境界線のはざま

ツイッターと、instagramに夢中♪

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9月に入り、夏休みは過ぎ去った。
( 俺の人生に夏休みという文字は一生ないんだが )



夏の終わりとともに、関東での油絵講師の仕事も再開となった。


1ヶ月ぶりに実家へ帰り、そこから講師の仕事へと出かけ、また名古屋に戻ってくる。


まさに絵に描いたような 「 出稼ぎ 」 な自分に、エールを送らずにはいられない ( 涙 )




だが、ただ仕事をしてくるだけの自分ではない。


古巣の、大好きな銀座へと繰り出す。


僕をそれほどまでに歓迎してのことか、銀座はその日も歩行者天国である。




そして出逢ってしまった、サンポーニャである !





僕の100回以上繰り返されたであろう転生のなかでは、アンデスの人間だった人生もあったのか。


僕は元来、「笛」 が大好きである。


吹奏楽部でフルートを吹いていた高校時代は、将来オーケストラのフルート奏者になることだけを夢見る、


ケツの蒼いアマチャンであった。





尊敬するフルート奏者が 「 僕はあらゆる笛が好きなんです。世界中の様々な笛が吹きたい。


              でもそれをしてしまうと、僕のフルート吹きとしてのプロ意識が


              崩れてしまうので、我慢しているのです。」



と語った言葉に触発され、手に握り締めていた小さなサンポーニャを見つめ、


吹きたい衝動を、グッとこらえていた哀れ悲しき青春時代。



今すぐタイムマシーンでその頃の自分に会い、言ってやりたい。


「 好きなだけ吹け、呼吸困難に陥るほど、吹きたまへ ! 」と。





30代の大人になっても、その「 笛熱 」 は鎮まらない。


あの頃から持っていた、小さな小さなサンポーニャ。


いつか大きなサンポーニャもほしいと思っていた。




日本人は、皆「 コンドルは飛んでゆく 」 が大好きである。


南米の音楽であるにもかかわらず、この曲が流れていると誰もが心に泡立つ何かを感じ、


その音楽世界に己を浸す。




歩行者天国を歩いていると、この曲がどこからともなく流れはじめた。


ペルー出身の人が演奏をしている。



アンデスの伝統音楽であるにもかかわらず、懐かしさを感じずにいられないのは


普遍的な郷愁感が根底に流れているからであろうか。


心の琴線に触れるフォルクローレの音は、それまでの忙殺の日々を浄化してしまうものがあった。



サンポーニャは竹やアシで作られるが、短い方を 「 イラ 」 と呼び、長い方を 「 アルカ 」 と呼ぶ。


インカ帝国時代以前から吹かれてきた音色は、未知のアンデスの風を運んでくる。



一緒に聴き入っていた弟の妻であり、僕の妹が「 サンゼンエン! シス! サンゼンエンデ〜ス 」


と僕を呼ぶ。  イタリア人である僕の妹は、僕をなぜかシスと呼ぶのだ。



おお、神よ。  


このかつてからほしいと思っていたデカイサンポーニャに、今日、この時間、


この地で出逢う為、我等は居合わせたのでございますね。


思う存分、 「 コンドルは飛んでゆく 」 を吹こうではないか !


「 イラ 」 と 「 アルカ 」 の大きなサンポーニャで吹くことは、俺の夢だったんだやーぃ !


聞くと、このサンポーニャは、奏者の手作りだという。


ますますありがたき幸せ、恐悦至極に存じます。




すっかり僕のものとなったサンちゃんを鞄に入れ、鼻歌交じりに名古屋駅、到着。


車で迎えに来てくれていた相方に早速、サンちゃんを見せる。





「 言っとくけど、誰もいない河原か、夕暮れの海岸で吹いてね 」




・・・・・結局まだ夢は叶わずじまいである。

閉じる コメント(31)

おおぉ^−^ なんか画像見てるだけで、その音楽が聞こえてきそうです♪ 俺も、実はプロを目指してました〜f^-^ でも・・・ピアノと楽典が出来ずに断念(笑)

2006/9/7(木) 午後 9:18 くれのぶ

この楽器の名前は知らなかった。今までは「竹笛」って呼んでたわ。この笛の音は、遠くにいても思わず耳を傾けたくなる澄んだ綺麗な音色だよね。私も音楽好きだし、街の道端で演奏してる人たち見かけると必ず立ち止まって聞き入ってしまうのよ。家の旦那はトランペッターだったから、二人して音楽は大好きよ。

2006/9/8(金) 午前 5:44 ele**nt_cir**e

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もうさ〜自分でその系統全然だめなので、音楽できる人、絵の上手な人 運動神経のいい人、もう無条件尊敬です。(_ _,)/~~ コウサン

2006/9/8(金) 午後 2:57 ビックフレンド

ケイケイ、CD買わされたの!?んもう〜!!人がいいんだね〜(笑)って、俺の母親も買ったよ(笑)

2006/9/9(土) 午前 1:10 まさと

姉1号さん、釧路湿原で吹けたら最高でしょうね〜ヽ(^▽^)丿!!川下りしながら、オカリナを吹く。スナフキンのようで良いなぁ!!!

