki袋物コレクションから新たに一つ紹介したい。

それは・・・


イメージ 2
この、相良刺繍の縫いつぶしの紙入れである。

紙入れの表側は、このように革の蓋が開かないよう、蛇腹の金具で留められている。

一方、裏側は、

イメージ 7
このような透かし彫りの金具が使われている。

透かし彫り部分をアップすると

イメージ 3
実にオシャレな作りである。本体の革は鹿革か。

この革に織布を貼り、相良刺繍で縫いつぶしている。

ちなみに、「相良刺繍の縫いつぶし」というのは、

イメージ 4

イメージ 5
このように、びっしりと刺繍の玉で埋め尽くしていることをいう。

一方、蛇腹の金具部分をアップすると、


イメージ 6
こちらも精巧な作りだ。

さて、この透かし彫りの金具を外し、開けてみると、

イメージ 8
金糸で馬が駆ける様子が織り込まれた豪華な絹織が使われている。

また、反対側の蛇腹側の金具を外すと、

イメージ 9
こちらも、内側は煌びやかな作りこみ。
相当、身分の高い方が使用したのだろう。

さて、このような相良刺繍の紙入れを他に探してみると、

イメージ 10
これは、国立歴史民俗博物館の所蔵する、江戸後期の相良刺繍の紙入れ。
気品あふれる作りである。

なお、こちらは木綿地のようなので、革ベースのnoki蔵紙入れとは、地の材料が
少し異なるが、共通点も多い。

こちらも袋物コレクションの一つとして、大切に保管していきたい。

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今週は、軽めのものとして、noki袋物コレクションから、江戸から明治初期の守り巾着を紹介したい。

イメージ 1

守り巾着は、江戸中期から江戸を中心にで流行し、その後全国に広まったもの、とされている。

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私の好きな龍のデザイン。アップすると、

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こんな感じ。これで、noki龍コレクションがまた一つ、充実することになった。


イメージ 3
表の生地は綴れ織。おそらく唐織だろう。

綴れ織の龍袍の一部を巾着にしたのかもしれないが、清朝後期の龍袍の龍は様式がほぼ決まっていると思うので、少しデザインが違うようにも思う。

また、清朝後期よりも、もう少し古い生地の気もするが、確証はない。

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巾着の裏面も、面白い生地が使用されている。

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周囲のひだは、縮緬地。

さて、このような守り巾着。当時はどのように使われていたのか、と調べると、

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このように、子供の腰に結び付けて使ったようだ。

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参考資料。現代でも、地方によっては、七五三で子供に守り巾着を身に着ける風習があるようだ。

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そういえば、今、タバコと塩の博物館で開催されている「江戸のいい女・いい男」展にも、この左側の守り巾着が展示されていたように思う。紐はよく似ているか。

ここで、少し角度を変えて、「お守り」という観点から眺めてみたい。わたしは、お守りに興味があるわけではないが、民俗資料として色々買っていると、中にはお守りが入っていたこともあった。

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その昔、中国の西安で入手した首かけ式のお守り。懐かしい。
藍染の生地から見て、清朝後期から中華民国期のものか。
中は空であった。

イメージ 13
一方、こちらは江戸期の日本の信濃国の某神社のお守り。

イメージ 14
中も揃っている。これも貴重な民俗資料だと思う。

さて、今日はここまでにしたい。

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毎年、卒業した大学で、ホームカミングデーなるものが開催されている。5年に1回ほど、当たり年ということで招待状が届くのだが、招待状に関係なく、いつ参加しても良いらしい。

今年は、偶然、その当たり年で招待状をいただいたこともあり、大雨ではあったのだが、友達と一緒に、初めて参加してみた。

東京郊外にひっそりとたたずむ大学に通ったのだが、駅前は大開発されて大きく変貌。だいたい、駅ビルなんて当時なかったが・・・それでも懐かしいお店がたくさん並んでいた。(写真は撮影しておらず・・・)

