聞喜絵快(ききかいかい)

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COLORFUL

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原作は知らないので、どれほど原作に忠実なのか、その世界観を反映しているのかはわからない。が、個人的には、満点に近い点数をさしあげたい作品である。

どんな作品でも「好き」という人もいるし、「きらい」という人もいるが、おそらく、「自己に悩んだ人」なら、作品の主張は受け入れられるし、共感できるのではなかろうか。

YAHOOの映画レビューでは、声優さんの評価が分かれているが、個人的にはこれでいいと思う。
たとえば、プラプラのわざとらしい関西弁だが、あえて「善か悪か、大人か子供か」をわからなくさせるキャラなのだから、うさんくさいくらいの関西弁でいいのだと思う。ハキハキと標準語をきれいにしゃべった方が「冷たい」感じがする。関西人からすると、わざとこういうイントネーションにしていることはわかるので、ここを「関西弁がおかしい」と言っても仕方ないと思う。

また、俳優を声優として起用することも、アニメに慣れきった人たちからすると、不満や違和感があるかもしれないが、ポップではない等身大キャラを描くという「意図」からすれば、成功だろう。

内容としては、細かく語っても仕方ないし、おそらく「葛藤」なく生きてきた人たちにとっては(または、その葛藤を意識せずにすごしてきた、心根の強い方々)、とてつもなくおもしろくない作品だろう。


自身を振り返ると、筆者は霊的なものとかに関わってきた一方で、リアルな現実も持っているので、「人はいろんな色を持っていていい」というメッセージには、この歳でも励まされる思いであった。

できれば、中学生くらいの子に見て欲しいが、ちょっと現実につまづいている大人たちにも見て欲しい作品だと思う。

ベンジャミン・バトン

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アカデミー賞にもノミネートされていて、何かと話題の作品。

結論から言うと、かなりいい映画。

ブラッド・ビットの特殊メイクばかりに焦点が当てらているが、実は内容自体と、おさえた感じの演出、出演者の演技もかなり上質なのである。

ちょっと時間は長めなのだが、それでも極端に中だるみするような感じでもないし、湿った感じの内容でもない。一人の人物の人生を描くという意味ではトム・ハンクスの『フォレスト・ガンプ』と同じような感じ。暗くないけれども、人生を考えさせるという点ではよく似ている。

ストーリーに触れることは避けるが、とりあえず、出てくる人がみんな基本的に「いい人」。
それぞれ個性あふれているが、悪い人ではない。誰かをおとしめようとか、だまそうとかいう人はおらず、それぞれの個性に感心させられる。

それは、ブラビ演じるベンジャミン自身がそう。
ベンジャミンは、回りから見ると、かなり不幸な境遇なのだが、不思議とすくすくと何事もなく、人生をエンジョイしていく。
冷めて見ると、ベンジャミン自身が「感情」を爆発させるようなことは、一度たりともない。激怒もしなければ、号泣もしない。まるで、ある意味、人ごとのように淡々と生きている。といって、猛烈に努力とか、激烈に怠け者でもない。どこまでいっても自然体。というか、喜怒哀楽の感情があまりない。ブラビはいつでも軽く微笑んでいるのである。でも、無感情ではない。表面に感情がでないのだ。

そういうキャラ設定なのか、ブラビの演技方針だったのかはわからないが、全体的に淡々と話しは進む。だから、本当なら、普通ならここで号泣して苦悩するような展開でも、ベンジャミンは淡々と事を進めていくので、ある意味、悟りに入っているような感じさえ受ける。

それと逆に、ベンジャミンの妻であり恋人役、ケイト・ブランシェットが喜怒哀楽のある人物で、バランスがとれた感じにはなっている。彼女自身が、ブラビと同様に若い時から老齢まで演じていて、実にうまい。

最後はどうなるのかは伏せるが、観終わって、「人生とは何だろう」と考えさせる作品である。
ブラビの主演男優は無理だろうが、監督賞か作品賞くらいはとるのではないだろうか。

一人でもカップルでも見に行ってOKな作品と思われ。

容疑者Xの献身

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テレビで、正直、あまり期待せずに見ていたが、予想を覆しておもしろかった『ガリレオ』の劇場版。そろそろDVDリリースということで、今更ながら。

うーん。
ネタばれになるほどのことを書くつもりもないのだが。


率直に言うと
「別に2時間スペシャルでもよかったんじゃないの?」
である。

というのは、映画だからと言って、特別なセットだとか、豪華な海外ロケがあるわけではないので、映画にする必然性があったのかどうかは疑問。

最近のテレビドラマの流れは
人気が出る→スペシャル→映画化→続編

みたいな感じができあがってしまっているが、映画化とか続編とか、へんに欲を出し始めて、本来は完結している物語を、無理やり話をつなげてしまうもんだから、ストーリーの展開が複雑怪奇(きっと、作っている方も収拾がつかなくなりだす)になり、最後は誰が犯人かさえわからず、意味不明なシュールストーリーになるパターンが多すぎる。
例(ケイゾク、アンフェア、今後はSPもコケル予感。ブラッディマンデーも同じパターンっぽい)

その点、ガリレオは一話完結なので、スパッとしていてよろしい。

で、話を戻すと、「映画にするほどのものか?」という若干のがっかり感が。

いや、内容としては見事なのだが、もっと映画ならではの「スペクタクル感」を期待していただけに、
肩透かしをくらった気分なのである。
そもそも、今回のこの話、単純に「心理戦」であって、ガリレオシリーズの売りというか特徴である「物理学を駆使したトリック」が皆無なのである。
となると、「なんだ。湯川先生でなくてもいいじゃん」という流れになるのだ。そこが残念ではある。

