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僕の書斎(と云っても、それは僕が勝手にそう思っているだけの家族共有の遊び部屋なのだけど)
の壁は4割がた本棚に占領されていて、それはこの家を建てて住み始めた当時から変わりないの
だけれど、当時はまだ余裕のあった棚もいっぱいに本で埋め尽くされ、居場所のない本達が床に
積まれている。天井近くまである本棚を八段ぐらいに仕切って文庫本やらハードカバーやら新書
などを詰め込んでいる。一段の棚に前後2列に収めているから、その重さで棚板が反っている。
その本棚の下から二番目と三番目に係わる昔話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
部屋の出入り口に近い本棚の、下から2番目と3番目あたりには十代の頃読んで、何時かまた読
み返すつもりでいる本が並んでいる。SFや冒険小説・・ブラッドベリやライダー・ハガートやクレイグ
ライスなど捨てるに捨てられない珠玉の作品達が「何時でも読んでくれ」と云わんばかりに僕を誘っ
ている。その列の中には、背表紙の破れた本が沢山ある。。。。家の長男が掴まり立ちをおぼえた頃
に面白がってビリビリ破いていたのだ。それを見つける度に、女房は「めっ!・・・・それはおとーさんの
大事なものなのよ!」などと云いながら破れた表紙をセロテープで修復していた。勿論、それは僕が
仕事で外出中の出来事だ。帰ってきてからそれを発見して女房に問い質すと、首を竦めてゴメンね
と云いながら、スーピースーピー寝息を立てている息子の方をチラリと見る。。。。そういう事が暫く
あって、蔵書の被害は日々広がっていった。
昨日本棚を眺めながら、今年はこの列の本を少し読み返そうかななどと思案していて、そのことを
想い出した。セロテープで修復された背表紙を指で撫でながら・・・・・これが、コーユーのがたぶん
吉田篤弘的さびしさというのじゃないだろぉ〜〜か・・・・・重松さん???などと独り物思いにふけってい
ると・・・・・・・・・・・・・・・
云っている。。。。。別に本読みたくているわけじゃねぇ〜〜や・・・・・
。。。。。。説明したってわかりゃしねぇ〜だろぉ〜〜・・・・・
が暮れていく。
今では、僕より10センチ背の高い息子に、一番上の棚から本を取って貰っている・・・こういうさびしさ
をホンワカとブログで伝えたい。。。。。
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家族ネタ
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仕事から帰ると玄関奥の八畳間に嫁が俯せに倒れていた。廊下を隔てたリビングでは娘のスイ子が
ノートパソコンの画面を見つめている。夕方・・・・夕食前の時間に畳に伏せる嫁と、パソコンで『嵐』や
エーケービーとやらの情報にくいいる中学一年生の娘・・・・・・成績の良いお兄ちゃんは二階の自室
で勉強中・・・・・・この雰囲気をいち早く察知して対応できるかが一家の柱である僕の手腕なのである。
すると廊下の向こうから嫁の叫声が・・・・・・・
さすがだ・・・・・やはり君は奇蹟の子だよ
いつの間にか僕の後ろに立っていた嫁が僕を睨み付ける
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一家の柱としての対応に大失敗した晩であった
すい子・・・・・・・次は頑張ってくれ
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どーーも最近家に帰って酒を呑んでいても何か落ち着かない、というか妙な空気の中にいるような
違和感を感じるというか・・・・・はっきり云って殺気を感じる・・・・・その原因が昨夜分かった。
髪を一束、頭のてっぺんで縛ったスタイルの女房が龍馬伝の福山雅治にそっくりなのである。
家庭に龍馬伝の福山がいる・・・・・それがテーブル越しに500ミリリットル入りの発泡酒をグビリと
呑んでプハーッ・・・ええ気持ちやのぉ〜〜とやっている・・・・・そんでもって、ギラリとこちらを睨む
時、僕の緊張は頂点に達するのであった
かった妻が僕に説教するのである・・・・・おまえしゃんの子供に対する態度は甘い!!!!
そそっっっ・・・・そんなこと云ったって・・・・ぼぼぼっっぼくはPチーエーにも出たことないし、子供の
担任の先生も知らないし・・・・・通知表の見方さえよく理解できないし・・・・・・
ねぇ〜のじゃ・・・・・・もっとしっかり子供を叱らにゃぁ〜ダメズラぜぇ〜〜・・・・・・
だけどねぇ〜〜〜・・・・・女親の見方と男親のそれとでは違うのよ・・・・・自分が中学2年生の頃の
事考えると、うちの息子など素直で可愛いと思うのだよ。
僕は同じ年の頃、煙草吸ってたし酒も少しだけ呑んでたし・・・・・・エッチな雑誌を部屋に隠してたし。
・・・・・・・・・・・・・・・それに比べたら・・・・ねぇ〜〜
龍馬伝の迫力で・・・・・・・
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今日からまた仕事再開である・・・・皆さんの中にも今日からお仕事という人は多いと思う
今日もかなり暑くなるという予報なので、油断せず無理せず我慢せず気負わず一日を
乗りきっていただきたい
た
話し変わって、昨日は冷房のきいた事務所で一日ウダウダと過ごしたのであるが、お昼
御飯を家で食べようと思い12時前にいったん帰宅したのだが、玄関をあけると、でかく汚
いスニーカーが散乱していた・・・・・・一つ二つなら長男のものだと判断するのだが、それ
が五つ六つ七つと増えると一瞬たじろぐ・・・・たじろぐだけならいいが、散乱したでかく汚く
ムンムン匂い立つような靴の山を飛び越えて玄関に上がる脚力がない・・・・・・
どうしたものかと玄関前で怯む僕の前に、奥から嫁が顔を出した。顔を出して手を振っ
た・・・おかえりなさいと、可愛く手を振ったのではない・・・・あっちに行けという素振りで手
をふったワケである・・・・・・・・あなたの居る場所はないよ・・・・・・・・と唇が動いた
息子の友達が大挙して我が家に押し掛けたのであった・・・・・暑いから外で遊ぶのも危険
である。それなら冷房のきいた居間で遊ばせてあげるのも仕方がない。ウチの息子も余所
のお宅でお世話になっているのだから・・・・・・
乗ろうとして、ふと居間の中を覗くと、でかい中学坊主達がソファーに腰掛けてめいめいに
ゲーム機で遊んでいる・・・・・これも中々異様な光景であった。
そー云えば息子がまだ小学校低学年の頃に、やはり大勢のお友達を家に招いたことがあ
るのだけど、僅か数年の間にこれほど息苦しく鬱陶しい光景になるのだねぇ〜〜あの頃は
ちまちまと駆け回ってたガキンチョ達がねぇ〜〜どいつもこいつも僕よりでかくなってるのだ
から。
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夫婦喧嘩にしろ親子喧嘩にしろ原因は些細なことで、とても第三者に打ちあけられるようなものでは
ない。相談するのも恥ずかしい・もどかしい・ややこしい・情け無い・穴があったら入りたい・帰れるも
のなら、あの日に帰りたい・・・・・・・・・・・・・・・
そんなワケで恥ずかしながらも昨夜の惨状を以下に記録して、後世に残す決心をしたのであった。
場所は我が家の夕餉の席・・・・・・・・・
完
キャスト
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