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東工大でシーラカンス解剖、秋篠宮さまも見学
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解剖を前にシーラカンスを見学される秋篠宮さま(中央奥)
「生きた化石」と呼ばれる魚、シーラカンスが22日、東京工業大学(横浜市)で解剖された。
日本での解剖は1989年以来で、ナマズの研究などで知られる秋篠宮さまが見学された。
シーラカンスは魚類が陸に上がり、両生類に移行する中間段階の種と見られており、解剖は、その進化の道筋を調べることが目的。解剖されたシーラカンスは体長120センチ、体重は45キロ・グラム。タンザニアで捕獲され、2年前に同国から東工大へ寄贈、冷凍保存されていた。
89年にシーラカンスを解剖した国立科学博物館の上野輝弥・名誉研究員が立ち会い、同博物館の山田格・脊椎動物研究グループ長が慎重な手つきで解剖を進めた。解剖の模様は、学内にも同時中継され、公開された。
東工大では今後、保存中のもう1体のシーラカンスも解剖し、DNA解析による進化の系統解明をめざす。
シーラカンスが世界で初めてアフリカで発見されたのは、1938年の12月22日で、この日は「シーラカンスの日」とされている。
(2007年12月22日11時12分 読売新聞)より転載
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