道端の出会い ①

このブログ「道端の出会い」を立ち上げて、10年が経ちました。感謝。

全体表示

[ リスト ]

京都 姉小路通 を歩く
あねやこうじどおり
東西の通り
京都中京区 1012.4.
イメージ 1  イメージ 2
高瀬川と姉小路通 東側の始まり
                           (三条通より一通上ル)

姉小路 正式には 「 あねやこうじ 」 と 読み 「 あねこうじ 」 とも 読む

江戸時代には 「 あねがこうじ 」 「 あねのこうじ 」 などと 呼ばれた  そうです

姉小路通 ( あねやこうじどおり ) は  平安京の  姉小路に相当し

木屋町通から  西は佐井通 ( 春日通 ) までの 東西に通じ

歴史を感じる  老舗の町家が在る  通りです

北隣の通りは  御池通
          ↑
姉小路通 ( あねやこうじどおり )
  ↓
南隣の通りは  三条通

他の多くの通りと同様に   寺町通で鍵の手に折れますが  静かな通りです
イメージ 3

この通りには  「 姉小路界隈地区建築協定 」 が  結ばれていて  

老舗 ( しにせ ) と  町家が  入り交じる 町人の道で  コンビニもない路です  
イメージ 4
↑ 拡大でどうぞ。
人々の努力で  歴史的景観保持が  保たれている ようです 

この  姉小路という通りは  上を向いて歩いて 

見事な  木彫てん刻の  看板を掲げる店を  眺めます

名にし負う人たちの  筆による看板が  幾多あります

看板は 「 内なるものから外に対するものへの発信 」   ( 京大教授の三村浩史氏 ) で

文化と歴史をひそめて   長い年月を経た 名だたる街角の 看板です
イメージ 5
                                  鳩居堂
075-221-5861
寺町姉小路上ル下本能寺町
寺町通との角にあるは  寛文3(1663)年創業  香と和文具の老舗
あたりに漂う香りに誘われます  宮中に900年伝わる 名香のひとつ
「 黒方 ( くろぼう )」 が  在ると聞きます
この看板の 銘については確認できていません 

イメージ 6
                           蕎麦ほうる 総本家河道屋
[ そばほうる そうほんけ かわみちや ]
筺075-221-4907
中京区姉小路通 御幸町西入ル
イメージ 7
明治初期に  蕎麦粉を使った焼き菓子として  誕生した京名物のひとつ
卵と砂糖を練ったものに  小麦粉、蕎麦粉を加え、 梅鉢と丸のふたつの形に
焼きあげられている  「 そばぼうろ 」 のこと
イメージ 20
室町末期に伝来した ボーロというポルトガル語の 南蛮菓子を参考に
作られたのが始まり といわれています 
                       
イメージ 8
                             絵の具 ・ 彩雲堂  
筺075-221-2464
中京区姉小路通 麩屋町東入姉大
イメージ 9
日本絵の具の製造販売店 「 彩雲堂 」 の看板は
明治・大正期の文人画家 儒学者 日本最後の文人と謳われる 富岡鉄斎

イメージ 10
                             柚味噌 ・ 八百三
075-221-0318
中京区姉小路通東洞院西入車屋町270
イメージ 11
柚子の香りを閉じこめた味噌を  製造販売している 八百三( やおさん ) です
創業は宝永5(1708)年  もともとは御所などにも出入りする
精進料理の仕出しを専門にしていた  そうですが 今では有名になった
柚味噌を専業だ そうです
看板は 晩年まで 篆刻家 ・ 画家 ・ 陶芸家 ・ 書道家 ・ 漆芸家 ・ 料理家 ・
美食家 などの 様々な顔を持っていた  北大路魯山人の 揮毫 
暫く眺める  見ていても飽きが来ない

イメージ 12
                              里村商店
075-221-0525
中京区姉小路通柳馬場東入菊屋町572
特に誰の筆という 謂れはないようですが
この風格には思わず 見とれてしまいます
銘については  確認できていません 

