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あぁ本当に。
僕は、何をして居たのだろう。
雨の日、高等学校の教科書を二回から投げて、ボロボロに成った教科書を庭に拾いに行ったり。
あれは何故遣ったか、
今なら、ちゃんと説明出来る。
「存在を軽くしたかった所以(から)」。
「学校の教科書」と言う物は、存在の力が強過ぎる。
重過ぎる。
重苦しい。
僕は、軽い事が好きだ。
思い事も好きだが。
僕は教科書を雨の日に二回から落とす何てしたく無い。
だから、僕はしたく無い事をした。
僕は僕がしたく無い事をする必要が有る。
「無」を「有」にする必要が有る。
「僕がしたく無いことを、する必要が有る」
此れで無が有に変わった。
概念的に。
高等学校に通っていたあの日々の中で、休日自部屋の二階から庭に教科書を投げたのにはちゃんと「意味」が有った。
教科書を製本して下さった方には申し訳が無い。
印刷業の大変さは今、身を持って経験中である。
凄く面倒臭い。
偶数、奇数。
一遍に印刷するか、一枚一枚印刷するか。
全ページの半分のところで一度区切るか、其れとも最後迄一気に刷るか。
とか。
ロスしたときの「無念」さ「怒り」「ムカツキ」とか。
印刷業は、感情が激しく動く。
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