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ここに紹介しますのは、驚異!和製キングコングのガレージキットです。
原型制作及びキット販売は、怪獣男爵KAZさんです。 KAZさんはかつて本名の小浅和大 名義で、怪獣無法地帯その他から幾多の怪獣原型を担当された事がございました。
幾多の名作を世に出されました、怪獣造形の大御所です。 現在は独立されて、造形の他にもホラー映画の研究で知られています。
僕もその時の活動でご一緒させていただき、お世話になった事がございました。 怪獣男爵KAZさんHP KAZさんによります和製キングコングの解説及びキット紹介
KAZさんが制作されました少数限定キットを、僕が入手しまして組み立て彩色して完成させました。
縫い包みのキングコングが女性の人形を手に持って、作り物の建物に足を掛けている様子が立体化されています。
キングコングと女性人形、建物に看板と、それらしく彩色してみました。 それでもコングその他の色合いは、自分なりに凝った感じで仕上げました。 ほぼ全部筆塗りです。 コングの足と建物はピンバイスで連結されていまして、取り外しが可能です。
「和製キングコング」は、映画「キング・コング」(1933年)が公開され同じ年に日本で作られた映画です。
制作配給は松竹キネマ(現在の松竹の前身)で、本家「キング・コング」の人気にあやかって企画されました物真似作品です。 斎藤寅次郎 監督の短編喜劇で、フィルムは現存しておらず、その名のみが知られている幻の映画です。 何でも、キングコングの見世物をやっている青年が、コング姿で大立ち回りを演じるドタバタ劇という内容だそうです。
劇中設定でも作り物という描き方ではありますけれども、ゴジラ以前の日本映画に登場した怪獣の表現が、人が演じる着ぐるみだとは因果めいたものを感じさせます。 それにしましても、今から84年前の1933年 昭和8年に、当時のアメリカでは歴史に残る名作映画を公開したのに対して、日本では猿真似映画を作っていたとは。
それでも、これは愛すべき出来事だったと思います。 これらを経て、戦後に「ゴジラ」という特撮怪獣映画の金字塔が生み出されるのですから。 この和製キングコングのキットは、唯一無二の立体化作品です。
かつての怪獣造形活動で知り合い、活動を共にした者同士の奇跡の共演に、僕は感慨無量です。 あえてその時の名称で、ここに公開させていただきます。
原型制作及びキット販売 小浅和大
作例制作及び彩色 清瀬信幸
怪獣ガレージキットの世界が、今ここに再び!
次回予告
昭和初期の街並みを暴れる和製キングコング。
すると、その上空に出現する飛行物体の影が。 ガメラだ! 世紀の対決が、今ここに実現! 日東走行ガメラが完成しました。
次回、ガメラ大会をお楽しみに^^。 |

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おじゃまします。
これはまた珍しいですね。和製コングは写真すら見たことがありませんでした。造形も彩色も素晴らしく舞台の一コマを切り取ったようです。
日本では狒々とか狐とか、舞台での獣の被り物はお手の物だったのでしょう。
それにしても『和製キングコング』とは、なんとも直接的な題名で潔いですね。ついニヤけてしまいます。
[ 柊horii ]
2017/9/4(月) 午後 0:43
>柊horiiさん
コメント有り難うございます。
遂に出ました、幻の和製キングコングです。
その存在は、生涯中には見てみたいと思う程の謎の作品です。
現代技術で蘇りませんかね?
その願いを適えました?のが、このモデルです。
モデル造形が素晴らしいので、彩色にも力が入りました。
人形アニメの本家コングを着ぐるみでという発想は、日本古来からの伝統に基いたもので、後の国産怪獣映画の基盤ともなっています。
これぞ日本版の初代コングです。
[ 努 ]
2017/9/4(月) 午後 1:56