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ファインダー「うわぁああああ!!!」
神・苺「【ハッ】」
神「何だ?!」
苺「・・くそっ」
言い終わるころには苺は走りだしていた
ファインダー「エクソシスト様!アクマがあんなに!!」
指さした方向には数え切れないほどのアクマがいた
苺「・・(伯爵の本拠地なだけあるな・・・)」
神「チッ」
神田は素早く刀を抜こうとした
そのとき
苺「・・いくよ、光輪(コウリン)」
苺がそう呟いた瞬間、
一斉にアクマが砕け散った。
神「なっ・・・?!」
ぽかんと口をあけて神田はあっけにとられた
苺「・・・」
苺は軽く溜息をつくと、ファインダーに歩み寄り
苺「ケガはないか?」
そう静かに言った
ファインダー「あっ・・エクソシスト様がすぐ駆けつけて下さったので、大した怪我はしていません」
苺「・・なら、いい。
・・少し行きたいところがある。すぐ戻るからそこで待っていてくれないかしら」
ファインダー「行きたいところ・・?そんな、こんな場所で一人は危険ですよ!」
苺「・・だけど」
神「今みてェに何があるか分からない以上、癪だが全員で行動した方がいいだろ。
俺らもその場所連れていけ」
苺「・・・・わかったわ。」
苺はそう小さく呟くと、森の方へ歩き出した。
その表情は固く閉ざされている。
まるで、パンドラの箱をあけようとしているかのように。
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―『ねぇ、“ ”。どうして苺は村の人たちに嫌われてるの?
苺、なんにもしてないのに、どうして?』
『苺は悪くないよ。苺は人に優しく出来る子だから、いつかきっと皆もわかってくれるよ』
『うん・・でもね、いつも苺が外に出ると、石ぶつけられるんだよ。
苺、痛いの嫌だもん・・』
『・・大丈夫。僕が守ってあげるから。ね?』
『ほんとに?』
『うん』
『苺、化け物なのに?』
『人と違うのは恥ずべきことじゃない。個性だよ。
苺のことは、ちゃんと僕が解ってるから』―
昨日のことのように思い出すあの日の記憶
あの日の私
あの日のあなた。
幸せだった。
なのに どこで間違ってしまったのだろう。
どうしてこんなに苦しいの?
どちらを選んでも苦しかったなら もう一度あの日に戻りたい
自分が傷つきたくなくて 勝手にあなたを怨んでた
「行かないで」その一言が言えなかった。
あの人を殺してしまってから気づいた
一番じゃなくてもいい あなたのそばにいたいこと。
そして今度はあの人を天に奪った神を怨むの
悪いのは私なのに。
最初はただの嫉妬だったのかしら?
あの人が急に会いに来てくれなくなって
寂しくて、始めて自分から会いに行った
村人に見つからないように そっと
あの人の窓の向こうには、私の知らない女の人と抱き合ってるあの人
どうして?
なんであの人は私を選んでくれなかったの?
ずっと一緒にいると言ってくれたのに
守ってくれると言ってくれたのに
あなたがいなかったら私はこの世界に独り
なのにあの女は それさえ私から奪おうというの?
そんなの許さない。
私の世界を 奪うのなら 殺してやる
そうして私はあの人の「大切な人」に刃を向けた
だけど その刃はあなたの胸に刺さってた・・
あの人は命をかけて守った「大切な人」の胸の中で死んでいった
優しい笑顔を向けながら
その笑顔は私だけのモノだったのに・・。
お願いします。
「ごめんね」なんて曖昧なこと言わないから
もう一度 私に微笑ってよ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
苺「【ハッ】(いけない・・ぼーっとしてた・・)」
神「おい」
神田が後ろから声をかけた
ファインダーは更にその後ろを慎重についてきている
苺「?・・」
神「俺らはここで待ってる。さっさと終わらせて戻ってこい」
苺「え・・」
神「・・誰でも見られたくねェ過去はある。俺はいちいち詮索するつもりはねェ。」
そして、付け足すように言った
神「//・・・勘違いするな、俺には関係ないからだ」
くすっ
苺が微かに口元を上げる
苺「あぁ・・ありがとう」
何年ぶりかに開かれた言葉
もう二度と言える日はこないと思ってたけど・・。
変な人・・ずっと一緒にいたわけでもないのに
何故かこんなにも 心が軽い。
そして、苺は村のある場所に向かった。
♥...あとがき
ヤバい、、どんだけ放置してたんだろ;;
今さらもう誰も覚えてないと思いますが、続きを書いてみました;
ここまで読んで下さって本当にあリがとうございますw
よかったら感想などいただけると嬉しいです★
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