さて、駅前の大学通りをまっすぐに進み、校門をくぐると、

イメージ 1
正面に見えるのは図書館だが、そちらは後でいくことにして、

まずは、右手にある、福引会場でもある(笑)大学の顔的な講堂に行く。

イメージ 2
こうしてみると、故郷函館の倉庫みたいにも見える(笑)

ちなみに、重要文化財登録されている建物で、今は、キャンパス全体の雰囲気がいかにも大学っぽい、ということで各種のドラマ撮影に使われているらしい。

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よく見ると、重厚感があって、なかなか立派なつくりである。

イメージ 4
講堂内部。入学式や卒業式はここで開催される。
撮影は帰宅直前だったので、既に人はいないが、福引のときには500〜600人くらいいたのかな。

また、この日は図書館にも入れていただける、とのこと。図書館に入るのは、それこそ卒業以来である。

図書館の本棚は普通なのだが、面白いのがこの

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大閲覧室。


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ここでも、たまに勉強していたっけ。ステンドグラスがお洒落だ。

この日は、現役学生によるキャンパス案内&現代の学生事情など、楽しく話を聞かせてもらったりなど、開催される様々なイベントに参加して、3時間ほど遊ばせてもらった。

茶道部の茶会に、時間が合わず参加できなかったのが少し残念。
学生時代は、茶会など全く興味なかったのだが、それだけ時間も経った、ということだろう(笑)

最後に、よく授業が行われた20番教室を覗く。

イメージ 8
当時はあまり気にしなかったが、なかなか重厚感のある作りだ。中は、

イメージ 9
こんな感じ。往年とあまり変わらないか。ただ、

イメージ 10
こんな物が一人1か所、あったかどうかは記憶が定かではない。

現役学生さん曰く、この大学のIT化は相当遅れているそうだ。また、授業時間が長くなったとか、2学期制が4学期制になり大変!とかいろいろ話していた。ただ、学生さんの意図とは異なり、恵まれた環境で勉強できるのは良いことだなあ、と微笑ましく聞いてしまった。

悪天候なのが本当に残念だったが、久々の大学訪問も、なかなかリフレッシュできて非常によかった。


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以前も幾度か紹介したことのある、noki袋物コレクションから、久々に1品ご紹介したい。

イメージ 1
noki袋物コレクションの一部。

一山いくら、で買ったものを中心に、後から気に入った物を買い足して構成されている。ここで、一部というのは、この写真に写っているもの以外に、実家にあったり、東京にあったりでコレクションの全体像がわからないほど、バラバラになってしまっているからである。

ちなみに、後から納得して買いたした物はさておき、一山いくらで買ったものは、正直、玉石混交である。しかし、一つ一つまとめて買うのは時間がかかるし、また中に含まれる状態が残念なものも、呉絽、ビロード、羅紗などの材質、また刺繍や綴れ織りなどを、生地に直接触れて、勉強できる素材としては、最高の研究材料だと思っているので、これはこれでアリ、だと思っている。

さて、今回はこのコレクションの中から1品。

イメージ 2
これを見ただけで、分かった人はかなり袋物通だと思う。

幾層か重ねて制作されているのだが、1枚めくると、

イメージ 3
色鮮やかな紅花染の綸子地の縮緬地に、見事な切嵌細工が施されている。デザインは、琴だろうか。かなり丁寧に制作されている。

なお、見てのとおり、ポケット状になっており、小物が入っている。

早速取り出してみると、

イメージ 4
象牙の柄に錐のようなもの。また、箸か楊枝が数本。

これは物は、江戸時代から明治初期にかけて、身分の高い奥女中が、自ら製作し、着物の懐に入れていた、いわゆる「懐中物」である。

この手はごく稀に見かけたことがあるのだが、非常に凝った造りのものから、かなり単純なものまで、いろいろだ。

ただ、これだけで終わりではないのが、この手の懐中物の凄いところ。

もう1枚めくると、

イメージ 5
おおっ!と目を惹きつける派手なデザイン。

このように、1枚めくると、人を驚かせるような奇抜なデザインに、当時の女性たちの遊び心が感じられる。

素材も、高価な生地を惜しげもなくふんだんに利用しているところからみて、かなり身分の高い女中の所持品と思われる。

デザインは、激流の中に岩が聳え立っており、その割れ目から白い花が見える、という構図だろうか。武家に勤める女中の所持品だったのだろう。

なお、さらにもう1枚めくると、

イメージ 6
今度は、凛と咲く花が一輪。なるほど、面白い。

なお、今回、この品を取り上げたのには、訳がある。

最近、千代紙コレクターでもある某ブロガーさんに、千代紙を使った幕末から明治初期あたりの袋物が、私のコレクションにあるという話をしたところ、ぜひ見てみたい、というご要望があったのを思い出したからだ。

