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9月8日は湖南省の省都長沙市に移動しました。 常徳市からはバスで2時間少々、距離にして170Kmぐらいです。 中国の田園風景、意外と日本とあまり変わらない田圃の大きさでした。 ここ数年で、高速道路は地方まで通るようになったそうです。 ただ、舗装はあまり良くなかったです。 長沙市は常徳市よりさらに高層建築が多かったです。 省庁舎 立派!! 建築中のビルも多いです。 湖南省 省都 長沙市 面積 211,800 Km 人口 (2004年) 66,980,000 人 人口密度 316/km 域内総生産 (2004年) 5,612億元 一人あたり 8380元 面積、人口ともちょうど日本の5〜6割程度になりますネ デカイです! 長沙市 国務院が最初に公布した24の歴史文化都市の一つです。市区の面積は556万km2。芙蓉、天心、岳麓、開福、雨花の5区に分かれています。総人口は約200万人。です。 長沙市内、都会ですね〜 でも、至る所で人が横断していました (^_^; 10年ほど前はこんな風景ばかりだったそうです。 滋賀県と湖南省は1983年に滋賀県湖南省友好県省協定を結んでいます。 その関係で、滋賀県に本社があるスーパーの平和堂が出店しているため、見学させていただきました。 ちなみに、ウチが東近江市で出店しているショッピングセンターの核店舗も平和堂です。 店舗も大きかったですが、売り場構成はスーパーというより百貨店でした。 9年前にオープンした時は、公営の百貨店と2店舗だけだったそうですが、現在は外資系も合わせて市内に20店舗以上の百貨店が進出しているそうです。それでもいち早く市内中心の好立地に出店した事もあり、現在でも地域一番店だそうです。スゴイですね〜! 販売している商品は、高級品ばかりで、日本で買うより高いくらいでした。 支店長に聞く所によると、商圏人口は200万人なのですが、その内の5%にあたる富裕層をターゲットとしているそうです。 それにしても、5,000元(約75,000円)のスーツが売っていましたが、都市住民の平均月収の4〜5ヶ月分に相当する金額です。いったいどんな人が買うのでしょうか。 身の回り品だけでなく、自動車や住宅など、すべてに関して購入する消費者に想像以上の格差があるように感じました。 平和堂の支店長に店内を案内していただきながら、現地の様子とオープンしてからの変化を色々聞く事が出来ました。 店内は、高級百貨店ですね オシャレなお店が多いです。 靴の展示は片方だけ、1足そろえておくとすぐに無くなるそうです (^_^; 求人広告が貼ってありました。 その後、飛行機で上海に移動。滋賀県の湖南省駐在員の方と滋賀銀行上海駐在員の方から中国、特に湖南省、上海の現状をレクチャーしていただきました。 ここで、今回の旅行でワタクシが中国社会について感じた事を少し書いて行きたいと思います。切り口は多岐にわたるので、今回は「格差」について書きたいと思います。なにぶん付け焼き刃の知識と現地の少ない滞在期間中に知り得た情報をもとに感じた事なので、少々的外れなところがあるかもしれませんが、自分なりに頭の中を整理してみました。 「考察」 皆さんもご存知のように、中国経済は現在素晴らしい発展を続けています。しかしその陰で、経済的格差が大きく広がっている事も事実です。最低賃金層と高収入富裕層との所得差が50〜70倍あるというデーターもありました。市場経済の導入によって多少貧富の格差が拡大するのは致し方ないのかもしれません。しかし、あまりにも急激な格差の拡大には市場経済導入以外の要員があるのかもしれないと考え、少し聞いたり、調べたりしてみました。 現在の中国が抱えるもっとも重要な問題の一つに三農(農民、農村、農業)問題があります。李昌平が朱鎔基総理に「農民は本当に苦しんでおり、農村は本当に困窮しており、農業は本当に危険である(農民真苦、農村真窮、農業真危険)。」といった内容の手紙を提出したことにより、有名になったそうです。 それと密接な関係があるのが、戸籍の問題です。中国人民には2種類の戸籍があるのをご存知ですか。「農村戸籍」と「都市戸籍」です。ワタクシも今回初めて知りました。 これは1958年にできた中国の戸籍(戸口)制度で、今世紀に入ってから戸籍に関する制限は緩和されてきたみたいですが、現在も全人口の過半数を占める農村戸籍と、都市戸籍との間での移行は極めて困難なようです。これら2つの戸籍の間では今でも教育、就職、医療、社会保障などの条件が異なり、都市戸籍の人が優遇されています。近年、都市部と農村との経済格差が顕著となると共に、都市部への人口流入が問題となっていますが、合法的な出稼ぎにおいてもこの戸籍制度が大きな障壁になっているようで、農村戸籍の人が都市で経済的成功を収めるのは大変難しそうです。社会主義体制の中に実質的な身分制度が存在し、それによって経済的格差が助長されている事はすごく意外な事でした。この実質的な身分制度によってすべての人が公正な立場で自由競争を行う市場経済の原理が阻害されているように思います。しかし一方で、この戸籍制度によって地方からの流入による都市の人口爆発と過疎による農村の崩壊を抑制している事も事実です。 今後中国経済が健全な発展を持続して行くためには、先の三農問題をまず解決し、農村戸籍の地位を向上させた上で戸籍制度を改正して行かなければならないと思います。政府も当然その問題を認識しているようで、新しい5カ年計画では、第一に農業の近代化がうたわれているそうです。そう考えると現在の中国の発展について商、工、サービス業ばかりが注目されていますが、今後は農業が重要なポイントになってくるかもしれませんネ。商売人の視点からビジネスチャンスもその辺りにありそうな気がします。 日本も格差が広がりつつありますが、今後市場経済原理において利益追求の結果、一握りの勝ち組と多数の負け組が生まれる社会ではなく、一生懸命働けばそれ相応に報われる社会であって欲しいものですネ。 以上、稚拙な考察ですが、今回の中国訪問で感じた事を書いてみました。 次回はぐっと軽〜く、上海、蘇州観光スポットを紹介します。
