全体表示

[ リスト ]

 
 三  稲刈りも機械にまかせ人もなし    不 秋
 四   君の家路も哲学の道        宣 雑
 五  お汁粉の目当ての餅の小ささよ    不 雑

(讃岐通信)
  六 メタボのお腹窮余の一策    宣 雑
    軽みは厚き腸から出る     宣 雑
    どこ吹く風か英語で俳句    宣 雑 

 
 
 ドナルドキーン『俳諧入門』より
    
  十団子も小粒になりぬ秋の風   許六
 
 Dumpling on a string:
 They too are smaller this year------
 The winds of autumn.

 1692年の秋、彦根藩士森川許六は、参勤交代で江戸に赴く途中、東海道宇都谷峠(静岡県の岡部と丸子両宿の間)で、この句を得た。後に、許六は、「取合せ論」を主張することとなるが、この句も、伝統的な雅の「秋の風」と日常的な俗の「十団子」の絶妙な取り合わせにより、宇津の山の旅情のわびしさを具象化させたところに、この句の生命がある。
 この句は、当時、ひたすら新風の「かるみ」の境地を目指していた芭蕉に激賞される。時に、芭蕉四十九歳、許六三十七歳の時であった。
 この1692年の秋から翌年にかけての丸九ヶ月が、芭蕉と許六との画俳二道の直接的な交流の場であった。ここで、許六は、芭蕉の新風の「かるみ」が、「腸(はらわた)の厚キ所」(『俳諧問答』所収「自讃之論」)から出るものでなければならないと説いている。これが、後に、許六の「血脈(けちみゃく)論」(「風雅の誠」の精神を継承することが蕉風俳諧の神髄とする許六の論)とつながっていく。そして、この「血脈」継承のための実際的方法として許六が力説したのが、その「取合せ論」

閉じる コメント(5)

こんばんわ。万葉の町凄いですね

又来ます、貴方も来てください

2009/3/11(水) 午後 6:27 [ 中路正樹 ] 返信する

顔アイコン

万葉の歌はいいですね。関東に住んでいるせいか防人の歌と東歌に格別なものを感じます。他愛のないことですが・・・。
こんごともよろしく。

2009/3/12(木) 午前 9:50 [ otoshibanashi ] 返信する

顔アイコン

御地にちなむ万葉情報はなんでもお寄せください。また、参上いたします。

2009/3/12(木) 午前 10:48 masazumi_kenmochi 返信する

顔アイコン

先ほど「浅葉」の歌についてご指摘を頂いた方だったんですね。有難うございました。ご指摘どうり東歌ではありません。たまたま坂戸市内に東歌である「大谷が原」もありましたので2基一緒に紹介しました。表記に手抜かりがあったようです。また浅葉は麻羽でもあったらしく和名抄に「入間郡の浅葉」の文字が見られるということで当地に同定したようです(坂戸市教育委員会)。これ以上については僕自身不明です。今後ともご教示よろしくお願いいたします。

2009/3/12(木) 午後 2:13 [ otoshibanashi ] 返信する

顔アイコン

耳寄りの万葉歌碑情報ありがとうございました。
今日は大変勉強になりました。

2009/3/12(木) 午後 5:33 masazumi_kenmochi 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(1)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事