はむねまぼるのブログ

作詞作曲をしています。介護のことも書きます。強迫性障碍のことも。

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何故か褒められない

M君

 或る人物M君が居るとする。
そのM君が、「認められたい」とか「注目されたい」と願っているとする。
そう考えて、輝こうと頑張る。
そして実際に輝く。
注目はされた。
そして次に認められる、褒められると思いきや、周りの人は何やらM君の方を見ようとしない。
M君の「認められたい」という欲求は満たされないまま…。
そして悪いことをして、他人に認めて貰おうとし始める…。

褒めなくても良い

 そんな状況の謎を解いてみる。
M君の周りの人々の感情に秘密が有るのだ。
M君の周りの人は、M君の輝き・活躍を見て、実は凄い!と思い、心の中ではM君に一目を置いている。
しかしながら、「M君の輝き、活躍が素晴らしい。それは自明の事実だ。だから敢えて口に出して言うまでもあるまい。」とM君の周りの人は考えているのだ。
これらの心理が有るから、「褒めても褒めなくても良い」という結論に至っている。
 「褒めても褒めなくても良い」という結論ならば、機会さえ有ればM君を褒める。
がしかし、Mくんは誰からも褒められなかった。
それは何故だろうか。
実は、上記に示した心理以外にも、もう二つ心理が発生しているからである。

褒めたくない


 一つは、「もしも本人を直接褒める様なことをしたら、寧ろ失礼に値する。」という心理・考えである。
褒めたら怒られてしまうかもしれない…。
この恐怖から、周囲の人はM君を褒めない。
「認められたい」とか「注目されたい」と願う人は、不満な状態である。
不満な状態な人は、目付きが厳しかったり、常にやや怒っている様な雰囲気を醸し出している。
だから、そういうM君に怒られることを周囲は恐がっている。

嫉妬


 もう一つは、M君への嫉妬だ。
実はM君の周りの人達は、M君の余りの勘の良さや見てくれの良さや身体能力の高さに嫉妬しているのだ!
「M君は明らかに素晴らしい」と思って、自分の今の状態と比較して自分の惨めさを相対的に意識してしまっている。
すると、自分とM君の差が広まり過ぎない様にするために、「M君のしていることは大したことではない」と考え始める。
「M君のしている事は、大したことではない」という理論が相当に強引なものだとしても、なんとかしてその「M君否定論」を成り立たせようとする。
実際に成り立たなくても、少なくとも成り立たせようとはする。
 「M君を下げる」以外にも「自分を上げる」という方法が有る。
がしかし、「自分を上げる」のには長い時間が掛かる。
刹那的に、瞬時的に自分とM君の距離を埋めるためには「M君を下げる」という方法しかないのだ。
または、「『自分と、M君の距離が離れること』を良しとしてしまう」という方法もある。
それは差を埋める方法では無い。
差を埋める必要さを無くすという術である。
方法というよりも、術である。
私はこの術を使うことを責めている訳ではない。
自分の碍を保つ為にも、そういう術は使うべきだと考えている。
言い換えると「『M君と自分を0距離にしておく』ということを諦める」だ。
更に言い換えると、「M君を雲の上の存在として、自分と比べることを辞める」である。

あぁ彼は別の世界の人

 
 「雲の上の存在」とすると、M君の事を本人が居ない所や処で褒める事が有り得る。
しかしながら、M君の耳にはM君への褒め言葉が入らない。
本人が居ない所で喋っているのだから当たり前である。
M君はこの文章始まりに示した様に「認められたい」と願っている。
言い換えれば「褒められたい」のだ。
実際には「認められている」のだとしても、「認められているという事をM君が確認して認識」しなければM君はいつまで経っても満たされないのだ。
M君は頭が良いから、認められない事で人前で暴れたり「私を褒めて」とか「私を認めて」とかは言わない。
暴れたり、私を褒めて・私を認めてとか言うと周りの人が煙たがる事を知っているから。
M君は、自分が「認められたい」と願っている事を薄くしか自覚していない。
本人も自覚していないし、周りの人もそれほどまでにM君「認められたい」と願っている事に気付いていない。
自覚も、他覚も無い。
自覚も、他覚も無いという状況は非常に危険である。
欲望が暴れ出した時に原因も対処方法もわからない。
欲望の暴走の予防だって、勿論できない。
欲望の暴走の予測もできない。

眩しくてマトモに見れない

 感覚的に、比喩的に言うと、「M君が眩し過ぎる」のである。
「過ぎる」の部分が有るが故にM君は褒められないのだ。
「過ぎる」が「自明さ」と「嫉妬」を誘ってしまう。
「M君を褒めると、自分とM君の差を感じてしまうから褒めたくない」という感情が、実はM君の周囲の友達は感じている。
だから、M君は周りの人々がら褒められないのである。
「褒めても褒めなくてもどちらでも良い」「褒めたくない」の2つの思いが有り、その結果としてM君は褒められないのだ。

なんで褒められないの?