それが、

イメージ 7
この部分。こんな見えにくい部分も、千代紙を使って丁寧に細工されている。
(t様、こんなわずかな部分で恐縮です。あまりご期待に沿えず、申し訳ございません)

<参考>
イメージ 8
こんなに立派な物ではないが、この手に近いと思う。

イメージ 9
             こちらは福岡市美術館のもの。

今回はここまで。

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昨日はたばこと塩の博物館で、
「着物と装身具に見る江戸のいい女・いい男」展を見てきた。

戦前の袋物商・中村清氏の収集したコレクションを中心にした
展示であったが、とても興味深く拝見した。

私の趣味・嗜好と重なるところが多々あり、示唆を受けることが
多くとても勉強になった。

ただ、残念なのは、写真撮影不可であることだ・・・

と、ここで思い出したのが、先月に行った八王子の東京富士美術館。

こちらの美術品は、とにかく、言葉では語りつくせないほど、凄かった。

特に絵画。私は絵画には非常に疎いが、ここの美術館では、教科書に
出てくる絵から、ルノワール、ミレー、セザンヌなど、私でも知って
いる画家の作品が目白押し。

1枚数億円から数十億円と推定される絵画が、こんなに当たり前のように
展示されているのを見ると、思わず、レプリカか?と思う程である。

ただ、その財力の背景を考えると、なるほどと頷けるのだが、まあ色々
事情があるのだろう。

さて、この美術館の展示品を見て、ここの特色として思ったこと2つ。

1.世間で金額的に超高額・高額な伝統的美術品ばかりである。
  いわゆる民藝的なものはなく、古来から富裕層が美術品として
  金をかけて制作・収集してきた物に特化しているのではないか。
  とにかく、金のかけ方が尋常ではない、と思う。

2.キリスト教、仏教的な色彩の物が極端に少ない(またはない?)
  通常、ヨーロッパ絵画は、キリスト教的なモチーフがたくさんある
  と思うのだが、ここでは風景・人物が中心で、宗教的絵画がなかった
  ように思う。これも、この美術館の背景と関係があるのかもしれない。

さて、雑感を書いてきたが、この美術館でもう一つ、本当にありがたいのは、
基本、写真撮影OKなことだ。日本でこんなに太っ腹な美術館・博物館は
やや大げさに言えば、東博(をはじめとする国立)とここくらい、ではないか。

いや、本当にありがたい。感謝感激である。

さて、能書きはこれくらいにして、展示品の一部を掲載したい。
(ちなみに、期間限定の企画展は蒔絵や漆芸。常設展は絵画である。)

各美術品にコメントを書こうと思ったが、下手な能書きよりも
写真から伝わると思うので、省略する。

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掲載したのは、ごくごく一部である。次は常設展。
掲載するのは、さらに少なく1/100程度?(笑)

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さて、疲れたので、駅前でコーヒーフロートを食べて退散(笑)
あー、面白かった!

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長瀞散策(17/5/4)

GWも後半戦。昨日は、友人と長瀞を満喫してきた。というか、初ラフティングを楽しんできた、という方が正確かもしれない。

長瀞に朝8:30集合、ということで、この日は5時起き。

無事、時間通り長瀞に到着し、お迎えの車でベースへ。簡単なレクチャーを受けた後、専用スーツに着替えて救命胴衣を着用し、早速、ザバザバ川に入る。

5月の川の水は、まだ結構冷たいが、専用スーツを着用していると、川の中でもあまり寒さは感じない。

ここで・・・携帯などは防水性もないため、すべてロッカーに置いてきている。従い、残念ながら、ラフティング時の写真はない・・・(ラフティング中の写真を、買えるのだが、そのまま帰ってしまい買い忘れ)

ちなみに、イメージ図だが、急流では
イメージ 1
    こんな感じ。(私ではなく参考写真)
    初心者でも十分楽しめて、これははまる!!

