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6月はジューンブライドのせいだろうか、ここ最近リア充というかカッポゥをよく見かける
足りないおつむを補うために予備校へせっせと通っている身としては怒り心頭の言葉以外に思いつかない
しかし、そんなせっせと通っている予備校内でもグループが完全に固まり
いたるところで異性同士きゃっきゃうふふと楽しげに会話しているのが目に入る
実にけしからん
個人的にこの状況は至極持って気に入らない
声はでかくてうるさいし
何グループかまとめて座るから通路を通る際に、話を遮るみたいでなぜか申し訳ない気持ちがでてきたりと
まったくもっていいことは何もない
そしてさらに何が腹立たしいかといえば、同じ高校のヤツがそういうグループに所属していることである
いや、たとえ同じ高校と言っても野球部やサッカー部のような
リア充を固めてできたような人物がそういうグループに入っているのはなんら問題はないし
自然の摂理とさえ思う
問題は高校ではいまいちリア充になりきれないで宙ぶらりんだったやつが
まるで水を得た魚のように生き生きとしていることである
しかもそれが入塾当初にお互い仲良くしようぜ……みたいな雰囲気を持っていた奴だと尚のことである
別に彼のことが嫌いなわけではない
というか当初は彼がそういうグループを作ってすごいやつだと感心したぐらいである
問題は実にねちっこいことなのだ
それはなんか話題の流れで彼と一緒に帰ることになった時
同じ高校出身ということで同じ路線に乗るわけだ
そこで俺今日は途中で本屋よるんよ、あそこの本屋たまに俺もいくわーみたいな互いにギクシャクした会話をしていると
見たことがある女子が近づいてきて彼に話しかける
その女子は彼の親しくしているグループの一人だ
そして言うまでもないがその女子とは微粒子ほどの縁もない
キングクリムゾン
気づいたら一人で電車に乗っていて、彼は女子ときゃっきゃうふふと遠くのほうの車両に乗っていた
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じて(ry
まぁ、互いに会話もギクシャクしていたし腑に落ちないところはあるもののこれでいいのだと電車に揺られ
途中下車をして彼と話をしていた本屋に寄り道をする
そこで政経の問題集でも探すかと大学受験用の参考書のコーナーをのぞくと
彼と女子がこれまたイチャコラと話しこんでいるではないか
俺の憤慨メーターはトップギアをぶっちぎりである
彼は適当に聞き流していたにせよ、俺が本屋に行くのは知っていたし参考書を探すのも知っている
しかし、彼は自然と解散をしたのだそしたらもう合わないようにするべきであろう
別れのあいさつをしたのにすぐに会うのは気まずいと学んでこなかったのだろうか
しかも、ちょうど寄る用事のあると言った参考書のコーナーである
これだからうつつを抜かしたリア充は嫌いなのだ
そしてなにより二人とも俺より成績がいいのが何よりも気に食わないのだ
思わず筆が進んだ怨念はこの辺として、本当にやたらとカッポゥをみるのだ
街を歩いていて会うのは仕方ないとしよう
だが松屋に入ってまで遭遇はしたくないものだ
いったい俺が何をしたのだというのだろうか
なにを持ってカッポゥがあーんとかしてる姿を横目にやっすい牛めしを搔き込まねばならいのだろうか
あーんとかしたいならそれ相応の場所でやれというのだ
世間体もなにもかもかなぐり捨てて味噌汁を顔面にぶちまけてやろうか
その他にも帰りの電車などは最たるもので
帰宅ラッシュに巻き込まれないように早めの電車に乗っているというのに
高校生のカップルが座っているものなのだ
当初こそは気にせず図書館で借りてきたライ麦畑でつかまえてなどを読み進めているが
ちゅぷちゅぷと水音が聞こえてきたらそうもいかない
視線だけを横にやると男女二人の距離がとても近い
そして目の前のシートに座っているババアやジジイの顔を見るに
間違いなく二人はキスをしているのだろう
いったいこれは何の試練だというのか
何が悲しくて、足りないおつむを使ってニキビ面の描写を読解してる横で
青春まっただ中なキスシーンをしかと受け止めねばならないのだろうか
ただただつらいという感想しか浮かんでこないものだ
そういうイベントに遭遇しているからかどことなく私生活というか運のパラメーターにも影響が出始めている
それはちょうど気になっていた本が発売されていたのを知って
すたこらと買いに行った時のことである
数えられるほどにしか通ってない道を歩いていると、修学旅行生であろうか女子たちが立っている
すると猛烈な風が吹きその中の一人の女子のスカートをまくしあげる
瞬間的に脳みそをフル回転させ、その布地を解析し網膜に映し出す
色は白、柄は無地、レースがあってちょっとばかし全体的に生地が長く
どう見てもしまむらとかで売ってそうなババア向けのお徳用
ちょっと気分がしょんぼりしたが、顔がよければすべてよしとそのご尊顔を拝ませてもらうと
そこにジャイ子が立っていた
みなかったことにしたかったが、勉学以外で大活躍の脳みそが完全に記憶し心が折れそうになる
そしてゲーマーズで本を探す
目的の本は無事に見つかりレジへと向かう
レジには男の人が接客をしている
並ぶかと思っていた矢先
こちらへどうぞーと恐ろしい声が聞こえる
そこには女性店員が開いていたもう片方のレジにいた
こればっかりはさすがに参ってしまった、リアルに思考がフリーズした
なぜかというとその目的の本は大きな声では言えないシロモノだったのだ
しかもよりによってタイトルが人妻ものっぽいタイトルだったのだ
いや、目当てはその本の中の娘だったのだが
そんなことを言ってもどうにもならない
意を決してレジへ向かう
よりによって女性店員がすこし好みのタイプだったのが尚のこと恥ずかしい
センター試験の500倍緊張して会計をすませる
もし俺に強靭な性欲がなかったら、そのまま帰りの電車に突っ込んでいたかもしれない
ハレンチ憤慨記とか銘を打っておきながら
もっともハレンチだったのは自分自身だったというのは我ながらいいオチだと思う
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