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地球とサイフにやさしい外断熱
住宅に関心を持っている人なら「外断熱」という言葉を耳にするはず。文字通り、住宅を断熱化する工法のひとつ。
断熱化をすすめると、冷房や暖房に使うエネルギーを減らすことができる。せっかく冷やした、あるいは暖めた空気が家の中から外に伝わり逃げることを、断熱効果が抑えるため。
財団法人省エネルギーセンターが、無断熱時と断熱改修後を比べた熱貫流率のデータを発表している。簡単にいうと、断熱化した壁は、無断熱の壁と比べて、熱の通しやすさは約6分の1。断熱しないと、6倍の速さで、涼しさや暖かさが失われるということだ。
家の断熱効果を高めると、手近なところではサイフにやさしく、ひいては、地球にやさしい。また、外の気温の影響が少なくて、家の中全体の温度差が小さくなり、エアコンや換気システムなどで室内環境をより細かくコントロールできる。快適な暮らしが、からだにもやさしいというわけ。
さらに、断熱材がきちんと施工された家は、壁の中の見えない部分の結露が発生しにくい。外の気温の変化による、家自体の膨張収縮も少ない。その結果、家を支えている重要な構造部分が長持ちする。資源を長く大切に使うということでも、地球にやさしい。
では、いま、なぜ外断熱なのか? それは、外断熱のより高い断熱効果が注目されているから。
外断熱は、建物を外から断熱材で全体的に包み込む工法だ。外気を断熱材で遮断するため、その影響を受けにくく、室内温度を一定に保つことが可能になる。さらに、外気が外壁から柱や梁などの建物の骨格を伝わって、室内に入り込むことを抑えられるため、より効果的だ。
木造住宅でも外断熱といわれることが多いが、厳密には「外張り断熱」という。
夏場は、冷房を切っても朝まで涼しさが保たれる。冬場は暖房で部屋を暖めれば、室温と同調し、暖房を消しても部屋の中の温度を保ち、より住み心地がアップする。
現在、外断熱を採用している住宅は5%程度といわれている。外断熱の最大の難問はコスト高だ。
しかし、外断熱を取り入れたマンションや一戸建て住宅は増えているといえる。東京都のマンション環境性能表示制度で高い評価を得たマンション販売が好調といわれる中、メンテナンスの費用などを含め、長い目で見ればメリットを感じる人は多いだろう。
京都議定書をあげるまでもなく、各家庭、ひとりひとりの省エネ意識が求められるいま。わが家の外壁に注目する必要はありそう。
(2007年6月14日 読売新聞)より転載
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こんにちは こちらは滋賀で高断熱高気密住宅をやっております。
冬場の見学会参加者の反応はかなりのインパクトがありますよね。 でも本当にCO2を減らし、家計にも優しい家作りをしていきたいですね。http://www.biwa.ne.jp/~woodtec/
2007/6/19(火) 午前 1:57 [ TANAKACCHIブックマーク ]
コメントありがとうございます!
なんと言っても基本性能を確保した家が当たり前の世の中にして行きたいですよね!
2007/6/19(火) 午前 8:08 [ mat**121 ]