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このシナリオは、盤を縦に2つ連結したとても細長いシナリオです。
端から登場するドイツ軍が、反対の端から3ユニット以上突破すれば勝利です。 確かに距離はあるのですが、ターン数が長い(15ターン)ことと、ドイツ軍戦力が全シナリオの中で一番強力(大量のSSの戦車)ということもあり、残念ながらあっという間に勝負がついてしまいました。 このシナリオは、まさに『ナチスの科学力は世界一イイイイ!!』を体験するだけのようです。 というわけで、ソ連にとっては無理ゲーなので、1回だけの対戦でした。 第1ターン〜2ターンドイツ軍のポイントとしては、10ターンに登場するSU-100が出てくるまでに突破してしまうこと。
つまり、いかに高速に前進するかである。 ソ連軍は中央の森林地帯に陣を構えていることもあり、特に鈍足なケーニヒスティーゲルは道路をを使い極力全力で前進する。 第3ターン森林地帯にソ連対戦車砲が待ち伏せしているだろうが、ドイツSSケーニヒスティーゲルはかまわずそのまま頭から突っ込む。
4個小隊の全火力でケーニヒスティーゲルを撃つも、Dに終わる。 逆に反撃を受けて、対戦車砲2個小隊がD混乱する。 続けて、SSティーゲルも突っ込み別の対戦車砲部隊からSTOP射撃を受けるも、DD止まりで撃破できず、反撃で2個小隊を失う。 さらに前進を続けるSSティーゲルにさらにSTOP射撃を加えるも効果なしで、反撃で2個小隊がDとなり、対戦車砲陣地はほぼ無力化した。 トドメは、快足のパンテル部隊が混乱中の対戦車砲部隊に突撃を実施し、完全に掃討した。
ドイツ軍の被害はDとDDそれぞれ1個小隊で、ソ連軍は対戦車砲8個小隊を失った。 SS部隊はモラル値が高いので、D、DDでも容易に回復可能であることを考えると、ほぼ無傷といえる。 後攻のソ連軍は、残った歩兵でオーバーランによる近接突撃をかける。
隣接しているので、これ以上の好機は無いのだが、突撃前のSTOP射撃で多くがD状態となり、なんら戦果を上げることなく10個小隊が壊滅した。 戦果といえば、この戦闘でケーニヒスティーゲル1個小隊が弾薬不足になった。 足が遅いので、この部隊は再び戦闘に参加することは無いであろう。 第4ターン〜6ターン森林を抜けたドイツ軍は、次のソ連軍が待ち構えているであろう高地へ進む。
第7ターン通常であれば歩兵で偵察をしてから進撃するところではあったが、強力なパンテルの突撃能力に頼り、ダミーを剥がさずそのまま突撃を実施する。
待ち構えていたのは、戦車でも砲でもなく、突撃相手としては最悪の歩兵であった。 しかし、ダイス目がよかったこともあり、なんと無傷で4個小隊を撃破する。 第8ターンDから回復したSSティーゲルフルスタックが前進する。
ダミーに隠れていたT34/76がサプライズアタックに成功する。 ティーゲル2個小隊がD状態になるも、反撃で1個小隊がDとなる。 続けて、ケーニヒスティーゲル3個小隊が前進し、アウトレンジからT34/76を攻撃する。 2個小隊が壊滅し、残るは2個小隊である。 まだ未行動のパンテルが8個小隊残っており、残存T34の完全無力化と突破は確実となったため、ソ連軍の投了となった。 ソ連の援軍が登場するまで、まだ、あと2ターンも残っていた。 感想冒頭に述べたように、ドイツSS無双のシナリオです。
初心者にドイツ軍を担当してもらい、気分よくゲームをしてもらうという用途でしょうか? 重戦車(ティーゲル)で戦線を崩し、中戦車(パンテル)で蹂躙と、基本的攻撃パターンの練習によいかと思います。
もし、バランスを取るなら、
■SU-100、StainIIを初めから登場 ■T34/76をT34/85に ■ゲームターンを12に あたりかと思いました。 【シナリオバランス】
[ドイツ]●−−−[ソ連] ドイツ無双 |
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