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nokiのブログ〜歴史好きnokiの骨董・資料コレクション〜
サラリーマンnokiが中国赴任中に集めた中国や日本の古民具コレクションなど。16年1月に日本へ帰国し、第二章(自称)スタート!
今日も、nokiコレクションから少し変わったものを紹介したい。

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少し古そうな箱に、陣笠が載っている。陣笠には、

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丸に梅鉢紋の家紋入り。

丸に梅鉢紋というと、加賀前田家が有名だが・・・

この衣装の持主に聞くと、この一式は大聖寺から出たものという話らしいが、まあ話半分といったところか。

さて、このケースをあけると、

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ほほう。これは面白そうな私好みの衣装がぎっしり。ひとつずつ出してみよう。

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これは、胸当て。生地は、おそらく呉絽だろう。

呉絽とは・・・
江戸時代の初めごろ、オランダから輸入されたラクダ毛、山羊(やぎ)毛、羊毛などの「梳毛(そもう)織物」をさし、「呉絽服連(ごろふくれん)」、「呉絽福林(ごろふくりん)」、「服綸(ふくりん)」など、さまざまによばれました。合羽(かっぱ)地、羽織地、帯地などに用いられました。

ちなみに、

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以前、入手した袋物コレクションの中に、この生地と同じものがいくつかあったが、それに「呉絽」との説明書きがあった。同じ風合い、手触りのこの生地も、おそらく呉絽地だろう。

適当に集めていても、いろんな所でつながってくるものだ。

次は・・・

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大きな頭巾。これは珍しい。紺地の生地はやはり呉絽服連。赤は、羅紗だろう。

羅紗とは・・・
厚地の紡毛織物の総称。16世紀中ごろ南蛮貿易によりもたらされた毛織物でポルトガル語のラーシャraxaの転訛という。組織は平織,綾織,繻子(しゅす)織などあり,縮充,起毛,毛刈りをして仕上げるので表面はフェルト化している。

これも、袋物コレクションに同じ生地が使われていること、また以前、羅紗の陣羽織に触れたことがあるので、ほぼ間違いないと思う。

また、本体は牛革だろうか。革の種類は不明である。
加えて、特に面白いのは、この前飾りの部分。
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歌舞伎関係のものか、とも思うのだが・・・

火事装束で、このような飾りは見たことがない。

そして、

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火事羽織と石帯。

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石帯の赤の羅紗地は、多少の虫食いがあるが、已むをえないだろう。


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すべて梅鉢紋が入り、同じ素材。

このような一式は、家紋などが入っていない場合、無紋のパーツを混ぜて寄せ集めを一式として売られることもあるので要注意なのだが、これは家紋の統一性、表地、裏地の素材、全体の使用痕の程度などからみて、間違いなく、オリジナルの一式であろう。

バラでは時折見かけるが、本物でここまで揃っているのは、博物館以外では見たことがない。これは面白い。

なお、この装束には、全てのパーツに

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この丸に梅鉢紋が入るのだが、

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この火事羽織だけ、腰の部分に

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違い鷹の羽紋が入っている。

これもまた、変わっている。何の意味があるのか・・・

武家の女性は、結婚のときに火事装束を引き出物として持参したというので、もしかしたら両家の紋が入ることもあったのか、と推測するが、これは男性用の衣装。何か関係があるのだろうか。

さて、このような衣装は、本当は、トルソーに一式で飾ると、びしっと決まって面白いのだが、家にトルソーがないので、残念。

ネットで探していたら、ちょうどよいサンプル写真が。

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おそらく、こんな格好で着用していたのだろう。

なお、この人たちは、直接火消を行うのではなく、火事場で消火(というか、風下の家に燃え広がらないように打ちこわし)を指揮する人なので、衣服に使用痕はあるが、焼け跡はない。

最後に、

(参考)東京国立博物館の保管品より。生地は同じ呉絽である。
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実は、もう一領あるのだが、今日はここまでにしたい。