つーても、好きなシリーズなので、TV続編やっておくれ、フジテレビさん。

東京少年&東京少女

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ふたつまとめのレビューはよろしくないのかもしれんが、同系列のシリーズ&リリース時期も同じなので、まとめてみた。

 2作品とも、旬の若手が出ている恋愛ものなのだが、まったく話が違う。ただ、まあ、あまり東京という事タイトル自体に重みはない。タイトルと中身の合致の度合いは薄い。東京が舞台ではあるのだが。

 で、中身なのだが、たぶん、どちらもいい。

 というのは、まったく両者の内容の質がことなるから。
 少年の方は、多重人格がテーマで、少女の方はタイムスリップがテーマなんで、比べる事はできないし、率直に、どちらもできがいい。

 設定とか、人物描写に関しては、どちらもかなり緩いし甘いのだが、そんなに厳密なドラマを期待していないので、どちらも普通に見ればかなり楽しめる。

 どちらがいいかは、たぶん、観る人の好みによるか。
 自分的には、東京少女の方が話は好き(ぴあ観客満足度調査で1位とったらしい)。
 主演の夏帆(天然コケッコーで好印象)と佐野和真(よく知らん。すまん)のコンビなのだが、二人ともフレッシュな感じで、見ていてすがすがしい。ストーリーも、設定は荒唐無稽ではあるのだが、ポイントをおさえたラブストーリーで、いい話ではある。

 東京少年の方は、堀北真希が「花ざかり」とはかなり違う「男」を演じていて、なかなか魅力的なキャラクターを作るのに成功している。内容的には、こっちのほうがややダークな感じだが、ミステリータッチ。

 ということで、もしご覧になられる方は、2本まとめて見て、くらべてみてください。

 内容に触れる部分があるので、これから見る人は、以下読まないように。


 世界的に続編が待ち望まれていたインディ・ジョーンズシリーズの第4作にして、最新作である今作、かなりヒットしているようだが、やはりインディという映画史上に燦然と輝くスーパーヒーローに対する期待がものすごく大きいことをうががわせる。

 1ファンとしても、かなりわくわくしながら、今度はどんな颯爽とした活躍をみせてくれるのだろうと思っていたら・・・












 どうも冒頭から、雰囲気が怪しい。KGBやらCCCPなんて言って、いまどきの人がわかるのかどうかは置いておくとしても、KGBやらFBIやら、変に政治的な話がでてきて、それが時代的にレッドパージの時代と重なるものだから、トーンが重い。スピルバーグやルーカスがこの手の運動に関わってるとは思えんが、どうしてこんな背景をもってきたのか、よくわからん。敵がKGBにしても、ナチスにしてもいいのだが、なんか、ハリウッドの「反共和党・反イラク戦争」的な雰囲気が影響してないかと心配してしまった。

 怪しいと思っていたら、「え?KGBがさがしているものが・・・」という展開。

 えー!?そりゃないよ。

 それ、完全に『Xファイル』やん!

 『宇宙戦争』『インディペンデンス・デイ』のような雰囲気。

 もはや神の奇跡とかそんなレベルではなくて、謎解きもへったくれも「それもってきてしまったら、なんでもアリやん」という話になる。実際、多くの人がラストシーンのアレに違和感を感じているように、自分もなんか、すごく違和感がある。

 ごはんにマヨネーズかけた感じ。でも、一部には「それアリやん」というような感じ。
 こちらは「インディ」という伝統ある名門和食を食べに行ってわけで、決して「マヨネーズかけちゃえ」という、とんでも料理を食べに行ったわけではない。

 ルーカスとスピルバーグが、どうしてこの脚本でOKしたのか?
 要は、前3作とまったくテイストが変わってしまった。

 もちろん、インディの全編アクションは健在だが、根本のシナリオが完全に、『Xファイル』の方向性へ進んでしまったので、どうにもこうにも・・・

 アクション自体も、実はやはり厳しい。ハリソン・フォードが年齢的にもいい歳なのもあるし、インディ自身が歳をとったという設定なので、アクションのキレのなさはどう見ても仕方ないが、その分、若手がそれを補うような形をとっているため、インディ自身がなにか「師匠」のようにそれを見守る感じになり、一歩下がってしまっている。

 しかし、我々としてはやはり、スーパーヒーロー・インディの活躍が見たいのであって、それを補う若手が大活躍してしまっては、「インディ、おらんでもいいじゃん」という感じになる。そもそも、インディが「じいさん」扱いされてしまっていたのが、ものすごく悲しい。

 細かいことを言い出すときりないが、個人的には「作らない方がよかった」、または、「三作目の直後にすぐ、もっと別のシナリオで作った方がよかった」という意見。

 今回は完全に「インディ・ジョーンズ、その後」みたいなテイストになっているのだ。

 これでおそらく、インディは完全に終わりだとは思うが、最期を締めるほどの内容かと言うと、前3作よりははるかに劣る。という意味からは、前3作の偉業を改めて思い知らされると同時に、やっぱ、無理して作らない方がよかったと思える。

 ルーカスもスピルバーグも、ハリソンも、もう高齢。若いころの勢いがなくなってしまったのかもしれないなと思うと、どうもせつなく寂しい。あーあ。こりゃ、DVD出ても買わないや。

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