ちなみに、最初に川に落ちたときは、ちょっと焦って川の水を飲んでしまった。
救命胴衣を着けていてもこれ・・・

実際に突然、船から落ちたら、大変なことになるなあ、と実感できた。

こんな感じで3時間くらいラフティングを楽しみ、昼ごはんは当地の名物、
胡桃そばを食した後、長瀞散策。

イメージ 2
長瀞名物の石畳から川を望む。この川は荒川の上流。良い天気だ。

イメージ 3
次は重要文化財の養蚕農家を見学。屋根に石が載っているが、

イメージ 4
内側は竹の上に板を敷き詰めている。

この竹の上に栗の板を敷き詰め、石で押さえるスタイルは非常に珍しく、
これで国の重要文化財に指定されたそうだ。江戸中期の建築物を移築したらしい。

なお、この日は、GWの中日。長瀞は大勢の人出があったが、この家は人気がないようで、ほとんど人がこない。

イメージ 5
そこで、囲炉裏の回りで、30分ほど友達と休憩。プール上がりの心地よい疲れと似た感じ。

なお、この家、今は実に涼しいのだが、冬はどうなのだろう。

さて、その次は、
イメージ 6
宝登山神社。ヤマトタケルの尊までさかのぼる、由緒ある神社らしい。

イメージ 7
よほど財力に余裕があるのか。非常に豪華である。

イメージ 8
寄進されたものもあり、有力な檀家さんがいるのか。

途中、小金だんごとか、いろんなものを食べているのだが、すべて写真撮り忘れ。

最後は、30分ほど並んで、ようやく中に入れた有名店の

イメージ 9
かき氷。私は宇治金時。さすがにうまい!

イメージ 10
最後は秩父鉄道で帰路へ。セメントの材料を乗せたコンテナがバンバン走る。

いやあ、疲れたが心地よい疲れである。次回も、違う場所で
ぜひラフティングを楽しみたい。

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noki

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このGWは、富岡・京都奈良・長瀞と、思い立ったら行動スタイルで満喫中である。ただ、GW明けの仕事量に猛烈な恐ろしさも感じるのだが、それは考えても一緒なので、今は考えないことにする(笑)

さて、今日は、京都で少し前に買ったものから紹介したい。

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これは、木のまな板・・・ではない。厚み3cmほどの薄い木箱である。

この状態で、京都の骨董市で置かれていた。単なる木箱として、普通はスルーするのであるが、今回は、少し木の雰囲気にピンときた。

写真からは極めてわかりにくいが、この色でこの木目・・・

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これは紅木(中国の黒檀、紫檀、紅酸枝などの総称)ではないか。

おそらくは紫檀。紫檀の中にも、色々なランクがあるが、これはその紫檀の中でも、最上級またはかなりの高級なランクの材質とみた。

ちなみに、紅木(特に古く時代ある紅木)は、現代中国では手が付けられないほどの高値である。それだけに、偽物も多く出回り、着色したり古色をつけて「老紅木」と称して販売している例を、現地で何度も何度も見てきたのだが・・・

自分の拙い知識を総動員するが、これは・・・やはり本物。この色合い、香り、手に取るとずっしりとした心地良い手触りと、独特の紋様、重量感。

そして何よりも、気品を感じる。

これは、単なる物入れだろうか。いや、それにしては薄い。一体、誰がが何のために制作したものか・・・ 落ち着いて、もう少し仔細に確認することにする。

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上蓋と下蓋はこの変わった形の留め金で留めるようになっている。

