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地銀、広域連携続々 ゆうちょ銀に対抗
2007年10月29日08時04分
地方金融機関が県境を越えて広域の連携を組むケースが相次いでいる。現金自動出入機(ATM)の相互無料開放や金融商品の共同開発などを進め、今月発足した巨大なゆうちょ銀行に対抗する。
首都圏では東京都民銀行が15日から、東日本銀、八千代銀との3行間で、ATM利用手数料を相互に優遇し合うサービスを開始した。どの銀行のATMを使っても、平日昼間なら現金を引き出す際の手数料が無料となる。東京都民銀は29日から横浜銀、千葉銀とも同様の連携を始める。
北陸地区でも富山第一、福井、北国の3行が今月から、互いのATM利用手数料を時間帯を問わず無料にした。同じ北陸3県にまたがる18の信用金庫も29日、互いのATM利用手数料を完全無料化する。
横浜銀、京都銀、西日本シティ銀など地銀7行は今月、新型の金融商品の需要予測やマーケティング戦略を共同で練る研究会を設立した。北海道銀など地銀15行はすでに、統一の投資信託の共同販売を始めている。15行が集まれば運用資金の規模が大きくなり、安定した運用が期待できる。
経営の健全化を急ぐ地銀業界の広域連携は今後、さらに拡大するとの見方が多い。
朝日より転載
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