播磨灘・・・風の深呼吸

播磨灘で楽しむヨットと日本酒とバイクのブログ
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8月13〜15日にかけて、阿波踊りレースのため、徳島に行ってきた。
今年もファーストエントリーを狙おうと準備していた6月30日、急に今年のレースが中止になったとのアナウンスがあり、夏の予定を立てていたヨットクラブのメンバーの間で激震が走った。後で話を聞いて、理解はできたが、納得はできない。代わりのレースがあるのか無いのか不明で、ゲストが早々にキャンセルすることになった艇や、様子見の艇は、別に花火クルージングを企画した様子。
今年からレースコースはいつもの三岩を周るロングコースはできないとのこと、初めは太平洋を見に行こうと、日和佐、牟岐大島を周り、阿波踊りに参加するロングクルージングを考えていたが、レースの前夜祭で美味しいお肉食べ放題という話を聞いて、レース参加を決定した。
今まで散々楽しませてもらったし…

そしてあっという間に夏休み当日、前夜からの雨の中、軽油を買い出して、ブルーな気分で桟橋を目指す。
桟橋ではメンバーが揃って、準備をしてくれていた。今年のメンバーはくまさんと、ヘルム3の前ちゃん、夢紀航から浜?さんとその息子さんの計5人での参加となった。ウチの船も段々人が集まりにくくなってるな〜

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小ぶりの中、ドジャーの上にオーニングをかけて屋形船状態で出航。
ドジャーの意味がね〜!

行きは7時間、鳴門海峡では連れ潮で14.2ノットをマークした。
マリンターミナルでは先に着ていたサバーイ艇に横抱きしてもらった。いつもはヨットで混み合う桟橋が今年は寂しい。この調子なら来年は横付けできそうだ。
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それでも例年の半分、40艇が集まった。前夜祭はお待ちかねの肉、肉、肉、焼肉だけでなく、しゃぶしゃぶ、もつ鍋、豚鍋、ビールは100円、お茶は無料だけど氷山の中、いや〜よく食べて、よく飲んだ。阿波踊りの演舞もあった。
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いつもの民宿みなとでは,サバーイのゲスト、ゼクーチームと合同飲み会、でも明日に備えて、早々に就寝した。(クルーの前ちゃんに少しだけしか飲ませなかったのも勝因)

レース当日は薄曇りで風もあり、絶好のレース日和。コースはやはり徳島港沖、浮標と観測ブイを2周周るコースで10マイル弱。よく保安庁が許可したと感心してしまう。本荘では許可で無いだろうなー。

いつもより数は少ないが、コース1レグを使ったスタートラインはとても長い。でも極端に本部艇有利で結局そこに殺到した。
我々もスタートラインの外からスターボで進入し、本部艇キワキワからベアダウンしてスタートの予定であった。しかしスタート直前,前方の上と下の艇に挟まれ,動けなくなり失速、潮に流され本部艇のアンカーロープに接触しそうになり、まさかのタック。無情にもそこでスタートとなり、我々がスタートしたのは後ろから2番目というていたらくだった。


スピンもあげていないクルージング艇たちから応援されながら,フレッシュエアを求めて徐々に西海面へ.ふと前を見るとAクラスの早い艇たちは はるか彼方だが,Bクラスの艇たちはまだ近くにいる.失うものが何もなくなった我々は気を取り直し,レースを再会,西から東に強い潮が流れているので早めのジャイブをしたが,スピードに乗らない,失敗かと再びジャイブをしたところ,西海面の艇たちがラルのせいか,軒並みスピードダウンをしている.この間に先行の31Sゲンゴロウとキラキラ,30S2のサバーイに追いついた.下マークでは内側に入り込み,マンポールでの粘りのスピンランの結果ゲンゴロウとキラキラを抜き去ることに成功した.残るはリンクワークスとオレンジフィンのみである(31Sしか見えてません).

上りはマクダイアミットのメインとジブがいい仕事をした.
他艇より角度もスピードもよく,後続艇を徐々に引き離し,先行艇を追い上げていくことができた.
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2回のタックの後,北海面にブローの固まりがあるのを見つけ,すこしオーバーセイルになることを覚悟しこれをとりにいった.これが大成功で,タックを返したところ,リンクワークスとオレンジフィンに先行することができた.
2周目の下マークでは大型クライナーベルクと絡み,スピン取り込みに時間がかかったが,ロスなく回航,
タックもうまく決まり,後続艇から逃げ切ることができた.思い返せばスタート以外,失敗のないレース運びであった.

