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日曜日

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    インターネットの通販見てて酔った勢いで買っちまったギターが届いた。。。。妻子の留守に届くようにと
 
    わざわざ日時を指定して配達してもらった・・・・というワケで朝からソワソワしながら到着を待っていた。
 
    国内のそれほど大きくない工房で作られたストラトキャスタータイプのギターで、ボディーは白いラッカ
 
    ー塗装のアッシュ。そんでもって指板はマホガニー。ジェフ・ベックがこういうの弾いてたような気がする
 
    手にとっていろんな角度から眺め回したあと、ちょこんと膝に乗せてチューニングしてじゃらんと鳴らして
 
    みた。木目が透けて見えるぐらい薄く塗られたラッカーのボディーがビックリしたように震えだし。僕の
 
    腹に響いた。一生涯付き合える新しい友だちができたような気がした。
 
    ソンなわけで一日中弾いていたかったのだけれど、妻子が帰る時間も迫ってきたので、自室のクロー
 
    ゼットの奥にしまい込み。前日買っておいた「文藝春秋」を読み始める。
 
    文藝春秋は芥川賞発表の時しか買わないのだけれど、今回は村上春樹の書き下ろし短編が載ってる
 
    ということで買ってしまった。。。。。そして早速読み始める
 
    村上さんの短編として評価すると中の下ぐらいだった。行間から射し込む眩い光線にハッとするスリル
 
    もなく、ザワザワと響く蠢きの導くままに知らず知らずページを捲っている快感もなく、ストーリーは閉じ
 
    た。村上さんの短編の良さを少しは分かっているという自身があるから云わせてもらうのだけれど、ちょ
 
    っと拍子抜けした。そのまま閉じるのも勿体ないので他の記事も読んでみる。。。みのもんたの言い訳
 
    やら小泉純一郎の講釈やらユニクロの諸行やら週刊誌並の記事が並ぶ中「うらやましい死に方」という
 
    特集記事に目がとまった。五木寛之が選んだ読者からの投稿が面白くてページを捲る手が止まらなく
 
    なった。30編の投稿記事のなかに30人の臨終が書かれている。両親や祖父母や友人の最期を描写
 
    する視線の、なんと静謐な優しさ。。。。。「遊び疲れた子供の寝顔のような穏やかな顔で旅立った母」
 
    なるほど、死とは日常の中にあるのだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・行間から射し込む光が妙に優しかった。
 
    
 
    

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