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オトマール・スイトナー指揮ドレスデン・シュターツカペレの「シュトラウス・コンサート」のテープについて書いた時に「ヘッドフォンで作業していたのですが、つい聞き惚れてしまいました」と書きました。この音の良さの理由の一つに使用しているヘッドフォン・アンプとヘッドフォンがあります。
私のSTUDER B67のヘッドフォン端子はライン出力が直接接続されている様で(ライン出力のケーブルを抜いたり、接続機器を変えたりすると音質や出力レベルが変動します)、手持ちのSONYのヘッドフォンMDR-DD900STを十分にドライブできず、音量の調整もできません。ちなみに、外見はほとんどの方が連想なさると思われる大きなVUメータが付いたパネルではなく、のっぺらぼうです。
ある日、ふらりと立ち寄った関内の「横浜ベイサイドネット」で「適当なヘッドフォン・アンプがないだろうか」と聞いた時にすすめられたのがSonic Impact Technologies社の5065と言うデジタル・アンプです。単3電池8本のバッテリー駆動で、ステレオ・ミニ・ジャックのライン入力とヘッドフォン端子、非常にチャチなスピーカ端子のみの、掌に丁度のる位の大きさ(サイズWDH:15cmx13cmx3cm)のアンプです。1万7千円程度と言う事で、何か使い道があるだろうと軽い気持ちで購入しました。
B67のバランス出力端子からアンバランスで取り出し、ミニ・プラグに変換して「5065デジタル・アンプ」に入れ、ヘッドフォンは、これもミニ・プラグに変換して挿入しました。変換だらけでこんな事で良いのかと思う様な接続形態です。
音を出してみて驚きました。とても美しい、バランスの良い音がします。バッテリー駆動のせいかノイズは聞き取れません。帯域は広い様ですが、厭な音はしません。オーケストラのヴァイオリンの音がすっきりと美しく響き、艶すら感じられます。低弦のリズムもしっかりと聞こえ、音量を上げると、ヘッドフォンのボディが振動します。解像度も高く、各パート、楽器の音がきちんと聞き分けられます。使用しているSONYのヘッドフォンも定評のあるものなのですが、この「デジタル・アンプ」との組み合わせでオープンリールの録音の良いソフトウェアを聴くとついつい聴き入ってしまいます。「こんなに良い音が入っていたんだ」と再発見した気持ちです。2万円しないアンプの音とは思えません。
CLASS−Tのデジタル・アンプとの事ですが、私は詳細はわかりません。PCMではなくPWMであるとの記事もみつけました。しかし、理屈はともかく、手頃な価格で音の良いヘッドフォン・アンプをみつけたと思っています。
販売会社はiPod用とうたっていますが、もったいない気がします。皆様も機会がありましたら、試してみたらいかがでしょうか?
時間ができたら、プラスチックのケースを開けて見て、入出力端子等、しっかりしたものに替えて見たいと考えています。そして、ヘッドフォンだけではなくスピーカも駆動してみたいと思っています。うまく鳴らす事ができれば、手持ちの他のアンプと組み合わせて「バイアンプ」も可能です。
色々といたずらし甲斐のある素材を見つけました。今後が楽しみです。
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はじめまして。録音とテレコ大好きな神戸のおっちゃんです。
最近差動HPAを製作しお気に入りです。
デジタルでも録りますが、やはりオープンリールがいいですね。
当地のオケ録音をデジタルでやってますが、遊びでオープンでも
録ったりしています。現在A80 DH610Sの2台でお遊び中。
今後とも楽しい記事お願いいたします。
2009/6/30(火) 午後 0:56 [ SNOOPY ]
SNOOPYさん、はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
私もオープンリールのバックアップ等にDATを使用していますが、エネルギー感、安定感ではオープンリールが上だと感じます。最近のICレコーダは、性能に比して小型なのが良いですね。外へ気軽に持ち出せるのが良いなと思い、いつか手に入れたいなと考えています。ただ、ICカードやPCに保存すると言うのに何となく違和感を感じます。
これからもよろしくお願い致します。
2009/7/1(水) 午前 0:01 [ mas*ki*h*mada ]