31Sの中でトップだったことに気を良くして,表彰式へ,表彰は期待してなかったが,Bクラス3位がオレンジフィンと聞いて,優勝の期待が一気に高まった.
そして・・・

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あの失敗スタートで優勝するとは,まさに棚から牡丹餅であった.
他のライバル艇たちがいないのはちょっと気になるけど・・・ピンドンおいしかったです.


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そして,阿波踊り会場へ・・・

民宿みなとは川のそばにあり,毎年船が留められないかと考えていたが,今年はついに決行,干潮時は2mをきりそうだが,今日の潮加減ではこれ以上低くなることはないと判断し,宿の前に係留,アクセスは便利だが,引き並みが意外にきつく,絶対にスチロバールが必要,拾った発泡スチロールが朝には半分に削れていた.


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最終日は朝9時に出航,鳴門海峡の潮周りが悪く友が島水道を抜け,洲本で昼食,11時間あまりで本荘に帰ってきた.
いや〜,よく遊んだ3日間でした.

また来年も徳島に行こう!!

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雨の天気予報をノリちゃんの晴れ女パワーで覆し、日曜日サバーイ主催のお刺身クルージングに行ってきた。ソウルボーイ2とサバーイそれぞれゲスト満載、セイルキティは悟空さんと熊さん、?柳さんと私、総勢19人となった。
行きは西の風で完全に機走、途中太島(ふとんしま)に立ち寄った。悟空さんの話では、以前はここに係留して遊んでいたとのこと。いつかは遊びに来よう。

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さて男鹿島到着、鯛やヒラメ、タコやイカ、サザエの壺焼きに舌鼓を打ち、初夏の海の幸を堪能した。
特にコウイカが美味しかったナー

十分食べて飲んで、帰り道は南西の風4〜5m、秘密兵器を試す絶好のチャンス

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秘密兵器は、天を覆う黒い大きなジェネカー(おおげさか?)

秘密すぎて使い方がよくわかりません。
そもそもセイルキティにはガンポールがありません。ジブタックに無理やり取り付けてみました。

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アビームで7ノットで快走、
でも美味しい角度が少なく、トリムも難しい。

レースでつかえるのか、これ?

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新しい問題ができたのである。

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第40回舵杯

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久しぶりの更新


3月12日牛窓での第40回舵杯に参加した.
 
 勤務の都合で前日回航はメンバーにお任せして,夕方牛窓入りし,艇長会議,そして前夜祭に参加の予定であったが,急な身内の不幸があり,全てキャンセル,楽しみだったフロンティア,孫悟空,シード,バロンら本荘,倉敷連合の大宴会も参加できなかったのである.
 当日朝4時出発,5時半ハーバー着(車なら近いな),風は冷たいがいい風が吹いている. 6時半にはメンバーも起きたようで,宿に顔を出す.みんな楽しそうで,来年こそ前夜祭から参加するぞ!!

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牛窓・・・「日本のエーゲ海」という観光には素晴らしい所だが,風が弱く潮がきつい,昨年心を打ち砕かれレース終了90分前にリタイヤしたというトラウマのある場所である.当初参加を渋っていたメンバーも,お金を出し合って購入したニューセイルが来るや,参加する気になった.現金なものである.
 このレースに備え,メインシートリーダー,ジブリーダー、クルーアウトシステム,バックステイ,メインハリヤードのカムの交換など気になる所の作業をすすめてきた。そんな中一番気になる所がスピンであった.我々のスピンは0.5ozとはいえ,20年物のダイアモンド製,僚艇「孫悟空」はニューセイルに加え,ニュースピンが新たに加わり,気合い充分,これはヤバい.
 しかし,そんな中,救世主が登場,船底掃除をしていた所,エ○ーピ○クの使わなくなった小さい方のスピンを譲っていただける事となった.同じ31ft.とはいえY-31Sには大きすぎ,微風では使えないという心配もあった.色は同じ白,「誰も気づかないんじゃない?」と気楽な言葉をいただいたが,他言無用との事,これが一番つらかった.案の定,レース前の練習中,早々にタカトラにみつかってしまい,証拠写真も撮られてしまった.風はなんとかこのデカスピンが上げられる程度には吹いている.「これで行くしか無い!」我々に選択肢は無かったのである.
 メンバーは山○兄弟,クマさん,夢希航から浜○さん,そしてマクダイアミッドセイルのO澤さんがゲストで乗ってくれる事となり,計6人であった.