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ジビエ料理(17/3/11)

溜まっているので、連続投稿。

17/3/11(土)。五反田で、ボードゲームのカフェがあると聞き、友達と一緒に遊んだ後、珍しいものを食べたいなー、と思い、駅へ向かう途中で偶然通りかかったジビエ料理のレストランへ。

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なかなか気合の入った展示(笑)

さて、私もあまり詳しくないので、一応、ジビエについての説明・・・日本ジビエ振興協会のHPより。

ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。
その昔フランスなどでは、ジビエを使った料理は自分の領地で狩猟ができるような、上流階級の貴族の口にしか入らないほど貴重なものでした。
そのためフランス料理界では古くから高級食材として重宝され、高貴で特別な料理として愛され続けてきました。

そういえば、最近は学校給食でも、若いうちからいろいろなお肉に慣れさせたい、ということから、原価は高いが、ジビエ食が出るらしい・・・

さて、こんな野生の獣の肉なので、まずは臭みがあるだろうが、一度は食べてみたいなあ、と思っていた。

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おお!七輪で焼く本格派。 ちなみに、横にあるのは確かイノシシのモツ煮込み。

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頼んだのは、3種盛り合わせ(エゾシカ、キジ、イノシシ(確か))だったはず・・・最近、記憶力が弱い。これは、確かシカ肉。

ほほう。臭みを覚悟して食べたが、あまり臭みがなく、むしろ旨い(笑)

店員さんに話を聞くと、最近のジビエは、肉の後処理(血抜き)がかなり迅速かつ徹底しているので、昔のように臭みが残らないんですよ。よくジビエが嫌いになる人は、この後処理が不十分な肉を食べた人ですね、とのことでした。なるほど。

怖い物見たさで入ったようなところもあるが、値段もさほど高くもなく、とても美味しくいただくことができました。満足!

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久々のアップだ。平日は仕事が非常に忙しく、なかなかブログを更新する時間がない。休日もまた、プライベートな用事が多く、これまたブログには手が出ないまま、あっという間に約1か月。細く長く続けたいと思う。

さて、最近の休日は、あちこち訪問したり、色々なイベントに参加することが多い。その中から適当に、と思ったのだが、ほとんど写真を撮っていないことに気がついた。基本的に超面倒くさがりなので、こまめに写真を撮ることは、本当に苦手。やはりブロガー失格である。

今回は、鎌倉に行ったときの写真から。このときは、歴史ある建物など、写真を多く撮影できた。

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北鎌倉駅からすぐの、円覚寺の入り口。

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さすがに立派。思わず息をのむ。

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円覚寺境内内の修行場所だったかな。

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垂れ桜。少し咲き出している。

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国宝の鐘、だったはず・・・

遅めの昼ご飯で、けんちんそば(けんちん汁仕立てのそば。建長寺が由来というが、本当かな?)を食べて

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建長寺へ。こちらの方が、境内がゆったりとして、個人的には好き。

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仏像も貫禄があって、とても良い。

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木彫や天井絵も素晴らしい。

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ここの鐘も国宝だったはず。鐘は国宝になりやすいのか!?

最後は、

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鶴岡八幡宮。ここは3度目かな。

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初めて訪れたのは、1992年7月7日。それだけははっきり覚えている。
何か非常に懐かしい気がする。

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日本酒が大量に奉納されていた。

今回はここまで。

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話は中国在住時に遡るが、当時は、骨董市や骨董屋に熱心に通っては、アンテナに引っかかるものを探してきた。

そんな中の一つに、新中国成立以降(1949.10.1〜)の歴史資料(主として紙資料)がある。

こういった資料は美術品ではない単なる紙切れなので、世間的には全く受けない代物であり、楽勝で集められるか、と思っていたが、そうでもなかった。

単なる文章や文字が記載されているだけの古本、古新聞はさておき、絵や図が豊富に記載されていて、カラフルかつビジュアル的にその時代背景を捉えられる品々、例えば証書や地図、宣伝資料などは、意外と人気があるようで、コレクションに加えたい、と思うレベルの物は、なかなかない。