イメージ 13
                            味噌醤油の泉屋市古商店
075-221-1332
中京区姉小路通富小路東入ル
イメージ 14
昭和12(1937)年創業の店です  数ある姉小路の看板の中でも
一番釘付けにされた  一つです 
現在では  お酒を中心にお酢、お漬物、お醤油、 健康飲料等を販売されています
看板右にある  盛田合資会社とは  ソニー創業者の一人 盛田昭夫氏の生家で
造り酒屋 ( 現在盛田(株) ) のことで
山泉は 盛田(株)の 登録商標だそうです
銘については  確認できていません 

イメージ 15
                              いさみ寿司
筺075-221-4860
中京区姉小路車屋町東入ル車屋町251
イメージ 16
銘については  確認できていません 

イメージ 17
                             御菓子司亀末廣
075-221-5110
中京区姉小路通烏丸東入ル
イメージ 18
看板の揮毫は  近代書道の先覚といわれた  山本竟山( きょうざん )の書
「 御菓子司亀末廣 」 と 書かれた長い看板に圧倒され しかも右書きされて
亀も昔の字体の 「 龜 」 を用いてい  長い看板に合わせるがように 
間口もかなり広く造られて    
イメージ 19
姉小路通の  老舗を代表するような  堂々たる偉容 風格を感じます
もともとは  釜師であった  亀屋 源助氏が 文化元(1804)年に創業し
江戸時代には  二条城や御所等に お菓子を納める 老舗 
歴史あるお菓子屋です 

イメージ 23
                               春芳堂
筺075-221-2400
中京区姉小路烏丸東入ル 
イメージ 21
創業は幕末期 初代 ・ 丹波屋嘉兵衛は  円山派絵画を学びました
師匠の勧で表具の道に  入りました  重厚な看板は 京都画壇の代表的存在で
ある  「 竹内栖鳳 」 の原書によるもの 
春芳堂( しゅんぽうどう ) は  栖鳳のお気に入りの 表具師だったとか
イメージ 22
現在五代目として  歴史ある京表具ののれんを 守っているのだそうです 
 

イメージ 24
                          表は狭く奥行きは深い京町屋

次回は 「 姉小路通 」 の 建物を見て歩きます。
過ぎゆく時を たいせつに・・・

閉じる コメント(32)

顔アイコン

ランパパさん >ようこそ。
住んで居る皆さんへの、好環境維持結束、
素晴らしいですね。
この通りのどの町内か、よく解っていませんが・・・

2012/4/28(土) 午前 3:15 常夜灯 返信する

顔アイコン

クマプーさん >ようこそ。
歴史を積み上げた「看板」、だいじに維持される
ことでしょうねぇ、嬉しい事です。

2012/4/28(土) 午前 3:18 常夜灯 返信する

顔アイコン

コロ助サン >ようこそ。
成る程ねぇ、苦い経験でした、ですね・・・

2012/4/28(土) 午前 3:19 常夜灯 返信する

顔アイコン

なかジジ >ようこそ。
京都の香り、柚子味噌の香りが届きましたかぁ・・・
土用の丑の日、お隣の「蒲焼きの匂い」をかいで、
メシを喰った、ですね・・・
☆、有り難うございます。

2012/4/28(土) 午前 3:25 常夜灯 返信する

顔アイコン

ゆきえサン >ようこそ。
時代の流れですから、この通りも進化して、
いるでしょうが、古い物を遺そうという
意気込みが、嬉しいですね・・・
ポチ、有り難うございます。

2012/4/28(土) 午前 3:27 常夜灯 返信する

顔アイコン

tairaサン >ようこそ。
そうです、銀座にある鳩居堂の本店で、
ここに掲載のお店は「京都の販売部」と
されていますね。
「寺社仏閣」の巡礼から、気分を変えて見ましたが・・・
☆、有り難うございます。

