小説を書こう

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プルースト評論選

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  風邪で少し寝込んでしまったおかげで、正月に読もうと買っておいた数冊を元旦までに

  全て読んでしまった。仕方がないので本棚を漁り以前に買っておいたものを渉猟してい

  るのでありますが、そー言えば「小説を書こう」などと勝手にぶち挙げて何回か続けた

  企画が中断しております。別に誰もその後を期待してなどいないのかもしれませんが

  言い出しっぺとしてはやはり気になりますので、少しずつでも続けていきたいと思い

  たまたま手に取った「プルースト評論選」の中から引用させていただきます。

  これは数年前に買ってパラパラと読んだまま本棚の奥に放置されていた一冊で、今朝

  それを発見し「あれれれこんなもの買ってたのか」と懐かしくページを開いたら何故

  か数年前の写真などが栞代わりに挿んであり「これは確か沖縄旅行の際のスナップだ

  わ」と懐かしく眺めながらページを繰っているとなかなか示唆に富んだ一文を見つけた

  ので書き記してみます。





  文体というものは、ある人びとが考えているのとちがって、いささかも文の飾りでは

  ありません。それは(画家における色彩のように)ヴィジョンの質であり、われわれ

  各人が見ていて他人には見えない特殊な宇宙の啓示です。一人の芸術家がわれわれ

  に与える楽しみは、宇宙を一つ余分に知らせてくれるということなのです


              「自作を語る」 マルセル・プルースト


  

  至極単純でわかりやすいことなのですが・・・・これがなかなか、わかっているようで

  も実践出来ないもどかしさであります。


  さて、それでは出掛けてきます・・・・本屋さんに。

小説を書こう  題材




  明日から12月に入ります。今年もあっという間の一年でした。なんだか未だに実感わかない

  のだけど、ほんとに最後の月になってしまったんだね・・・・何度も躊躇いながらカレンダー

  を破いてしまいました。

  
  皆さん気軽に小説でも書いてみませんか、というような軽い気持で書き出したつもりだったの

  だけど、いつの間にか自分の小説論めいたものを熱く語っている内容になってしまいました。

  本来のかる〜い気持から大きく逸れだしたので、少し修正していきますね。


  というわけでかる〜く音楽など流しながら、題材について少し書きます。

  題材・・・テーマ・・・これも分かっているようでなかなか分かりづらい物ですよね。

  何かを書きたくなる時、書きたくなる衝動・・・どうしても書き残しておきたい事。

  それはたぶん、皆さんがそれぞれのブログに書いていることなのだろうと思います。

  日記・作文・日々の出来事・備忘録・・・・その中から特に印象に残る出来事、会話

  などに手を加えていけば、小説はうまれるような気がします。

  O・ヘンリーは一日中カフェのテーブルに腰掛けて、廻りの人達の会話に耳を傾けながら

  小説の題材を探していたそうですが「賢者の贈り物」なんかも、そうやってうまれたの

  だろうか? だとしたら、それはやはり年の瀬の喧噪の中で漏れ聞いた会話だったのだ

  ろうか・・・・都会に一人で暮らし、見知らぬ人達の喧噪のなかから物語を引き出す

  想像力は並みのものではないのだろうけど、冷めたコーヒーなど啜る作家の横顔ばかり

  が僕の脳裏を掠めてしまう。

  やはり、創作は孤独な作業なんですね。

  人によって書き方は様々だろうけど、ここでは僕の独断で話を進めさせていただきます。

  プロの作家がどういう手順で小説を書いているのかは分からないし、それを知ったところ

  で果たして自分の書く物にプラスになるのかは疑問である。

  始まりから終わりまで詳細に下調べをして、きちんとした筋立てや登場人物の性格付けを
 
  して最後の一行まで考えてから書き始める人もいるだろう。そういう書き方も確かにある

  し、それを否定するつもりは毛頭ないのだが、そういう書き方をしていると途中でなにか

  あったときに話自体が(最初の構想自体が)破綻してしまう恐れがある。

  「なにかあったとき」の意味は要するに、登場人物の一人が、書き手の予想しない行動

  ないし言動に走った場合である。

  ちょっと理解しづらい事かも知れないが、そういうことはままあるし、逆に登場人物一人

  一人の自由を奪い、書き手の思惑通りきっちりと演じる事を強いる書き方をした小説には

  あまり魅力を感じない。

  そういうわけで僕は主だった筋など考えずに書き始める。そしてできれば登場人物の一人

  一人(端役の一人一人にまで)に気を使い、きっちりとした役割を与えるよう気を使って

  書く事を心掛けたいと思っている。

  登場する人達全てが、自由に演じて話を作ってくれるような進み方が好ましいと思う。

  書き手の役割は、ただ無駄な部分を削除し、編集するだけで良いのかも知れない。

  あくまでも理想である・・・・なかなか巧くはいかないものだけど。

  書き出しの部分で、語り手の素性をはっきり書かない方が良いと言ったが。まあ、これは

  書く側の個性でもあるし、小説の内容にもよるので一概には言えないのだろうが、素性を

  事細かく説明してしまう事によって、書き手と語り手の間に変な距離ができてしまうこと

  を危惧しての発言である。

  語り手と書き手は違う・・・・どう違うのかは巧く説明出来ない。ただ書くことによって

  その微妙な距離を意識してしまうことは屡々ある。

  語り手は得体の知れないものである、書き手にとっては不気味な存在である。

  だから徐々に取り込んでいくこと・・・語り手が徐々に書き手に乗り移っていく手応えを感

  ることができれば、小説もうまく進んでいることになるだろう。


  書き手は語り手に導かれて狂気じみた世界に足を踏み入れていく。語り手の底知れない心の

  奥底まで沈んでいき、言葉を紡いでいく。

  語り手の素性・手の内・心の内面を全て書き手が規定してしまったら、そこで物語は終わって

  しまう。かなり危なく、微妙な関係のまま書き進んでいくのが良いと思う。

  



  閑話休題的に・・・・小説を書く場合の環境について。

  「失われた時を求めて」はコルクで遮音した壁に囲まれた部屋で書き続けられたそうである

  が、そこまでしなくとも、やはり静かな環境でじっくりと書きたい物である。だけどなかなか

  そうはいかないよね。

  外の喧噪からなるべく離れるために、僕は音楽をかけて書いています。

  とくにこの曲を延々とリピート状態でかけ続けています。かなり集中できます。

  それ以外に、何か工夫していることがあったら教えてください。

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