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宇宙でも快適に…特別仕様「宇宙普段着」を開発
日本女子大の多屋淑子教授(右から2人目)らによって開発され、3月のスペースシャトルのフライトで土井隆雄宇宙飛行士が試着する宇宙普段着
11日打ち上げの米スペースシャトル「エンデバー」に搭乗する宇宙飛行士の土井隆雄さん(53)が、宇宙で快適に過ごせるようにと、日本女子大の多屋淑子教授(生活工学)らのグループが、特別仕様の「宇宙普段着」を開発した。
3年がかりで実用化にこぎつけたのは、長・半袖のポロシャツと半ズボン、長ズボン、靴下、下着、上下の運動着の計8点。
無重力状態で力を抜くと、腕が自然と前に出るため、開発したポロシャツや運動着などは、この姿勢に合うよう肩に余裕を持たせ、丸みをつけた。
さらに、素材の綿にポリエステル繊維をほどよく混ぜることで、汗を素早く吸収してすぐ乾き、汚れにくくした。機内の電子機器に悪影響を及ぼさないよう、衣服に金属繊維を織り込み、静電気の発生を防ぐなどの工夫も加えた。
国際宇宙ステーション滞在中の普段着は、宇宙飛行士の私物で既製品が多かったが、無重力では、すそがめくれ上がって着心地が悪く、汚れも目立っていた。
土井さんが16日間の宇宙滞在中に着心地を確認し、今年12月にも始まる若田光一さん(44)のステーションの長期滞在でも、衣服の面からサポートしたい考えだ。
(2008年3月3日10時36分 読売新聞)より転載
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