2012/4/28(土) 午前 3:35 常夜灯 返信する

顔アイコン

アキさん >ようこそ。
日々進化の時代、古い形を遺そうって、
大変な行為ですよねぇ、この街に感激します。
♪☆、有り難うございます。

2012/4/28(土) 午前 3:38 常夜灯 返信する

顔アイコン

ランパパさん >ようこそ。
「 ♪京都慕情♪ 」 ですね。書きましょう・・・

あの人の姿 懐かしい
黄昏の 河原町
恋は 恋は 弱い女を
どうして 泣かせるの
苦しめないで ああ責めないで
別れのつらさ 知りながら
あの人の言葉 想い出す
夕焼の高瀬川 ・・・♪♪♪

2012/4/28(土) 午前 3:42 常夜灯 返信する

顔アイコン

MYUUERUサン >ようこそ。
復興、経済成長時代には「遺そう」という
「心にゆとり」が無かった、のでしょうねぇ、
過ぎて、振り返れば残念な事でした。
鳩居堂東京は、本店ですね・・・
ポチ、有り難うございます。

2012/4/28(土) 午前 3:47 常夜灯 返信する

顔アイコン

ten_mamaサン >ようこそ。
お書きの通り「古い街並みを残す、建築協定」嬉しい、
街並保持で、嬉しい看板でした。
この通りでは 「 ♪ 上を向いて歩こうぉぉ ♪ 」
でした〜・・・

2012/4/28(土) 午前 3:52 常夜灯 返信する

顔アイコン

ponsanサン >ようこそ。
京の「通り」歩きも、寺社仏閣巡よりも、
普段着の京都見物で、楽しいですね。
♪☆♪、有り難うございます。

2012/4/28(土) 午前 3:56 常夜灯 返信する

顔アイコン

白髪のモコさn >ようこそ。
素晴らしい発想の「町内の式目看板」ですね。
街への「誇りと愛着」、拍手ですね。
街並の皆さんへ「大ボチーン」有り難うございます。

2012/4/28(土) 午前 4:00 常夜灯 返信する

顔アイコン

おはようございます。 力作ですね。 傑作でもありますね。

2012/4/28(土) 午前 7:15 [ acrossts ] 返信する

顔アイコン

acrosstsサン >ようこそ。
傑作、有り難うございます。

2012/4/29(日) 午前 10:17 常夜灯 返信する

訪問履歴から〜素晴らしい方が訪問されている事に驚きを感じました。
京都は未知の世界ですから大変参考になりました。
ポチをさせて貰いますと同時にまた訪問をして京都を勉強いたします。

2012/4/29(日) 午後 4:54 湘南 爺遊人 返信する

アバター

こんばんは。
忙しくて久しぶりに参りました。
書の好きな人には看板の文字が楽しいでしょうね。
平成の式目もなかなか素晴らしい。
この通りには確か入ったことがなく、いずれ歩いてみたいです。ポチ。

2012/4/29(日) 午後 9:24 蘭のさんぺい 返信する

顔アイコン

京都で、ひとりの時間がある時は、この辺りをふらふら歩き回ります。
必ず寄るのが河道屋さんと八百三さんです。
何度食べても美味しい蕎麦ぼうると、柚の香りのお味噌は、家族の好物です。

2012/5/7(月) 午後 2:41 夏茉莉 返信する

顔アイコン

湘南爺遊人サン >ようこそ。
お目通し頂き、ポチも頂戴しまして、
有り難うございます。
お恥ずかしい、記事ですが宜しく
お願いします。

2012/5/7(月) 午後 6:18 常夜灯 返信する

顔アイコン

蘭のさんぺいサン >ようこそ。
町内に力のあるお方が、維持して行こうと、
おっしゃって、護られているようですねぇ。
その境界が不明でして、気がつけば
雰囲気が変化したと、思いました・・・
ポチ、有り難うございます。

2012/5/7(月) 午後 6:22 常夜灯 返信する

顔アイコン

夏まりサン >ようこそ。
ご覧頂いて有り難うございます。
思い出の、お店を掲載出来て良かった、
と思いました〜・・・

2012/5/7(月) 午後 6:24 常夜灯 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事