輝きの時 "Carry Out Your Life !"

今、生きることを考えてみませんか

全体表示

[ リスト ]

唱歌 「村祭」

 
                          http://www.h6.dion.ne.jp/~sa3270/GIF/taiko-1.gif              
 
 こんにちは。秋も深まっていよいよ「本番」を迎えてきましたね!時節はまさに「秋祭」!!そこで今日の午後は文部省唱歌の「村祭」をお送りしましょう。
 
 「村祭」は1912年(明治45年)に刊行された「尋常小学唱歌」(小学校向けの音楽教科書)第3学年、に掲載された唱歌で、作詞者は不詳、作曲は南能衛です。「文部省唱歌」には、明確な定義があるわけではありませんが、原則的には「文部省編纂の(音楽)教科書に掲載されている唱歌」であり、もう少し厳密にいえば、「文部省編纂の教科書に掲載するために新しく作詞、作曲された唱歌」となるでしょう。実際には1910年(明治43年)の「尋常小学校読本」から1944年(昭和19年)の「高等科音楽一」までに掲載された歌曲を総称するものです。
 
 「尋常小学校読本」と「尋常小学唱歌」に収録された唱歌は、すべての作品が日本人によって作詞、作曲された新しい歌曲でした。文部省は「東京音楽学校」に依頼して編集委員会を組織し、音楽学校の教授が中心になった編集委員たちの合議で歌が作られていきました。文部省は作詞者と作曲者に高い報酬を支払い、代わりに作者の名前は一切出さず、口外しないという契約を交わしましたが、これは国家の作った新しい歌というイメージを強めるためのものだったのでしょう。また「尋常小学唱歌」の1年〜6年までの各学年の唱歌はおよそ20曲で、第3学年の作品には「春がきた」、「茶摘」、「虫の声」、「汽車」など今でも歌い継がれている名曲が収録されていました。
 
 「村祭」は最近の小学校の音楽の教科書ではすっかり見つけることができなくなってしまった作品ですが、「鎮守神」を讃えながらも、祭りの喜びやお囃子、そして神輿を担ぐリズムまでもを連想させてくれる躍動的で味わいのある名曲ですね!1970年代の後半に文部省がそれまでの教育方針を改めて新しい施策を行うことを決め、音楽教育もその例に漏れずに改革が行われました。その時に小学校の音楽の教科書から消える運命を辿ったのがこの「村祭」でした。削除された理由は歌詞が古く、小学生には分かり辛いというものでしたが、分かり辛い歌詞であれば大人=教師が分かり易く生徒に説明をすれば済むことですね。また「村祭」という制度そのものはどんなに古くなろうとも、どんなに子供にとって分かり辛くとも、なくなる事はありません。当時作曲家の黛敏郎さんが「題名のない音楽会」の中で激怒していたのを今でも覚えています。このような名曲=神仏を讃え、敬う歌はぜひ子供たちに歌い継いでいってもらいたいものですね。
 
 それでは「村祭」を2種類のヴァージョンでお送りしましょう。お楽しみください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
村祭り
村の鎮守(ちんじゅ)の 神様の
今日はめでたい 御祭日(おまつりび)
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
朝から聞こえる 笛太鼓

年も豊年満作(ほうねんまんさく)で
村は総出(そうで)の 大祭(おおまつり)
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
夜まで賑(にぎ)わう 宮の森

治(おさ)まる御代(みよ)に 神様の
めぐみ仰(あお)ぐや 村祭
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
聞いても心が 勇み立つ

---3番の歌詞は、戦後、次のように歌われています---

稔(みのり)の秋に 神様の
めぐみたたえる 村祭
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
聞いても心が 勇み立つ



作詞不詳・南能衛作曲/文部省唱歌
 
 
 
 
 
 

閉じる コメント(2)

顔アイコン

明るくて秋には施設での演奏で喜ばれます。

2011/1/2(日) 午後 0:53 teidaisei

顔アイコン

Yumejiさん、コメント&トラックバックをありがとうございます!
この作品も最近ではめったに聴くことができなくなりましたね!!

今の歌には「神様」や「仏様」を敬うものが少なくなって残念に思っています!

2011/1/3(月) 午前 8:22 [ maskball2002 ]

開く トラックバック(1)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事