しかも、このような資料ですら、本物を見かける機会は、かなり減ってきており、また上海や北京では、本物はトンデモ価格だったりして、特に昨今は、冷やかし、お遊び感覚の私にはとても手が出ない領域になりつつあるのだが、私がいた中国内陸部は、まだ面白い資料が結構残されていた。

そんなこんなで、時折、現地でみかけるたびに、コツコツと入手していったところ、結構な分量になってしまった。

すでに紹介した物も多少あるのだが、まだまだ紹介できていない物も多い。時折、入手当時を思い出しながら掲載していくことにしたい。

今回は、紙資料というより、解放軍関係の資料として、一式で入手したもの。
最近、記憶力も低下しているので、これは、既に紹介済かもしれない。

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解放軍の関係資料一式。

ちなみに、このカバンの中に一式で収められていたので、カバンごと収集することにした。

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調べると、1955年式の制服のようだ。

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こちらも55年式のベルト。

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中国人民解放軍 転業軍人証明書

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式典の招待状。1956年1月とある。やはり56-57年頃のものだろう。

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当時の肩章も残されている。

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革命軍人証明書。

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国共内戦終了後に、勝利側が、解放軍の軍人を表彰したときのものだろう。
これにより、さまざまな役職、特権待遇を受けられたもの、と思われる。

こういう資料も、一式でビジュアルにつかめるので、非常に面白い、と個人的に思う。

この他にも、軍関係の物は多少あるが、まとめて保管しておきたい。

最期に、私個人として、共産主義や軍国主義とは一切関わり合いがなく、その政治的思想などには一切の興味関心がないことを、念のため付記しておく。

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前回に続き、不動明王つながりで選んでみた。

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表装はかなりボロボロだが、絵の本体はしっかり残っている。

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手描きの一品。現代的というか、少し漫画チックなお顔だと思う。

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表装はかなり劣化しているが、張替などせずに、資料としてこのまま残したい。

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作者名が入っていて、出所がわかるのが良い。武蔵の国の画家が描いたものだが、物は信濃の国から出たものである。

これも旧家で代々受け継がれて、大事にされてきた掛け軸。替わりに大事に保管したいと思う。

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今回は、長野の旧家に伝わったこんな物から。

その前に、こちらから先に・・・
これは、以前、紹介済の物なのだが、非常に良く似ている、と思う。

【参考品】
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これも同じ長野で伝わったものだが、

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このように、中には江戸期の成田山新勝寺のお札がたくさん納められて入た。
(参考品終わり)

今回も、同じお札入れか、と思っていたのだが・・・少し違うようだ。

さて、話を戻す。今回のこのお品。

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早速、扉を開いてみると、

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中には、緑色の裂が幕が・・・何だろう。この布自体は、

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金糸で刺繍が施された、かなり時代のある古い布のようだ。

この幕をめくると、中から現れたものは・・・

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黒い漆塗の厨子・・・だろうか?

取り出して、並べてみる。

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非常に小型の厨子のようだ。


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止め金具も細かな細工が施されている。

さて、いざ、中を御開帳!