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スピンがでかすぎて,ちゃんとはるのが難しい

写真はタカトラから

9時にクルージングクラスのスタート,我々のクラスはその15分後である.その中には31Sの同型艇が孫悟空,フロンティアを始め7艇おり,狙うはこの中でのナンバー1である.
 
 スタートラインは極端なエンド有利,「なんか罠があるんじゃないか?」と思ったくらいだったが,クルージングクラスの本部艇側はいつまでたってもスタートできていない.やはりピンエンドを狙おう.当初フロンティアや悟空も近い所にいたが,いつの間にかいなくなっていた.地元艇の祥との下取り合戦を制し,そのままメルゲス2艇,エアサプライとつるみながらピンエンドからのスタートとなった.前を3艇に押さえられたのを幸いにジャイブして沖出し,このまま南に振れた風に連れて行かれる様に,一路犬島へ.デカスピンも何となく形になり,ニューメインと相まっていいスピードで走っている.振れに会わせてジャイブを4回,ふと後を見ると,悟空がすごい速さで追い上げてきているではないか!!白いニュースピンが輝いているぞ!!
 
 悟空にはなんとか抜かれずに第1マーク回航,今度はニュージェノアがいい仕事をしてくれる.あげるのが,雨の納品の日以来だったのでカビてはいないか心配だったが,こちらのセイルも金色に輝いていました(黒もいいけど,やっぱりヨットのレースセイルはこうでなくっちゃ)
 
 しかし第2マークを回ってラフするのにもたもたした所を,悟空に追い上げられ,一時はほとんど同じ高さにまで追いつかれてしまった.今までに無いくらいジェノアを浅くし,スピードと高さの維持に集中,徐々に上らせて行った所で,悟空に何かトラブルか,急に高さが悪くなっていった.
 こちらの回りはIRC等の速い船ばかり,他艇のミーティング合戦に歓声を上げながらも,クロスをひた走り,それでも前のメルゲス,エアサプライにはなかなか追いつかず,後の祥とフロンティアの追い上げにビビりながらもそのままフィニッシュとなった.


 結局クラブハンディキャッククラスでは着順7位,修正4位そしてY-31Sクラスでは念願の優勝となった(バンザーイ!)
 翌日の天気が悪い予想のためメンバーは早々に回航にでてしまい,表彰式に参加できず残念であった.
 今回は我々の実力だけで得た勝利ではなかったが,きっとメンバーもいい経験になり,得たものも多かった事であろう.
 次のレースも頑張るぞ!!(その前にスピンをなんとかしなきゃ)
 あ,メンハリと,バックステイのコントロールも・・・

教訓;ギアは後進(てへペロ!),VMGを意識,パワーが入ればベア,抜ければラフ,ブローの入り端でラフしてから風に合わす,その繰り返し,ヘルムは優しく,タックの時にはバックステイを抜く

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O澤さんとオレンジフィンさん,レース後に熱く語っておりました.関空レースが楽しみです.

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本荘レース最終戦

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写真はヘルム3さんからお借りしました。

11月16日、本荘ヨットクラブのクラブレース最終戦に参加しました。前日冷たい風の中,海に潜って船底掃除をしていただいたボースン山○さん,クマさん,ありがとうございました.おかげで鼻風邪が悪化せずに済みました.
ここまでのポイントではナナさんに1点差で負けています。気合いを入れて逆転を目指します。メンバーは私とボースン山○さん、クマさん、久しぶりの○柳さんの四人です。相変わらず誰も写真を撮りません。メインセイルは孫悟空から譲ってもらった,縁起の良いアカウーピンセイル,大分くたびれてはいますが,この伸び具合が微風に合っているようです.今日もお願いしますよ.

