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図;南山堂「日本人体解剖学第3巻」
【リンパマッサージ講座】
1回目;リンパの仕組み
2回目;リンパ組織
3回目;リンパ循環要因
4回目;リンパマッサージ基本
■リンパの仕組み
リンパは体液循環の仕組みの一つです。体液は大別すると血液・リンパ液・組織液で存在し、心臓が基点となって循環しています。心臓から出て行く体液は、動脈血で末端の細胞まで栄養と酸素を運びます。つまり身体を動かしたり、各器官が活動するためのエネルギーの基となる物です。この酸素と栄養が運ばれて来ないと身体は元気良く働けません。細胞が活動すると「ゴミ」が発生します。CO2・代謝水・老廃物・毒素となりえる物、余分な水分や栄養素。これらを回収してくるのが静脈血です。ほとんどの物は静脈で回収できますが、皮膚と内臓には老廃物などが多量に発生しますので「リンパ」も力を合わせて老廃物や毒素また脂肪などを心臓に回収してきます。実際には心臓のすぐ近くの鎖骨下静脈まで回収し、血管内に入り今まで「リンパ液」だったのが、静脈管に入り血液となって心臓に戻ってきます。
〔身体の予備知識〕
私たちが食べた物は、胃で消化が始まりそして腸に入り、吸収されてほとんどの物は肝臓に運ばれます。しかし脂肪だけは、腸のリンパ管に吸収されて胸管(お腹と脚のリンパ液が集まる太いリンパ管)に入り、鎖骨下静脈に入る。そして心臓に入って、全身へと循環する。
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