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磯じいの天体写真ライフ
晴天と無風を追い求めて、走り回ってます。

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514日新月前日に八方ヶ原ヘ遠征してきました。
当日の気象予報では弱風、AM2時ごろから雲が出てくる可能性がありましたが、
新月以降に快晴の可能が低いとの中期予報もあり、遠征を決行しました。
 
現地に15時過ぎ到着。予報通りかなりの風が吹いているが、日没後弱くなる予定。
がしかし、薄明終了後も風は強くガイドが暴れるので、スカイフラットを撮影することにしました。
 
話は変わりますが、今年になって、撮影画像の上を北にした場合、スパイダーの光条をX字から十字架に戻しました。これは好みの問題でしょうが、何となく違和感があったので元の十字架に戻した次第です。但し、私はクリスチャンではありませんので、念のため。
構図の回転方向のずれを最小限にするため、鏡筒のアリガタ底面を定盤上に置き、おもりのついた糸を垂らして、スパイダーが垂直になるよう微調整。鏡筒バンドを緩めて鏡筒を回転角度を微調整するのは、難しいですね。何度かやって、何とかぴったり!
撮影前にはピントが大体あってる状態で一等星を導入して試し撮り。
下図のように画像を拡大して、画像の長辺に合わせて傾きがあればカメラを回転させ、合わせます。この後、最終的にピントを合わせる。

ちょっと右方向に傾いているな。
イメージ 1
カメラを右方向に回転させて

ん〜、ぴったしカンカン
イメージ 2

一つの撮影対象を複数の日に撮影する等の場合、光条の傾き誤差が小さくなると思います。その際は極軸を出来るだけ追い込まなければなりませんね。

さて、当日のターゲットはヘルクレス座の球状星団 M13です。
そう言えば、いつも系外銀河ばっかり撮りまくっていますが、系外銀河以外の対象を撮るのは2年前の5月11日五ヶ瀬川スキー場で撮ったM8以来2年振りかな。
風が無風となった23時撮影開始。

★M13 球状星団 ヘルクレス座
イメージ 3
鏡筒:VC200L D=20㎝ Fl=1800㎜ 直焦点
赤道儀:SX-P、カメラ:D810A 
ガイド鏡:D=6㎝ Fl=240㎜、ガイドカメラ:QHY5L-ⅡM、 ガイド:PHD2
撮影条件:ISO1600 ,600sec ,19コマ、総露出190分(3時間10分)
撮影日時:4/21 23:16〜2:50  場所:栃木県矢板市八方ヶ原
StellaImage8, Phtoshotcc、FlatAide Proで画像処理、 フルサイズセンサーFl2200mm相当の画角にトリミング


空の透明度はまずまずでしたが、シーイングがイマイチだったので、星像が太っていて、今一つインパクトが無いですね。球状星団はシーイングが命ですね。

今回は星団外周部の微恒星を浮き上がらせるのに、星ナビ6月号に掲載されている三本松氏の”分子雲を浮き上がらせる”技法を参考にさせていただきました。
輝度反転マスクを適用したレイヤーに対して、トーンカーブでS字カーブと凸字カーブを繰り返して強調していくと外周微恒星が浮かび上がってきました。本画像は7回繰り返しました。



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