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新素材カーテン 部屋焼け防ぎ、しっかり採光
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新しく開発された糸、ウェーブロンUVを使った薄地カーテン(東京・世田谷区のシンコー自由が丘ショールームで)

 紫外線(UV)が強くなる季節。窓辺の家具やフローリングが変色するなど「部屋の日焼け」も気になるところだ。最近は、光を遮らないレースなどの薄地カーテンで、UVカットの性能を表示した製品も増えている。ガラスにフィルムを張る方法もある。

 寝室などを暗くするために使う遮光カーテンもUVはカットするが、日光そのものも遮ってしまう。編みや織りの密度や糸の性能を高めた薄地カーテンで、日光を取り入れながらUV対策ができる製品が最近は普及してきた。

 リビングデザインセンターOZONE(東京)の堀内優子さんは「室内に日光は取り入れたいが、家具やフローリングの変色、肌の日焼けは気になるという人は多いようです。ひさしがなく、窓の大きい住宅が増えたことも、普及の一因では」と話す。

 先駆けになったのは、光を反射させる糸を使って室内を見通しにくくするなど、プライバシー保護をうたった製品。こうしたカーテンのUVカット性能をさらに高めるため、新素材の研究開発が進んだ。例えば、帝人ファイバー(大阪)の糸「ウェーブロンUV」は特殊な形状で光を乱反射させるほか、UVを吸収する薬剤を含有している。

 UVカット性能の表示も進んできている。インテリアメーカー「シンコールインテリア」(東京)は昨年6月から、商品カタログで薄地カーテンにUVカット率を表示。カーテンをしない状態と比べたカット率を、〈1〉60%以上〈2〉60%未満40%以上〈3〉40%未満に分け、どのレベルかを表示。同社カーテン部の平野宜正さんは「60%以上であれば、直射日光の強い窓や室内の日焼けを防ぎたい場合におすすめです」と話す。

 リリカラ(東京)は、〈1〉70%以上〈2〉70%未満50%以上〈3〉50%未満という分け方を採用。川島織物セルコン(京都)や住江織物(大阪)では、A、B、Cで表示している。

 ただ、UVカット性能を表示したものは、デザインの種類がまだ多くない。堀内さんは「デザイン性も重視したければ、カーテンレールを1本増やし、UVカット率の高いものを外側に、デザインのしゃれたものを室内側にする2枚掛けの方法もあります」とアドバイスする。

 UV対策には、窓ガラスにフィルムを張る方法も有効だ。住友スリーエム(東京)の多機能ガラスフィルム「ピュアリフレ」は、UVカット率が99%。飛散防止や防虫などの効果もある。特約店による工事費を含め、価格は1平方メートル当たり1万4700円。同社では「フィルムを張るのに適さないガラスもあるため、まずは相談をしてください」と話している。
(2008年4月22日 読売新聞)より転載


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