台風、日本海を北上…雨・土砂災害など注意
読売新聞 9月5日(月)5時35分配信
台風12号は5日午前6時現在、日本海を時速約15キロで北東へ進んでいる。
今後、台風は日本海を北上し、5日夜には温帯低気圧に変わる見込み。
気象庁では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるとして、土砂災害への厳重な警戒と、低地の浸水や河川の増水などに注意を呼びかけている。
関東甲信地方では、今後も湿った空気が流れ込むため、5日夜にかけて1時間に30ミリ〜40ミリの激しい雨が降る所もある。
また、東北地方では太平洋側北部を中心に、5日昼過ぎから6日明け方にかけて、局地的に雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨が降る所があるとしている。
6日午前6時までの24時間に予想される降水量は、多い所で、北海道地方250ミリ、東北地方150ミリ、東海地方100ミリ、関東甲信・北陸地方80ミリ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110905-00000097-yom-soci
死者27人・行方不明54人に…台風12号
読売新聞 9月4日(日)20時20分配信
大型の台風12号による大雨は4日も近畿、中国地方など広い範囲で続き、奈良県上北山(かみきたやま)村で8月30日の降り始めからの雨量が1800ミリを超えるなど、紀伊半島を中心に記録的な豪雨となった。
和歌山、奈良両県では土砂崩れや河川の氾濫で民家が流されるなどの被害が多発し、読売新聞のまとめでは、5日午前0時現在、9県で死者27人、行方不明者54人に上っている。台風の被害では死者・行方不明者98人を出した2004年の台風23号以来、最悪となっており、被害の全容はまだ把握できていない。政府は4日、非常災害対策本部(本部長・平野防災相)を内閣府に設置した。
自衛隊は同日、和歌山、奈良、三重各県の要請を受けて部隊を派遣した。
和歌山県田辺市伏菟野(ふどの)では4日、地滑りで6棟が倒壊。うち2棟にいた山本正江さん(69)が死亡、4人の安否がわかっていない。同県那智勝浦町では寺本眞一町長の妻(51)と長女(24)が濁流に巻き込まれたとみられ、行方不明になっている。
奈良県五條市大塔(おおとう)町の宇井地区では、土砂崩れで熊野川がせき止められ、あふれた水で家屋数棟が流されて11人の行方がわからなくなった。同地区では川の様子を見に行った調理師西森千恵子さん(67)が土石流に巻き込まれて死亡した。南隣の十津川村長殿(ながとの)でも民家2棟が土砂に流され、3人と連絡が取れていない。
和歌山県那智勝浦町では、JR紀勢線の那智川橋梁(きょうりょう)(長さ約40メートル)の橋桁が流され、江川橋梁(同約16メートル)も橋脚が崩れた。奈良県十津川村でも熊野川にかかる国道168号の折立橋(同271メートル)が長さ90メートルにわたって流された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110904-00000551-yom-soci