これも珍しい「双魚型」。 清朝期の中国でまれに使われていた形で、金具を二匹の魚に見立てている。

魚は、中国語の読みで「余」を意味する。双魚=双余 で財産が余るほど残りますように、という洒落である。

どこでか忘れたが、これも中国のどこかで見かけたことがある気がする。

さて、問題は中身。これほどの木材を使い、金具にもこだわりを見せるこの小箱。ただ物とは思えないのだが・・・ 

この、あまりやる気のない店主の許可を得て、留め金を外し、中を開けると・・・

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おおっ!? 何だ、これは。

想定外で、びっくりである。さまざまな小道具が、実にコンパクトに収められている。

上は、小型の鏡に朱肉。そして小型の可愛らしい算盤。
下は、秤に重り。そして墨に筆、硯だろう。

これは、俄然、面白くなってきた。再度、店主の許可を得て、個々の道具を確認したい。

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古い使い込まれた朱肉。

秤の竿は、骨だろう。何気なしに、この天秤を裏返すと・・・

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何か書いてある。この秤の来歴だと思うのだが・・・多少は中国語がわかるので、何となく推定は働くのだが、今一つ自信がない。もう少し、知人の中国人に深く確認して、確証をつかみたいところだ。

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彫られている文字は、「粤東悦奥店造」 だろうか。

粤は、現代の広東省一体を表すので、おそらく広東省東部の悦奥という屋号の店で製作されたもの、ということを表していると思う。

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小さな可愛らしい硯。雲紋が彫り込まれている。

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問題はこれ。この2つの道具は、一体何に使ったのだろうか。

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さて、この携帯用の商売道具一式。

もしかすると、の全くの推測の域を出ないのだが、これは、商売用途で製作されたものではないのかもしれない。

木箱の材質、雲模様の硯のデザイン、竹に見立てた銅筆などから、実用重視、というよりも、寧ろ清朝期の貴族、豪商に大流行した文人趣味が色濃く反映されていると思われるのだ。

文人趣味の貴人が洒落で商売道具に見立てて制作させたものだろうか・・・

いずれにせよ、このような一式は、散逸して無くなることが多いのだが、これだけの道具が、墨は割れているものの、全く欠けや大きな損傷なくオリジナルのまま、全てそろっている。これだけでも凄いことだ。

これは、ぜひ私の中国コレクションに加えたいところ。あとは価格か・・・

ちなみに、店主の言い値は、高い。中国骨董の高騰を反映した強気の値段設定なのだろう。早速、値段交渉。

よく話をきくと、京都に住むスウェーデン人の退職した元大学教授が、身辺整理のため売りに出しているものの一つで、委託で預かっているとのこと。

なるほど。委託なので、大して熱心に売る気もなく、木箱のまま、中も見せずに展示していたのだろうか。

店主いわく、自分の裁量幅はいくらまで。これ以上は、勝手に下げるわけにはいかないので、どうしようもない、ととりつく島がない。

何とか、持ち主と価格交渉できないものか。

渋る店主に無理にお願いし、私の希望価格を告げて、LINEで持ち主に連絡してもらう。

この時点でこちらは、品物に大変魅力を感じている。あとは価格次第。変に怒らせて話を壊したくはないが、かといって相場もあり、また当方にも懐事情がある。

うまく連絡がつけばよいのだが、この時間帯で即時に返事がくるかどうかは、店主もわからない、という。こうなると、運とご縁次第。

5分ほど過ぎただろうか。連絡がかえってきた。OKとのこと。十分に納得いく価格で買えることになり、正直、ほっとした。

なお、同じようなものを好むコレクターは、自分と趣味嗜好が近いことが多い。ここで、柳の下に二匹目の泥鰌作戦。店主に、他にもこのスウェーデン人から委託で預かっている物はないか聞くと、和物だが、もう一つ珍しいものが出てきた。これもなかなか面白い!

こちらも同様に値段交渉するが、返事は「NO」。その後は、返事もなく、ここまでどまりとなった。ただ、さすがにこちらの品物は、先方の希望価格が高すぎるし、また私もそれ以上、深追いするのは不可と判断し、終了となった。

二匹目の泥鰌、とまでは行かなかったが、まずは、希望の品物を入手できて、良かったと思う。

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