輝きの時 "Carry Out Your Life !"

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 今晩は、今夜はルネサンス・リュートのしっとりとした響きをお送りすることにしましょう。
 
 最初に簡単にリュートの歴史を紐解いてみましょう。リュートの起源は遠く、その原型はサーサーン朝ペルシアにまで遡るようですが、直接の先祖は中東、アラビアの楽器アル・ウド(al'udーalは冠詞 udは木の意)といわれています。このアル・ウドがヨーロッパに初めてもたらされたのは8〜9世紀のことで、最初は4コースの単弦楽器でした。しかし次第に改良されて、5コース複弦となり、1500年頃には6コースの複弦楽器となりました。また18世紀頃には開放弦として引かれる「番外弦」が数を増やして、13〜15コースのリュートも登場してきました。一方で東洋に伝わったものは後漢の頃中国に入り、「胡琴」と呼ばれましたが、この「胡琴」が日本に伝わって「琵琶」となりました。
 
 さて、今夜紹介する作品は「私の窓から出てお行き(Go from my Window)」というタイトルのリュート曲ですが、この「私の窓から出てお行き」という民謡は16世紀頃にイギリスで大変に流行していたバラッドで、ダウランド、ホルボーンなどの当時の大作曲家たちもこのメロディーを基に変奏曲を作曲しています。
 
 これからお送りする佐藤豊彦の演奏は作者不詳(Anonym)の作品ですが、同じように「私の窓から出てお行き」のメロディーによる主題と変奏曲という形式を採っています。しかしイギリス民謡はどこか日本人にとって郷愁を誘う響きを持っていますね。また佐藤豊彦の弾くリュートの滋味深い響きがこころの琴線に触れてきます。それではお楽しみください。
 
 
 
 

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