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認知症・・・

 昨日のNHKの「ためしてガッテン」で、「認知症!介護の新技で症状が劇的に改善する」との内容だった。自分の母のこともある関係で、真剣に見た。
 今や、認知症患者さんは、「200万人以上もいる」と言われている。その介護が大変なのは、もの忘れ、家事ができない、判断力の低下などの症状よりも、むしろ、妄想、徘徊、夜中に騒ぐ、興奮、暴言、幻覚などの問題行動と思われる。これ等の問題行動が、家族を追い詰めているケースが多いと思われる。
 で、最新の研究で、“新技”を使うと、症状が劇的に改善するとのことだが・・・?!
 アルツハイマー病の予防法として有効なのは、「定期的に有酸素運動をする。(3倍の効果あり)」「生活習慣病にならない食生活をする。(6倍の効果あり)」「話し相手を持つ。(8倍の効果あり)」とあり。
 しかし、必死の介護の結果が、激しい興奮や暴言や介護拒否や下着を隠す行動に出ているとしたら・・・?!
 大脳生理学的に、感情を伴った記憶は、よく記憶される。これは、多くの人が経験していること。これは、喜怒哀楽の「扁桃体」と一次記憶の「海馬」が隣り合っているから。
 注目すべきことは、この扁桃体の機能が、今までは、アルツハイマー病の人ほど低下していると思われていたのに、実際は、高まっていることが報告されたからだ。(エッエッエッ!)
 認知症の人が、何処何処に行きたい、何何をしたいと言った時、それを否定することは、普通の人以上に、傷付くのだ。認知症の人には、「否定」「説得」は、よくないし、むしろ、タブーなのだ。
 相手の気持ちになることが大切だ。気持ちを察して、出来るだけ感情の赴くままにさせてあげること。(それは無理と言う介護者が多いだろうが・・・)
 認知症では、モザイクに脳が壊れている感じに思っている人が多いと思う。壊れた所は、見つけやすいが、まだ、壊れてなくて、保たれている所もある訳で、それをしっかり見つけてあげることが大切である。
 「センター方式」と言うのがある。患者さんの絵を描いて、患者さんの口癖を書き出す。それから気が付くことを書き出す。そうすることで、患者さんの気持ちをよく理解していく方法だ。
 かっては、暴言や徘徊などの症状に対して薬で抑える治療が先行していた。しかし、今は、感情を大事にして介護することで、症状を減らせることが分かってきた。
 そして、更に大切なこと・・・→それは、介護する人の「笑顔」である。
 介護する人が疲れて笑顔を失うと、患者さんも不安になる。介護する上で、他のサービスを充分に利用して、余裕を持って、笑顔で介護する人が患者さんに接することが大切である。
 「バリデーション」と言う言葉がある。価値を認めることであるが・・・→具体的には、「アイコンタクトをする」「同じ言葉を繰り返す」「思い出話をする」「優しく触れる」・・・などである。
 患者さんの言った言葉を繰り返して、同調することが大切なのである。

 「暑いねえ・・・」
 「そうですねえ、暑いですねえ・・・」
 「どうしてここにいるの?」
 「どうしてでしょうか?私も考えてみます・・・」
 って感じかな。

 で、私の家内と私の母との会話で、
 「○○(家内の名前)さん、今、何歳になったんかなあ?」
 「57歳ぐらいです。」(思わず、そう言ってしまったのだが)
 「ぐらい?!」(と母は言って、自分の年齢もはっきり言えない家内の言い方に、大笑いしたそうな・・・。
 

