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環境

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中国の大気汚染影響、日本の光化学スモッグ増加の恐れ
 経済成長の続く中国で排出される汚染物質の影響で、将来、日本の光化学スモッグの発生が増える恐れがあることが、海洋研究開発機構の研究でわかった。


 予測によれば、スモッグの原因となる地表近くのオゾンの濃度が、2020年の夏は00年に比べて10%増えるという。

 オゾンは、火力発電所や工場などから排出される窒素酸化物に太陽の光が当たるとできる。目の痛みや呼吸器障害を引き起こすため、オゾン濃度が高まると、自治体が光化学スモッグの注意報や警報を出す。

 機構は、中国や米国の研究機関が予測する将来の中国のエネルギー消費量を基に、窒素酸化物の排出量を推定。コンピューターで、日本や中国のオゾン濃度がどう変化するか計算した。

 その結果、中国の2020年の地表オゾン濃度は、濃度が最も高くなる6月に00年より25〜30%も増える。オゾンは上空の風に流されて日本に到達するため、日本の20年6〜8月のオゾン平均濃度も、00年より約10%上昇。オゾン濃度が国内の環境基準を超える時間も、20年は00年より12ポイント高い33%に増加する。

(2008年4月28日10時56分 読売新聞)より転載

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