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第7話 言う事全てが的確で怒りをこちらに溜めさせる女子中学生に諭(さと)される俺
「君は今活躍し無いで良いんだ。と言うよりも、今活躍しては駄目なんだ。
君の力は、今とは違う、更に複雑な苦しい状況に成った時に、使うんだ。 使い始めるんだ。 今は其の力を使う準備をしていて欲しいんだ。 君は未だ若いっ!」 何だか、此方がシュンとした。 お前の方が若いだろ。 中学生女子に命を救われて、人生を諭される社会人が其処(そこ)には居た。 と言うか俺だった。 そして、其奴(そいつ)は、未だ死にたいと願っていた。 まるで子どもが駄々を捏ねる様に。 其の幼稚な願望を持つ人も復(また)俺だった。 自分自身の幼稚さに打ち拉(ひ)がれて居(い)たら、一人称が「僕」の女子中学生は喋り始めた。 「環境の問題なんだよ。環境、人材、人材自身の遣る気の3つが揃わ無いと事は上手く進ま無いんだ。 3つが揃う事は少ないんだ。君は、環境のせいにする事は、幼稚な事で、駄目人間がする事だと思っている。」 …此奴決め付けた。お前には他人の心を読めるのかっ! 更に女子中学生は続ける。 「環境を自分の力で創るんだよ。努力して環境を自分の能力が発揮出来る様に変化させるんだ。 他人の環境は破壊し無いでね。自分専用の環境を創り、他人専用の環境も存続させ続ければ良いんだ。 それが君が是(こ)れからする事だ。解(わか)ったね。」 むかつくんだよ。中学生の曲(くせ)に大人に説教しやがって。 助言しやがって。 決め付けやがって。 …しかしながら、決め付けた事は全て正解で助言は其の通りと納得出来る、俺には出来無かった考え方だった。 俺にとって有効で、的確な助言だった。 余計にムカつく。 (筆者:羽旨魔歩流)
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トリセツ!
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