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旅行
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無事帰ってまいりました〜 (^_^) 帰ってくると仕事や用事が山積みで更新が遅くなってしまいました。 9月6日より10日まで 八日市商工会議所の友好親善経済視察団の一員として 中国の友好都市常徳市と上海に行ってきました。 今回は、9月6日、7日の間滞在した常徳市の様子を紹介したいと思います。 少々長いですが、よければお付き合い下さいネ (^_^) 常徳市は、中華人民共和国中南部にある湖南省の都市で、古くは武陵や郎州(唐代)と呼ばれていました。 面積2,839km2、人口約60万人、_ 名産品としては国家優秀商品、部門優秀商品の称号を獲得している「芙蓉」シリーズの煙草と「武陵王」酒(50度以上あるキツーイ酒で、ストレートでぐいぐい飲みます)が有名です。 名所旧跡としては柳葉湖、桃源郷のモデルとなったとされる桃華源があります。 1994年にワタクシの住む東近江市(旧八日市市)と友好都市提携を行っています。 朝4時30分、東近江市出発、眠かったー! 中部国際空港から広州空港を経由して常徳空港に到着。 空港は古びた建物で、辺りはのどかな田園地帯でした。 やはり田舎だな〜と感じたのはそこまででした。 これが常徳空港、軍用空港を転用した年代物の空港でした。 中心市街地に入ると、高層ビルの建築ラッシュで、高級車がバンバン走っています!中国名物の自転車は少なく、代わりにピカピカのバイクやスクーターが走り回っています。チョットしたカルチャーショックです。 ホテルに付いたのは現地時間の午後5時(日本時間の午後6時)でした。 やはり中国内陸部は遠いところでした(^_^; ホテルの部屋から見た街の風景 新旧入り交じった高層アパートが沢山建ってます その後は、常徳市政府による歓迎レセプションと歓迎宴会でした。 ワタクシはほとんど中国語が話せないのですが、研修留学生として東近江市に来ておられた方が何名もおられ、通訳していただけたのでコミュニケーションに困る事はなく、有意義な交流会が出来ました。 皆さん楽しい方ばかりでした〜 現地の料理は、湖南料理で中国八大料理の一つだそうです。 特徴は、辛いこと!! 唐辛子がふんだんに使ってあって、辛いので有名な四川料理よりなお辛いという事です。 「四川人不怕辣、湖南人怕不辣。(四川人は辛いのを恐れず、湖南人は辛くないことを恐れる。)」といわれるぐらい相当な辛いもの好きみたいです。 ただ今回の料理は、来客のワレワレ日本人に合わせて辛さは控えめだったそうです。辛いもの大好きなワタクシとしては少々残念でした。 味の方は、ただ辛いだけでなくコクがあり大変美味しかったです。 特にスッポン料理! 堪能致しました (^_^) 宿泊したホテルの外観 少々古びてますが、部屋は広く立派なホテルでした。 翌日は、地元商工会議所メンバーとの交流会。 成長著しい中国だけあって皆さん自信満々でした。 建物は古く、狭かったところを見ると 商工会議所が発展したのが最近である事が想像できます。 その後、淡水真珠の養殖場を見学 琵琶湖でも淡水真珠の養殖をしているらしいのですが、こんな風景は見た事がありません。 琵琶湖ではイケチョウ貝を使うらしいですが、こちらでは三角帆貝という貝を使います。デカイ! 淡水真珠は無核で、芯まで真珠だそうです。しかも一つの貝から32個も取れるそうです。ビックリ! 普通は2〜3年で出荷するらしいのですが、これは6年ものでかなり大粒です。かなり高級指向の養殖みたいですネ。 しかも、「みなさん、お土産にどうぞ」(太っ腹!)ということで、二ついただきました〜 謝 謝〜! 次は、名所でリゾート開発中の柳叶湖を見学、 琵琶湖より大きい(たぶん)淡水湖を初めて見ました。 かすんで見えているのが、今年オープンした五つ星のリゾートホテルです。 このホテルの事を知っていれば、こちらに止まったのに〜!と一同悔しい思いをしました。 その後、工業団地を視察、管理局の方々と懇談を行いました。 田園都市から工業都市への転換を目指しておられ、環境問題への取り組みも本格化しているようでした。 その後、市内見物 これは、漢詩の壁、全長3Kmで中国最長という事は世界最長だそうです。 終日歩行天の広々とした商店街、夜遅くまで賑わってました。 対照的な裏路地の商店街、けっこう面白いものがたくさん売ってました。 夕食は市外務局の皆さんとピリ辛湖南料理と武陵酒で歓談しました。 この金魚はデザートですか?と聞いたら爆笑でした (^_^; 商工会議所で知り合った宋さんのご招待で、烏龍茶をいただきました。素晴らしい香りでしたヨ。 メインストリートの夜景 やっぱりあったマクド、関東ではマックって言うんですよネ 中国では「麦当労」なんと発音するのかは聞き忘れました〜 以上、少々長くなりましたが、二日間滞在した常徳市の様子でした。 けっこうハードスケジュールで、会議が多かったため、ゆっくり写真を撮っている時間がなかったのが残念でしたが、楽しく有意義な訪問でした。 続く
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