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ほっほう。木彫の不動明王像か。


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厨子上部には、青地に金の切金細工が美しい。

また、この不動明王像も、像本体は4センチに満たない小さなものだが、
表情までよく彫り込まれている。

背中の火焔も、鏡も破損なく残っている。

イメージ 15お付きの2体も3センチ程度のものだが、作りも良い。

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手のひらにすっぽり収まる、かわいらしいサイズ。

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厨子入りの木彫像は、ピンキリで色々あるが、時代もあって、外の神棚から一式で揃っているのは、初めて見た。

これも、なかなか面白い、と思う。


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今日は、バリの木彫の龍頭部である。

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なかなかの迫力。特に、


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この獰猛な感じが狂犬っぽくて好き。


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バリのヒンドゥーのお祭りに使われたらしい。

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迫力十分だし、細部も丁寧に作り込まれているところが気に入った。

戦前頃(1930-40年頃)に制作された物と思われる。

インドネシア物は、収集対象外なのだが、これはnoki龍コレクションに加えても良いか、ということで、参考資料として収集したものだ。

ちなみに、noki龍コレクションは、既に紹介済のもので、

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などなど。

ジャンルを問わずに、「龍」をkeyに収集したコレクションである。というか、単に龍が好きなので、意図せずに結果的に集まった、といった方が正確である。

なお、獅子頭など宗教系の木彫りコレクションとして、比較しても面白いかもしれない。
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今日はここまでにしたい。

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nokiコレクションというと、和物の場合、江戸期を中心に、明治、大正、昭和初期に至るまでの、当時の風俗・文化を体現する古民具、小道具、書籍が多いのだが、今回は久々に、その例外ともいえる、大名家の古美術品からご紹介したい。

ただし、一式ではなく、小箱であるが・・・

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江戸城内にあった、御細工所で製作された婚礼道具の一つ、蒔絵の小箱である。

蓋を開くと、

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中は美しい梨地。

御細工所は江戸城本丸の一角に位置し、場内の造作の維持管理から、婚礼等、冠婚葬祭の調度類の製作に携わった部署である。

本蒔絵箱は、江戸後期から末期にかけて続いた、徳川一門の姫君の輿入れの際に用いられた、数ある婚礼道具の一つと思われる。

細部を見ると、

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銀細工なども、一切の手抜きがなく、非常に繊細なつくりであることがわかる。

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ぼんやり眺めているだけで、品格を感じられる稀少な一品。

徳川の数多いる姫君の婚礼の際に作られた物であり、もとは一式であったのだろう、と思う。

なお、現存する類似品を適当に調べたところ、

1.鍋島家蔵

2.江戸東京博物館展示(徳川博物館所蔵)

3.水戸家収蔵品(水府明徳会 徳川博物館)
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このように、本来は一式で揃えられていた調度品が、混乱期に家臣に下げ渡されるなどして、散逸していったものの一つと思われる。

同じ徳川(松平)の一門でも、もう少し格が下った場合の化粧道具は、以前、紹介済ではあるが、こんな感じ。

nokiコレクションの中では、これも自慢の一品であるのだが、絢爛豪華さ、という点でいくと、徳川家の姫君の物よりは、やや地味である。

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五つ葵の蒔絵が丁寧に施されている。


以前にも書いたが、高松松平家の家紋に最も近く、その縁者の物と思われる。



なお、今回の蒔絵箱は、この長崎螺鈿の品々をはじめ、面白い品々を一括で譲ってくださったコレクターの旧蔵品。
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今ではnokiコレクションの中核の一つである、長崎螺鈿コレクションの一部。

この方から譲り受けた品々の中には、まだ未紹介のものも多い。
いずれ紹介したいと思う。

noki

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私は、「まれに」、本当にどうしようもない物を「買う」ことがある。

いや、「まれに」というには、あまりにも結構な頻度だ。
「ときどき」くらいの方が、適切な表現かもしれない。

更にいうと、実は「買っている」という意識も、あまりない。

場末の骨董市などで、ただ同然の捨て値で打ち捨てられているのが、
何か申し訳なく、「引き受けている」と表現した方が、自分の気持ちを
より正確に表しているかもしれない。

ただ、「引き受けている」というと、何となく上から目線的で、
これも少しひっかかる。そんな、「廃れ行く日本文化の保護」
的な、大上段に構えた気持ちもさらさらない。

日本で目をひかれるのは、やはり日本文化を体現した資料ではある
のだが、そうはいっても、上は皇族・大名クラスから、
下は弥次さん喜多さんクラスまで、実にさまざまである。

