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三菱UFJ銀が住宅ローン分社化、専門性高め事業拡大へ
三菱東京UFJ銀行は20日、住宅ローン事業を強化するため、全国の住宅ローン推進拠点を本体から切り離し、専門会社にする方向で最終調整に入った。
全国に約140か所ある「ローン推進室」を別会社化し、担当者も銀行から出向、転籍させて専門性を高める。競争が激化する住宅ローンを巡る新たな取り組みとして注目を集めそうだ。
三菱東京UFJ銀が別会社化するのは、一戸建て住宅やマンションの購入者に対し、ハウスメーカーや不動産会社の仲介でローンを提供する「業者ルート」と呼ばれる事業だ。
業者ルートの拠点である全国のローン推進室を、住宅ローンの相談業務などを手がける100%子会社「エム・ユー・ローンビジネス」に集約する案が有力だ。
住宅ローンは貸し倒れが少なく、銀行にとっては優良資産だ。顧客との貸借関係が長期にわたることから、金融商品の販売や、資産運用の助言など幅広い商売につながりやすい。
このため、個人業務での収益向上をねらう各行が住宅ローン事業の拡大を図っている。三菱東京UFJ銀は、専門に扱う別会社とすることで、銀行の取引関係にこだわらず事業の拡大を図る考えだ。
(2008年1月21日3時2分 読売新聞)より転載
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