道端の出会い ①

このブログ「道端の出会い」を立ち上げて、10年が経ちました。感謝。

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古寺巡礼
峰定寺
ぶじょうじ
急崖に舞台造りの本堂がたつ
「平家物語」ゆかりの山深い寺
京都 左京区 2011.11.
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仁王門
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日本の原風景を 求めて 鞍馬から花脊の里へ ( ここを開いてご覧下さい。)

平成20( 2008 )年10月    更新投稿しました

再び  鞍馬寺の下路から  花脊峠 ( 標高 769m ・ 国道477号) を 北に越えて

大悲山 ( だいひさん ) 口から  桂川の源流の一つ  寺谷川沿いに 東へ向かい

峰定寺へ向かう 参道の途中に    京都でも  最高の宿として
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また  摘み取った  季節の草花や 旬の野菜に 魚を取り入れた

美しい料理は  立原正秋 や   白洲正子 など  多くの文化人から愛され  

京都から 「 門外不出 」 といわれてきた という 料理旅館

もともと 奈良の春日大社の社家であった 初代が  大悲山峰定寺の再興に共鳴し

明治28 ( 1895 ) 年  峰定寺参りの 信者のために宿坊として  建てたのが起源

三代目  中東吉次が  昭和12 ( 1937 ) 年  宿坊を  料理旅館に 増改築し
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屋号を 「 美山荘 」 として  現在の形を作った  といわれる
  
本館玄関の 落ち着いた佇まいは

そのまま  スッと入ってしまいそうな  さりげない雰囲気 
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通り過ぎると   左手に 仁王門   正面に庫裏や 書院が立ち

大悲山の中腹にある 仁王門から   さらに30分ほど  老杉や シャクナゲの
  
山道と急な 階段を登っていくと   本堂が 急崖に 張り出している
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古色を帯びた  建物の縁からは  展望が開けて  心地がよい

ここ峰定寺は 大悲山  ( だいひざん・746m )  の  南西山麓の 中腹にあり

峰床山に西に位置して  京都市中を流れる  桂川の源流の一つ  寺谷川が

境内の  東を流れている   急峻な連山は聖地であり  修験道場であって

奈良の大峰山に対し  北大峯と呼ばれてきた

古くは  鞍馬の奥  といわれ  落人の隠れ里  ともなっていて

平家物語  源平盛衰記 にも その名を とどめている
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舞台造から眺望

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この 峰定寺は  清水寺のモデル と なったといわれる  由緒正しい  古刹で

平清盛や  藤原信西が  造営したことを  棟札に記してある   という  

久寿元( 1154 )年  鳥羽法皇 の 勅願で  法皇稔持仏の千手観音像を  本尊とし  

大峯熊野の修行者 三瀧上人観空西念 ( かんくうさいねん ) が創建   

造営は  平清盛 や 藤原信西  と  いわれている
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一帯は  古来落人の 隠れ里と いわれ   鹿ヶ谷 ( しかがだに ) 山荘 での 

平家打倒の  密議で   鬼界ヶ島に流された  
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俊寛僧都忠誠之碑
大文字山の南 鹿ヶ谷と呼ばれる山中に この碑が立つ
参照投稿記事  京都一周トレイル 杉林中に「俊寛僧都忠誠の碑」が建っている

俊寛僧都 ( しゅんかん そうず ) の  妻子も  この地で生涯を 

終えたと  伝えられ  境内に 俊寛と妻子の 供養塔がある   という 
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峰定寺の 神木とされる三本杉

仁王門 < 重文 > は平治元( 1159 ) 年  建立された 入母屋造り  

柿葺( こけらぶき )で  仁王 ( 金剛力士 ・ < 重文 > ) 像は  長寛元( 1163 )年 制作  

観音閣ともいう 舞台造の本堂 < 重文 > は 貞和6( 1350 )年 の 再建で 

正面 ・ 側面 ともに 5間  寄棟造柿葺

収蔵庫には  十一面千手観音像 や 不動明王が  安置されて  

春秋に  特別公開されると  いう

< 11月3日から3日間 (不定) >
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大悲山  峰定寺  筺075-746-0036
住所 : 京都市左京区花背原地町772
拝観 : 有料  9:00 〜 閉門 15:30 
       大悲山は 文化財建造物の本堂までの 参拝道以外は入山禁止
    * 12月〜3月閉門 悪天候時入山禁止
       参拝の受付は 4月から11月までの 晴天の日に 行われている
       20人以上の団体は  入山は お断りとなっている 
     * 子供 ( 小学生以下 ) 拝観禁止
交通 : 京都市営地下鉄烏丸線「 北大路駅 」 バスターミナルから 
      京都バス 広河原行き 1時間30分 「 大悲山口 」下車 徒歩30分
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過ぎゆく時を たいせつに・・・

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閉じる コメント(34)

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月夕TYサン >ようこそ。
平家の落人、とか聞きますよねぇ、
この地もそうだったんです、よねぇ〜・・・
ポチ☆、有り難うございます。

2011/10/31(月) 午前 6:54 常夜灯 返信する

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白髪のムコさん >ようこそ。
古くて、狭く危険阻止、安全第一から、
20名以上お断り、ではないでしょうかねぇ。
大ボッチーン、有り難うございます。

