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ヒューザー耐震偽装、小嶋元社長に5年求刑
検察側「危険認識モラル欠き卑劣」
耐震強度偽装事件で、マンションが強度不足と知りながら販売し、代金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた開発会社「ヒューザー」(東京都、破産)の元社長・小嶋進被告(54)の論告求刑公判が25日、東京地裁であった。
検察側は「被告は(マンションが)危険な商品と知りながら、購入者から虎の子の資金を奪った。開発業者として最低限のモラルすら欠いた卑劣な犯行」と述べ、懲役5年を求刑した。
論告で検察側は、「被告は部下から構造計算書が改ざんされていることを報告され、危険な物件と認識した上で引き渡しを指示した」と指摘。「地震時における人命や他人の財産に対する危険を無視し、ヒューザーの資金繰りや存続といった自分の利益を優先させた」と厳しく批判した。
一方、小嶋被告は公判で、「部下に引き渡しを指示したことはない」などと、無罪を主張している。
(2007年9月26日 読売新聞)より転載
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