 M君の感覚としては、褒められる筈の事をしたのに褒められないという「不明な肩透かし感」を覚える。
M君は、M君の周りの人の「自明の事実感」「自明の事実観」と「嫉妬」を理解する必要が有る。
そうすれば、M君が感じている「不明の肩透かし感」は「肩透かし感」へと変わる。
 M君の家族ならば、M君を褒めてくれるだろう。
でも、家族から褒められても仕方ない…とM君は思っている。
それだけでは嫌だ…と思っている。
家族から褒められるのは簡単だ。
家族なのだから。
家族以外の人から褒められたい…。
そう思っている。

自分を満足させる術

 M君が自分を満たす術として、「内側を外側化する」が有る。
家族は内側と考える。
家族とは言っても「自分では無い人物」だから「他人」だと考えてみる。
そう考えれば家族から褒められるだけでM君は満足できる。
M君がすると良い術のもう一つは、「自分」を「他人化」する事だ。
「自分は自分である。それはその通りで、それは否定しない。自分は自分であると同時に自分を俯瞰する他人でもある。」そう考える。
自分で自分を褒めれば、それは即ち同時に他人から褒められたことに成る。
そんな訳でM君はM君自身を満たす事ができる。
M君がやったことが、それ以上成長させる事が不可能な事だったりM君の精一杯の場合は上記の術を使うと良い。
M君が現状に満足せずにもっと自分を成長させたいと願っているならばM君は上記の術は使わない方が良い。

台風の目

 感覚としては、台風の目みたいな物だ。
中央の死角みたいな物だ。
M君の周囲の人々は、「どうせ、幾らでもM君は誰かに褒められているんだろう。幾らでも良い思いをしているのだろう。」
と思い勝ちだ。
しかし、もしかすると「M君は、意外や意外全く褒められていないのかも知れない。」とそうも考えてあげることが必要だ。
もしも、余裕が有るならば。
褒めてあげないと、M君はもう頑張ることを辞めてしまうだろう。
良くない方向へと進むだろう。
M君の認められたい欲望は満たされないままだ。

褒められる人

 M君を褒められる人はM君より上の人か、「嫉妬」を乗り越えた下の人か、M君より下の「M君の事を雲の上の存在」とした人のみだ。
嫉妬を乗り越えられない人は褒められない。
嫉妬を乗り越えられる人がいなかったり、誰も雲の上の存在だと割り切った人がいなかったりした時。
尚且つ上の人が褒めてくれなかったら、もう誰も褒めてくれる人はいない。
 褒める褒められるの関係で、遣る気を引き出すという事は幼稚な仕組みだとする人がいる。
でも、その幼稚な方法しか使えない状況ではその方法を使う必要がある。
例え幼稚なのだとしても。
褒める褒められるの関係で遣る気を維持する方法は、幼稚ではある物の1つの有効な立派なやり方である。
(筆者:大塚将俊)

capsule「PLAYER」

宇宙の黒

 capsule「PLAYER」の楽曲は、黒い。
その黒は、宇宙の黒。
闇の中で作られた感じがする。
宇宙の黒で有り、夜の黒。
何かがビッシリ詰まっている…そういう黒。
何かがビッシリ詰まっているならば、暖かくたって良い筈なのに、暖かくは無い…。
そういう黒。
一人ぼっちだと思わされてしまう黒。

Can I Have A Word

Can I Have A Wordの歌詞の、♩小さな明かりを〜からそう感じる。
小さな光を見れる、感じられるという事は、「其処」が暗いという証拠に成っている。
小さな光は、明るい昼間では見付け難い。
「難い」どころか、見付ける事が「不可能」だ。
昼間の空にも星は輝いているのに、太陽が圧倒的に明るいから太陽以外の星が見えない。
 私の今の気持ちは、♩小さな明かりを探すけど それは近いという感じ。
明かりは近くで見れば大きく見える。
言語理解という「掻き」をすれば、遠い明かりに近付ける。

深層意識の言語化

 私はもう、暗闇の中で何かを探し当てている。
手で掴んでいる。
そういう感じ。
よくわからない概念を、言語化していくという作業は、暗闇の中で自分の素手で明かりを鷲掴みする感じ。
掴めない筈の物を掴めちゃった感じ。
掴める筈の物を掴んでもそれほどには嬉しくは無い。
けれど、心の底の方で自分が思っていることを、言語化できてしまった時にはしてやったり感を得る。
そして、丸裸にされた深層意識であるところの私は実は嫌がってはいなくて、寧ろ逆で、スッキリして嬉しがっている。

PLAYERの黒が伝えたいこと

 宇宙は暖かくない。
暖かくない中の、音だから際立つ。
恰好良く感じる。
それが、PLAYERというアルバムのコンセプトで有り伝えたい事である気がする。
一度辺りを暗くして、小さな明かりを見付けてみようという事がこのアルバムでcapsuleが伝えたい事。
(筆者:大塚将俊)

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