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東京航空交通管制部でシステムダウン、全国で発着便に影響
搭乗者の対応に追われる航空会社の職員ら(18日午後7時過ぎ、羽田空港で)
18日午後4時30分ごろ、国土交通省の東京航空交通管制部(埼玉県所沢市)でコンピューターの管制システムの一部がダウンし、レーダー画面に航空機の便名と目的地が表示されなくなるトラブルが発生した。
システムは午後6時10分過ぎに復旧したが、羽田空港などで一時、離着陸制限を行ったため、全国の空港で発着便に影響が出た。
同じシステムでは2004年4月にも、プログラムミスによるシステム障害が発生するトラブルが発生しており、国交省は、詳しい原因を調べている。
同管制部は本州を中心に日本の空域の約70%を担当。国交省によると、ダウンしたのは「航空路レーダー情報処理システム」(RDP)で、航空会社などが提出した飛行計画の情報を航空交通管理センター(福岡市)から受け取り、レーダー画面上の機影に重ねて便名などを表示している。今回は、RDPにつながる回線に何らかの不具合が生じ、情報が送られなくなったという。回線にバックアップ用はなかった。同管制部や各地の空港では、便名と目的地を手作業で入力する運用に切り替えて対応した。
同管制部を巡っては、03年3月にも、別のシステムトラブルが発生している。
羽田空港では18日夕方以降、離陸間隔を通常の2分から最大10分に拡大し、同日夜までダイヤが乱れ、計80便が最大で1時間15分遅れた。成田空港でも国際線を中心に計82便が最大2時間遅れている。羽田に約40分遅れで到着した便に乗り合わせた、千葉県大網白里町の自営業男性(53)は「原因が説明されなかったので不安だった」と話していた。
(2008年2月19日02時14分読売新聞)より転載
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