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未来の超高速計算機、基本回路をNECなどが開発
スーパーコンピューターで1000万年かかる計算を数十秒で解くとされる未来の超高速計算機「量子コンピューター」の基本回路をNECや理化学研究所などが開発した。実現に一歩近づく成果だ。
4日発行の米科学誌サイエンスに発表する。
量子コンピューターは、電子の回転など極微の粒子が持つ特殊な性質を利用する。NECなどは、極低温で電気抵抗がゼロになる超電導状態のアルミ薄膜を回路に用いる研究を続けてきた。
基本的な計算をさせるための前提条件として、二つの回路をつないだり、切り離したりするスイッチのような仕組みが求められていたが、NECナノエレクトロニクス研究所の蔡兆申・主席研究員らは、2回路の間に制御用回路を挟むことでこの技術を可能にした。
量子コンピューターの実用化は10年以上先と見られる。課題は計算方法と回路の改良という。
(2007年5月4日3時1分 読売新聞)より転載
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