そんな中で、私の手が届かない、文化財的な凄い物は、
どこぞのお大尽にお任せするとして、サラリーマンの私は、
今も昔も、ガラクタ専門。

ちなみに、いくらタダ同然の値段とはいえ、ちりもつもればなんとやら。
しがないサラリーマンの懐には結構こたえる。

従い、昨今は、このような物を引き取る機会も減りつつあるのだが、
時折、以前に引き受けた、このような半端物のガラクタを紹介していきたい。

さて、前置きも長くなってしまった。

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一応、それらしい木箱には入っている。

蓋を開けると、
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おやおや。結婚式に使われたお銚子ではないだろうか。

早速中身を取り出してみる。

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やはり、婚礼の際に使用された、錫製のお銚子だろう。

ありふれた、単なる錫のお銚子だと、さすがに全く引き受ける気にも
ならんのだが、当時の飾りもそのままに、保管されている。

商売人のプロなら、一目でその「人気のなさ」を見抜き、素通りするところ
だろうが・・・仮に、プロがこれを買ったら、おそらく飾りなどすべて
捨ててしまい、お銚子として商品化してしまうだろうな、とか、
「捨て値なら資料として、まーいっか」とか思ってしまうあたりが、
素人の良い面でもあり、悪い面でもあり・・・

もしかしたら、私が昔入手した江戸期の写本「婚礼の図式」をうっすらと
覚えていて、その資料にもなるかな、ということも影響したのかもしれない。

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そうそう、この本。

この本は、江戸期の商家の婚礼を書き留めた資料(写本)なのだが、

めくっていくと、

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お、このページかな。

拡大すると、

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この男蝶、女蝶 の銚子に近いのではないか。

この本も、こうしてみると、当時の婚礼の様子がよく書き留められていて、
面白いな。

こんな物を面白い、と思うのは、やはり変わっているんだろうな。

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ここにも、お銚子が出てくる。

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さて、この銚子だが、江戸時代・・・の物のはずがない。

この木箱の底には、古新聞が敷かれており、
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昭和四年四月二十二日、と読める。

1929年。まあ、状態からみても、その前後に使用されたもの、とみて
間違いないか、と思う。80-90年前、といったところか。

このお銚子の裏を返すと、

イメージ 14
誠信堂造、と読める。

当時の婚礼で使用されたものが、飾りのついたまま残されて、
平成の現代まで伝わってきたもの。

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「古民具」と呼ぶにはワビさびがなく、飾り映えもしない。

市場価値はゼロだろうが、日本文化を体現する資料として、
意味がある、とは思う。大事に受け継いでいきたい。

我が家にあるのは、ほんっと、こんな物ばかりだ。

困ったものだな。

まあ、よく言えば、偽物は少ないか。人気のないものに、
偽物は少ないから(笑)

最近は、手抜き記事が多かったので、今回は久々に、文章を多めに
書いてみました。

noki

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さて、獅子頭コレクションの最後の1つを紹介したい。

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黒漆主体で、口の中は赤。犬歯にあたる牙は大きい。 耳は小さめ。

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少しとぼけた感じ。

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髪?は非常にたくさん残っている。

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舌の部分は、くりぬかれている。獅子頭によって、つくりは大きく異なる
ことがわかる。

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おそらく、東北地方の物だろう。


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かなり重厚感のある作りだ。相当使い込まれたのだろう。

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noki獅子頭コレクションの4頭。それぞれに特徴があって、とても面白い。

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いずれも、江戸期に神社例祭で実用された古いものばかりである。


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我が家の守り神となってくれますよう・・・

これで、noki獅子頭コレクションも終わり。

もし面白い獅子頭を入手する機会があれば、改めて紹介したい、と思う。

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