多くの人の支え・・・

 沖縄県の興南高校が沖縄に帰り、歓迎式の中で、我喜屋優監督は「多くの人に支えられた大会だった。優勝旗を持って帰り、喜びを分かち合うことができた。県民全体の優勝です。」とあいさつしている。
 又、我如古盛次主将も「皆さんの声援で優勝できました。」と謝辞を述べている。
 甲子園での終了直後の優勝会見でも、同じ様に言っていた。言葉の上だけでなく、本心、そう思っていることがこちらにも伝わってくる。
 家内の(今は亡き)父親が、ある時、私(私がまだ医学生の時)にこう言ってくれた、「自分の力だけでここまで来れたと思っている限り、まだ、子ども。多くの人のお陰でここまで来れたと思う様になった時に、やっと、大人になれる。」と。
 8月23日(月)に、ある診療所の医師から、いつもの様に、記念誌が送られてきた。「○○○○○診療所 21周記念誌」が。
 そこには、先生を慕う住民の声が満載で、この1年間の苦労話も、沢山載せられていた。
 その内容を読むと、先生は、今年の2月に怪我をして2週間休診となった。その間、先生を慕う住民の不安な様子がよく理解できた。正に、○○先生は、赤ひげ先生なのだ。
 頭がとても低い。私が先生の診療所の近くの病院で働いていた時、私の勤務していた院長と私が呼ばれて、「カモ鍋料理」をごちそうになった。行くと、住民の方が沢山いて、皆、和気合い合いって感じで、大きな声で話しながら楽しそうに食事をしていた(毎年しているみたいだったが)。先生は、漢方にも詳しくて、私の中医学にも、理解を示してくれた。
 いい医療も、住民の支えがないと出来ない。そこに住む人の支えがどうしても必要なのだ。
 21世紀にふさわしい日本のいい政治もいい教育もいい医療も、多くの賢い国民の強い支えがないと出来ないのではないでしょうか・・・?!
*写真は、建設中の建物(ゴールドコースト:上の内容とは、全く関係ありません。)
  
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 晴れて医師に合格して、医師なってからの試練って、何だろうか?
1、まず、経済学って感じかな?
 初めの2年間は、1カ月30万×12カ月(税込)って計算で、年間360万円(これでも、大学病院の上司よりも高額ってことあり?!)。で、バイト禁止で、後はなし。これで、高価な専門書を買ったり、勉学の為に学会にも行くとなると、正に、変な経済学を勉強しないといけないって感じになるかな?!大都会だと、家賃が高くて、親からの仕送りがないと維持できないケースもあるはず?!
2、卒後教育の不徹底さ。
 初めは、責任を取らされても、何も出来ない。しかも、ちゃんとした教育も、されない。
 施設にもよるだろうが、・・・一応主治医になっても、初めは何も出来ない感じ。名医があっと言う間に、ヤブ医に転落する。教科書通りに行かない事ばかりってことに気が付く。
 実際のナースへの指示のテキストがない!おまけに、採血も、ナースよりも下手。周りも、まだ、一人前と見てくれない(当たり前)。で、時々、コメディカルから試される感じの質問を受けることも?!・・・で、しばらくノイローゼ気味になっても、不思議でないかな。
 困った時に上の人に尋ねると、上司も忙しそうで、肝心の時に現場に来れなかったりすることが多い。そんな時、益々、不安一杯で毎日を過ごすことになるかな?!
3、仕事の多さ。
 医師の免許を手にして、患者さんの主治医になって、改めて驚くこと・・・→書かなければいけないことが何と多いことか!!(特に昨今は)
 入院となると、話を聞いての詳細な「カルテ記載」に始まって、「診療情報提供書」を書いて、患者さん側に渡し、病棟のナースへ、内服や注射や検査の「指示」を書き、内服や注射の「処方箋」を出し(書き損じると、後でそれなりに修正が大変)、その後、毎日診察して、経過をカルテに記載して行くことになる。他の科に依頼したりする時は、しっかりと紹介状を書かないといけない。退院時には、「退院処方」と「退院証明書」を書いて患者さん側に渡さないといけない。そして、入院の「まとめ」を出来るだけ早く書かないといけない。患者さんが生命保険などに入っていると、その証明書も主治医が当然書くことになる。
 医師の仕事は、これだけではない。健診に駆り出されたり、急に他の患者さんの主治医をしばらく任されたり、勉強会に出席したり、本で勉強したり、上司の回診、医局会、会議など。数年して、当直をするとなると、自分の専門の科以外に、他の科の患者さんも見らざるを得なくなる(日本の医師の場合、その多くが、当直明けも普通に診療することになるが。それも、月に*回)。
4、時間外の拘束。
 (施設にもよるが)深夜でも電話がかかることが多い。状態が良くない時、家に帰っても気になる。寝る前も、気になる。夢にも出てくることもあるかな。恋人と土日にデートの約束をしていても、電話がかかると、さて、どうするべきか、・・・何て悩むことになるかな。
5、いろんな悩みが山積して来る中で、自分の将来の在り方を考える様になる。道は、3つしかない。大学に残って研究医になるか、大学を出て勤務医になるか、それとも、開業医になるか。そのどれを取っても、それなりに、今は、大きな問題があることに、次第に気が付いてくる。それに、結婚前の人の場合は、婚活、結婚している人で子どもさんがいる場合は、子育ての問題で。
6、で、一番難儀するのは、その忙しさよりも、多くの人との人間関係ではないだろうか、・・・?!
 コメディカルとのコミュニケーション、患者さんとのコミュニケーション、同じ部署の人たちとのコミュニケーション、・・・これ等がやはり一番難しいかな。家族持ちは、家族とのコミュニケーションを上手に取ることも必須だし。
7、訴訟の問題。
 これは、避けて通れない。最善を尽くしても、訴えられること、あるのです。私も、経験あります。訴訟となると、例え勝っても、その間、モチベーションが確実に落ちます。悲しいことですが、・・・。
8、命を預かっている医師に、悩みは、尽きない。
 悩みにちゃんと適切なアドバイスを授けてくれる人がいればいいが、・・・しかし、最後は、自分の責任で決めざるを得ないことも多い。それは、医療以外のことでも。
 そんな時、自分なりに息抜きする方法を見出すしかない。・・・→夜の街にしばしば出かける人もいるだろう。「ノム」「ウツ」「カウ」にめり込んでしまう人もいるだろう。イライラして周りに当たる人もいる。鬱になったりする人もいる。やはり、自分なりのいい息抜き方法を探すべきです。いい趣味があるといいですね。
9、まだまだ試練が沢山あるけど、当然、いい事もあります。
 それは、まず、生き甲斐があります。時間外など、その時は、ホントきついけど、患者さんが元気になってくれた時、やはり、とても嬉しいです。
 患者さんと触れ合う中で、楽しいこと、しばしばです。(小児科だと)赤ちゃんや小さな子どもを見ていると、子どもは嘘を言わないだけに、ホント楽しいですヨ。
 それに、患者さんから(無料で)いろんなことを教えてもらえます。例え、亡くなっても。こちらが与える以上に。