2011/10/31(月) 午前 6:57 常夜灯 返信する

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HOPPYサン >ようこそ。
よく解っていませんが。

清水寺の本堂は、徳川家光の寄進で寛永10年(1633年)に、再建されています。
ここ峰定寺の舞台造の本堂は貞和6(1350)年の再建ですね。
ぽちん☆、有り難うございます。

2011/10/31(月) 午前 7:10 常夜灯 返信する

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コロ助サン >ようこそ。
狭い山寺で、危険防止もあるんでは、
ないでしょうかねぇ・・・

2011/10/31(月) 午前 7:12 常夜灯 返信する

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訪問・コメント有難う御座います。そんなに時代が離れていたのですか。勉強不足です。最終的に壇ノ浦で平家が負けて。日本各地の山奥に、落人部落が今でも沢山残っていますね。犬のシャンプーは2人かがりで女性軍がやってくれます。

2011/10/31(月) 午前 7:46 [ ランパパ ] 返信する

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♪おはようございます。
あ、寺町から 「平家物語」ゆかりの 山深い寺へ・・・。
花脊峠を越えて大悲山口から 桂川の源流に峰定寺へ向かう・・・。
大悲山は30年前に登山、花脊峠はもう10年以上行っていなく、また行きたくなる 懐かしいポチ!
今日のテニスで 花脊出身の 寿司処 花脊 のテニス仲間に会うので また話を聞いてみます。

2011/10/31(月) 午前 10:30 [ EGACITE ] 返信する

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清水寺の舞台がこれをモデルに・・・、そっくりのはず!
♪ ☆ ♪
桂川源流の一つ寺谷川付近に、これだけの修験道場、奈良大峰山に対しての北大峯、聖地に相応しいです。
鞍馬の奥に平家落人の里、そして平清盛や藤原信西が造営の古刹・峰定寺が。平家物語・源平盛衰記にその名がある、正に歴史舞台に感動です。

2011/10/31(月) 午前 11:36 umo*oi 返信する

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ランパパさん >ようこそ。
古寺を巡礼しながら、遭遇する疑問点から、
歴史を学んでいるんですょ・・・
宜しくお願いします。

2011/10/31(月) 午後 6:34 常夜灯 返信する

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EGACITEサン >ようこそ。
田舎育ちの私には、懐かしい香りがイッパイノ、
この里は好きです、和みます・・・
ポチ、有り難うございます。

2011/10/31(月) 午後 6:37 常夜灯 返信する

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ponsanサン >ようこそ。
古寺を訪ねて、疑問に遭遇し、ウェブに
助けられて楽しんでいます。
♪☆♪、有り難うございます。

2011/10/31(月) 午後 6:42 常夜灯 返信する

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こんばんは〜〜(^^♪

清水寺のような〜更に趣がありますね。。。
いいですね〜〜人里を離れ、また京の良さを再確認しました。。
〜☆★☆〜

2011/10/31(月) 午後 6:53 bunbun 返信する

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フーミン♪ さん >ようこそ。
人里離れたこの界隈、田舎育ちの私には、
故郷の思いを寄せま〜す。
しかし、生活には耐えないでしょうけど・・・
☆★☆、有り難うございます。

2011/10/31(月) 午後 11:12 常夜灯 返信する

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独特の美学・世界観で生涯をすごした白洲正子さんの愛した
料理旅館ということでこちらは有名ですね
周りの風景もご馳走だったのでしょう
いいところですね

錦秋の季節の今が一番美しいときでしょうね
すぐにでも出かけたいものです

☆ぽち

2011/11/1(火) 午前 11:48 桃豹 返信する

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山奥に立派な舞台を持つお寺があってびっくりしました。
この辺りには入ったことがなく、機会があったら行ってみたいものです。
ご紹介をありがとうございました。傑作ポチ。

2011/11/1(火) 午後 5:06 蘭のさんぺい 返信する

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久しぶりに訪ねてみたら、やっぱり素晴らしいお寺を拝見しました。
一目で清水の舞台に似ているなと思ったら、そのモデルになった本家本元とは驚きです。
峯定寺ぶじょうじと覚えておきますのポチ!

2011/11/2(水) 午後 8:25 りゅうし 返信する

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おはよう御座います。
関連記事から来ました。
俊寛僧都の哀れを思います。ポチ

2013/4/27(土) 午前 7:01 あるく 返信する

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桃豹さん >ようこそ。
ご覧頂いて、有り難うございます。

2013/4/28(日) 午前 9:03 常夜灯 返信する

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蘭のさんぺいさん >ようこそ。
ご覧頂いて、有り難うございます。

2013/4/28(日) 午前 9:05 常夜灯 返信する

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竜司さん >ようこそ。
ご覧頂いて、有り難うございます。

2013/4/28(日) 午前 9:07 常夜灯 返信する

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歩く日本書紀さん >ようこそ。
古い記事に、お尋ね頂いて、ナイスもい頂戴、
有り難うございます。

2013/4/28(日) 午前 9:09 常夜灯 返信する

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