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前に芸術を理解しようとしない老人の話をしました。
要約すると制作した事も無い者は批評できないと言う事でした。
なぜならわたし自身、描けば描くほど
より早く、より深くわかるようになって来たからです。
だからそう結論づけました。
でも他の例で、子育てをした事の無い者にその辛さはわからないとよく聞きます。
それは違います。自分が育てられた過程を親の立場から見ればいいんです。
一部始終その現場にいたのですから
客観的にあるいは立場を変えてみればいいんです。
これも芸術をやっているからわかるんです。
つまり、芸術は全ての事に役立つと言う事です。
子育てしていては解決できないカルマがある
仕事があると思った方が良いでしょう。
さて、初回の個展、開催できた経緯は突然でした。
二科展デザイン部入選したのでは、と言う事で友人の母親が
“会場おさえて来たよ”と言ってきました。
言われるまま行ってみるとその会場はとても広かったのです。
常々個展は開きたいと思っていましたが
初めてがこんなに広いところとは少しビビりました。
そこで少し大きめの作品をと思い制作したのがこの絵
タイトルは『銀龍図』です。
この作品の半年くらい前に瀧を描き
たまたまひっくり返したら龍に見えたところから
この描写方法を思いつきました。
この個展をきっかけに由緒あるお寺に奉納決定。
昨年12月に、実に6年かけてやっと奉納されました。
時間がかかったのは、そのお寺の町に住む人々から浄財を貰って寄付されたからです。
願っても実現できない本当に有り難い事、とても嬉しく誇りに思います。
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