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雑音の中から拾う愛の音 紋章
川柳 どんたく 通刊318号 
(平成30年1月1日発行)
福岡川柳倶楽部・植村克志/編集・小池一恵

巻頭言   不易  ・・ 植村克志
 惚け防止の手慰み、頭の体操などと悠長なことは
言わずさらに苦吟、煩悶の壁をひとつづつ打ち破り、
この句はどうだという自信と誇りを持って選者に
立ち向かってほしい・・と元佐々木よしお会長が述べられていた。
 今もって色褪せない詩的であり警句だとおもう。(略)

新譜鏡  ・・・植村克志 選
白い道標遺して父は火柱に     松本 篤世
ねばならぬ症候群を抱いている   松下冨士子
師の一言で中央線に戻る      瀬川 伸幸
言い切って紅はいっそう濃ゆくなる 萩原奈津子
女坂なだらかなれど長い道     土屋 暢子
平凡な一生浅瀬を渡り切る     佐座よしゆき


 第67回 菊まつり川柳大会
   平成29年11月19日 於・大宰府余香殿
     (参加者138名・西日本新聞社後援)

大会成績 位 平井 義雄(長崎)
     位 古野つとむ(中間)
     位 真島久美子(吉野ケ里)
   
  天満宮大賞・ 井手 典生(福岡)

「無 言」 吉岡 靜生 選
チャップリンパントマイムで反戦を  大橋ミヨ子(柳川)
「なるほど」壱岐 伸幸 選
名人の布石最後に物を言う      平井 義雄(長崎)
「 謎 」 西村 正紘 様    
過労死のタイムカードが消えている  吉岡 靜生(熊本)
「チェンジ」古賀喜句生 選
あの時は鬼にも仏にも変わる     小川 清隆(福岡)
「善 人」 楠根はるゑ 選
善人は騙されやすく騙さない     鬼木南海子(筑紫野)
「のぼる」 三原 洞南 選
地中から地上へ蝉の自己主張     阪本ちえこ(熊本)
「尽くす」 山口由利子 選
言い尽くしてこの空白は何だろう   真島美智子(吉野ケ里)
「しみじみ」河野 成子 選
しみじみと独りしみじみ手酌酒    小川 清隆(福岡)
天満宮特別課題
「縁 起」 土屋 暢子 選
縁起札鬼門に貼って丸く住む     井手 典生(福岡)

 お求めは 誌友会費 1500円
      福岡川柳倶楽部・ 電話(福岡)918−5033                     

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