電子辞書・・・?!

 今からの時代、電子書籍が盛んになるだろう。欧米では流行しつつある様で、今は、日本語のものはないが、来月からそれも出るらしい。
 ユーザーは、インターネットをフルに利用することになる。例えば、項目に夏目漱石と入れると、彼の作品が沢山出てくる。で、その中から自分が読もうとする作品を、お金を出してダウンロードをすることになる。で、公園のベンチに座って簡単にその場でその時に、手にすることが出来ることになる。
 スゴイ時代に生まれたものだと思う。その内、専門書も、カラー付き、音声付きで、どんどん多くの種類の電子書籍が出てくるだろう。画面の大きさも、文字の大きさも、各人が決めることになる。土台、今までの様に、沢山の重たい本を持ち歩かなくてもいい。
 既に、写真屋さんや印刷屋さん、厳しい状況に置かれているが、今からは、本屋さんも死活問題になるかも知れないなあ。
 その内、医療も、医者と患者さんがお互いにインターネット上で対面して、どうしても直に診察しないといけない時にだけ、医療機関にかかるってケースも出てくるかな・・・?!

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 バンクーバー冬季五輪第14日の25日(日本時間26日)、フィギュアスケート女子のフリーが行われ、浅田真央ちゃんが合計205.50点で銀メダルだった。
 キム・ヨナさん、ショートプログラムと同様の演技で、女王にふさわしく、完璧って感じで、真央ちゃんが100%実力を出し切っても、キム・ヨナさんが上かなと思った程の出来だった。
 共に19歳、ほぼ同じ時期に生まれ、家族構成も似ていて、共に仲のいい姉がいて、この何年間か、デッドヒートを繰り返しながら、東洋人のこの若い二人が、気が付いたら世界の頂点にいた。誠に素晴らしいことです。(大拍手!)
 周りの凄いプレッシャーに打ち勝ってここまで来ている二人、WBCで日本と韓国の決勝戦での感動、あの時の思いと同じだった。
 真央ちゃん、フリーで2度のトリプルアクセル良かったです。キム・ヨナさん、歴代女子世界最高の228.56点、実に素晴らしかったです。カナダのジョアニー・ロシェットさん202.64点で3位、安藤美姫さん188.86点で5位、鈴木明子さん181.44点で8位、入賞8位の中に、日本人が3人もいる何て、それだけでも、スゴイと思います。
 真央ちゃん、ホントにお疲れさまでした。感動、どうもありがとうございました。
*写真は、(5年前に私が撮った)カナダのケベック。

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