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司法試験に合格してから、早17年。ここ5年間は,商法・会社法の改正作業を生業にしております。
この度,ダイヤモンド社から、仲間達と一緒に「新・会社法100問」という本を出すことになり,その読者へのアフターサービスを兼ねて,このブログを立ち上げることにしました。
「新・会社法100問」プロジェクトは,会社法の立案を担当していた法律家や公認会計士の同窓会である「会社法立案担当者の会」が,会社法の基本的な考え方や使い方を説明するために,司法試験,公認会計士試験,オリジナル問題の解答例を作ってしまおうという,前代未聞の企画です。
私は,かつて司法試験予備校の先生をしているときから,「法律の本というのは,受験生が使う本と,実務家が使う本が,なんでこんなに違うのだろう?」と不思議に思っていました。実務家になる試験を受験するのなら実務上の取扱いも身につけておくべきでしょうし,実務家が,いつもやっている取扱いの射程を明確にするためには、理論的な裏付けが必要不可欠です。受験生も実務家も、結局は同じことをやるのに、本が、受験用・実務用で二極化する必要はないと思いませんか?
というわけで,会社法成立後,ちょっと余裕が出てきたときに,「そうだ! 実務家にとってはいわゆる実務相談本になり,受験生にとっては過去問対策本になる本を作ろう!」と思いつき,私一人で書くのは大変なので,本来,時給○万円(推定)で働いている弁護士や公認会計士の仲間達に「これは,夏休みの宿題だから!」と言って、タダ働きさせ,完成したのがこの本です。
施行前に私達の考え方を参考にしたいという実務家や,択一の勉強に入る前に会社法の勉強をしておきたい受験生のために,相当急ピッチで作ったものですから,もしかしたら誤植があったり,疑問点を巻き起こすような部分がないとも言い切れないので,このブログを通じ,必要に応じて,説明や修正をしていこうと思っております。
また,会社法でよく聞かれること等について,徒然なるままに書き込みをしていきますので,質問があれば,随時,書き込みをしてください。
なお,この企画についてのご批判は,企画立案責任者である私が,謙虚に,かつ,反論を交えつつ(笑),お受けいたします。
また,言うまでもないことですが,このブログは,法務省の公式ブログではありませんし,ここでお話しすることも法務省の公式見解ではありませんので,そこらへんは,「大人の対応」でよろしくお願いします。
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