予報通り朝から弱い北の風,これがどのタイミングで南にまわるかが勝負です.早めにドックアウトし,本荘沖をセイリング,どうやら東海面に風がありそう.スピンスタートなので,ポートセットでスタートラインを目指す事になりました.
周りの艇は皆スターボードセット,彼らの後ろをかわしてようやく東海面に向かうも,風がありません.というかどこにも風が無い.まさに無風,速度計も0を示したまま,
あるかないかの風を捕まえながら頑張っていたが,ついに風が前に回り,スピンダウン,後ろでは同型艇の孫悟空はまだスピンのまま,そして風が後ろに回り,孫悟空に抜かれてしまう.西海面を選んだナナさんも少しずつ先行しているようです.
スピンを張った孫悟空も徐々にしか進まず,ジェノアの我々とほとんど変わらないよう.そして,いつの間にか孫悟空もスピンダウンしていました.
このまま南風に変わってしまえ,と考えていた,まさにその時,首筋をなでる北の風,もう一度スピンアップしこの弱いブローを捕まえ,一路第一マークへ,しかし第一マーク手前で,ついに南風に回り,ジブアップし,スピンダウン,第1マーク回航はナナさんに遅れる事5分でした.
マーク回航後再度スピンアップ,弱い南風を捕まえながらナナを追撃,しかし結局ナナに追いつく事無く,所要時間2時間50分,11分30秒遅れで着順2位でフィニッシュ,修正はナナさんを押さえて1位でした.今期2回目の1位でした.これでまたアカウーピンセイルを手放せなくなってしまった.
バウマンを始め,クルー達がてんやわんやとなったレースでした.
ナナさんとのポイント差は全くなし、どちらも1位が2回,2位が2回,捨てレースとなった順位は,我々が2位,ナナが4位,同点首位という話もありましたが,結局これが効いて我々の優勝となりました.本荘でヨットを再開してはや6年,感激もひとしおです.
とはいえ,今シーズンは同型艇がフルに参加しておらず,これらの欠席に助けられた形となったかもしれません.来年は同じコンディションで頑張りたいものです.
来週は男鹿島,青井荘にお刺身クルージング.そして残すは後1戦です.


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気がつけば、半年ぶりの更新です。去る10月9日姫路市民体育大会ヨットレースに参加しました。一昨年は微風でDNF、昨年は大型船と雨で心が折れたいわくつきのレースです。メンバーは熊さんと山○兄弟、、私の4人でした。相変わらずレース中に誰も写真をとらないチームです。クラスAは全部で7艇、中には同型のY-31Sが3艇います。

9時半スタートですが、朝からの北よりの風が徐々に弱くなってきました。もうすぐ転流の時間ですが、西向きの潮が弱く流れているようです。スターと間近にはほとんど風がなくなってしまい、スタートラインを離れると、もうスタートを切れそうにありません。10分前にはエンドマークに取り付き、後はゆっくりと潮に流されるまま、どちらがかみで、どちらがしもか、わからないままスタートです。スタートしてから弱い南東からの風が入って来、全員でヒールを作りながらクローズリーチで鞍掛島を目指します。周りは同型艇の孫悟空と速いのたり、あるかなしかのブローを拾いながら一喜一憂のセイリングが続きます。ブローが入ると、ニューセイルの孫悟空が伸びていきます。徐々に東向きの潮になるのであまり東に行き過ぎないよう、鞍掛島にアプローチ、先行艇や、孫悟空、クレイジーナナが大回りをするのを確認し、内側に切り込んで、ごぼう抜きに成功。しかし調子に乗って島に近づきすぎると島で曲げられた変な風のために失速します。このレース唯一のタックも失速なく、2番手で島を回ると後ろにゴッド、タカトラ、孫悟空、ナナが追いかけてきます。くー!!気持ちいい!!
めったにないことで、足が震えます。
島を回るとゴッドに上突破されてしまいます。後ろからの追い上げも厳しく、ここでスピンを上げようと決断、凶と出るか、吉と出るか。
スピンを上げなかった艇団は順調にタイトリーチのレグを走っていきます。
スピンを上げたわれわれは、5ノット程度のスピードが出ますが、ブローのたびに西へ落ちてしまいます。
スピン失敗かと思っていたが、ガーミン様は10度程度のずれしか示しません。思ったより東への潮が強いようです。ここは我慢とタイトリーチのスピンをがんばります。
ところが急に風がなくなり先頭の1艇を除いて、全艇がストップ。0.5ozのスピンもはらみません、バックしているようで、あわててスピンダウンし、ジブアップ、しばらくは無風の中、のた打ち回ります。
すると後ろから首筋をなぜる風、再びスピンアップし、時折入ってくるブローに再び一喜一憂、上りたくなる気持ちを殺して、必死でバウダウンを試みます。上(東)ではゴッドとコード0のナナが伸びているよう、東ではなく、南から風が入ることを祈りながらの胃が痛くなるようなセイリングが続きます。
結局4時間40分の熱戦、一度もジャイブすることなしに、3着でフィニッシュ、修正2位となりました。
アー、しんどかった。だけど楽しいレースでした。

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