2006/9/9(土) 午前 1:12 まさと

charさん、サックス奏者ですか〜♪サックスのやわらかい音色は本当に安らぎますよね。izumuさんに演奏してあげるご予定は?(笑)

2006/9/9(土) 午前 1:14 まさと

BELLTSUNさんならきっと、行き倒れた時も、駅前で一人孤独にサンポーニャを吹く時も、来てくれるに違いない。そう、きっと来てくれるに違いない(笑)

2006/9/9(土) 午前 1:15 まさと

あやちゃん、さっそくチケットさばき、ありがとうっ!!その時は、ヨロシコねいっ!(笑)テレビ塔のあたりで吹くかな(^m^)

2006/9/9(土) 午前 1:17 まさと

姉御、いいですよ!!プレゼントします(^m^)自然食品って・・・、時々姉御の感性が深すぎて理解できない(笑)

2006/9/9(土) 午前 1:19 まさと

yukiyaさん、うんうん(^m^)尊敬する人、崇拝する人、そして好きな人♡の言葉って、振り回されるね。でも、振り回されてる自分って、幸せだったりする(笑)

2006/9/9(土) 午前 1:20 まさと

エプロンさん、僕にはエプロンさんのお庭がすでに、音楽みたいに感じますよ。あ、なんかアンソニー(丘の上の王子様)みたいなこと言っちゃったかな?(笑)

2006/9/9(土) 午前 1:22 まさと

izumuさん、プラスチック製のやつでしょ?あったあった!あれ、なんていう名前なんだろう。気になってきた(笑)charさんと、演奏してください(^m^)

2006/9/9(土) 午前 1:23 まさと

くれのぶさん、プロをめざしていたんですね!!!楽器を奏でるというのは、本当に楽しいですよね。そんな時間を、いつまでも持ち続けられたら良いですね(^^♪

2006/9/9(土) 午前 1:25 まさと

ブーさんのご主人様は、トランペッターだったのですか!!カッチョエエです(@▽@)音楽も、絵も、生きて行く励みになるから、ともに生きる糧ですね。ブーさんのいるアメリカだったら、誰もいない広大な場所で練習ができそうだなぁ。

2006/9/9(土) 午前 1:29 まさと

茂さん、僕も運動神経の良い人には降参ですよ(^^ゞ心臓病と喘息持ちのオイラに、「体育の授業」参加は、一度も訪れなかったですからね(^_^;)

2006/9/9(土) 午前 1:31 まさと

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松屋デパートの前ですね。なつかしいです。この場所も、また笛の音も。

2006/9/9(土) 午前 7:50 Yukie Yamamoto

ラクシュミーさん、そうです(^^♪松屋はとっても美しくリニューアルしましたね!僕が長年勤めていたのが、そのお隣、銀座の三越です(^m^)

2006/9/9(土) 午前 8:00 まさと

笛吹きに憧れて、僕もその昔フルートを買いましたが、どうしても頭が酸欠状態に陥ってしまうので友人に譲ってしまいました。自分とシックリ合う、集合住宅でも楽しめる楽器に出遭いたいものです。

2006/9/10(日) 午後 2:58 [ - ]

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銀座でも、歩行者天国があるんですね!新宿の歩天でもフォルクローレを良く聞きます。その周りはいつでも人だかりですね。先週の土曜日に、職場の敬老会にも、フォルクローレの方をゲストにお呼びしました。楽しい曲に、利用者の皆さんもとっても楽しそうでした。私もサンポーニャ・・ちょっと惹かれました。

2006/9/11(月) 午後 10:05 set*uko*126*o

おー!この団体?姫路や神戸でもみるよ?CDも売ってるよねえ・・。アンデスアンデス・・で。。まさとっち笛吹きでもあるのお?アーチストだあ・・是非UPしてえ!!

2006/9/23(土) 午前 10:13 ぴよっち

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